ARTIFACT ―人工事実―
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 最近、Weblogを始めた竹熊健太郎氏のサイトで、手塚治虫氏に関するエピソードがいろいろ語られています。
たけくまメモ: 手塚伝説(その1)禁断のプライヴェート篇
たけくまメモ: 手塚伝説(その2)お仕事篇
たけくまメモ: 手塚伝説(その3)逃走篇
たけくまメモ: 手塚伝説(その4)アニメ篇その他
 手塚氏らしいエピソードが一杯。
 逃走編のこれはすごすぎ(笑)。

●新しく手塚番になる編集者には、編集長から「常にパスポートと数十万の現金を用意しておけ」と言われたという。先生がふっとトイレに行くふりをして、海外まで逃げることがあったからである。

 さて、自分も手塚ネタを一つ。人に教えてもらったのですが、「手塚治虫 赤旗」で検索するとこんな楽天広場のサイトが見つかります。
日本共産党 佐藤まさゆき - 日本共産党…
 この方は共産党員で、昔赤旗(現あかはた)の記者をしていて、手塚番をしたことがあるそうです。
はてなダイアリー - 日々是アンニュイで指摘があったんですが、この人は1967年生まれで、赤旗連載時は60年代初期なので手塚番はできません。手塚治虫氏が亡くなった時にこのような赤旗の記事が掲載され、それをネットに掲載したのかもしれませんが、何がソースなのかは厳密には不明です。

 「赤旗」だけが例外でした。奥さんが来訪を告げると、仕事を「赤旗」用にきりかえました。「他社からうらまれます」というと、手塚さんは答えました。「『赤旗』のようなまじめな新聞にかかせてもらえるだけでうれしい。他社のは仕事、『赤旗』のは僕の気持ち」。
 事実、手塚さんは原稿料を受けとりませんでした。連載中ずっとプールし、終わったとき離島にテレビを贈ることにしました。手塚さんの発案でした。仕事の打ち上げに、編集長命で一席設けました。大衆的なトンカツ屋でした。後日、手塚さんは筆者を高級ステーキ店に呼び出しました。「礼しなきゃ」。
 「やさしくてヒューマンで、まじめ」。手塚さんの人柄そのものですが、実はこれ、手塚さんが「赤旗」にいつも使った言葉でした。

 共産党シンパだというのは聞いていましたが、ここまで激烈なシンパだったとは。

 共産党シンパだったから、手塚治虫氏は国民栄誉賞はもらえなかったという説もあります。
国民栄誉章は手塚治虫の夢を見たか
 なお没後に勲三等瑞宝章は受賞しています。
asahi.com : 飛べ! 鉄腕アトム-手塚治虫の世界 漫画年史

 とこういう情報があると、下の掲示板のような人たちを大喜びさせそうなんですが、フィクションから政治思想しか読み取れないというのはもったいない話です。
チャンネル桜 | 掲示板 日本を代表する漫画家故手塚治虫氏は左翼。



ぬいぐるみ ハウルLAWSON ぬいぐるみ ハウル
 ジブリと組んでいるLAWSONが『ハウルの動く城』のハウルのぬいぐるみを出したんでしたんですが、これが作品中の姿と似ても似つかぬビジュアル。でも、かわいいからこれはこれでアリなんじゃないのと思ってました。

GFR BLOG.: さんスマ
 ところが、このぬいぐるみを紹介した先では非難囂々(笑)。金髪の葉加瀬太郎とか言われ放題です。
 このぬいぐるみ情報を教えてくれた女性は「絶対怖い! かわいいなんておかしい!」と主張。とりあえず身近な人に確認したところ、男性はかわいい、女性は怖いという形で別れるという結果に。という訳で、皆さんこの人形をどう思ったか教えてください(笑)。

 どうも人形のかわいいと怖いは男女差が激しいのではないかということになって談義したのですが、その時意見がわかれそうだろうとして挙げられたのがBlythe。

blytheBlythe
 Blytheは夜にいつのまにか動いてそうなイメージです。こんなのが集団で動いたらホラーホラー! この眼が怖いんですよね…。

momokoDOLL.com
 momokoDOLLもどちらかといえば怖いですが、デフォルメがきつくない分、怖さは低いかなあと。



SPA!表紙 SPA!の年末恒例「ジャンル別(裏)ベスト10」で「裏ネットニュース」ジャンルのニュースセレクトとコメントをしました。「ライトユーザーと負け犬男で沸いた、裏ネットニュースベスト10」という見出しで、一位はやっぱり「電車男」に。めたるまん山崎氏が「有名人ブログ」記事でコメントをしていて、眞鍋かをりのメガネネタでちょっと話題が被っていたのが(笑)。

 記事を読んでいたら、長澤まさみが私家版ベスト10の4位に「山田悠介の本に出会えた」とコメントしていて衝撃。『リアル鬼ごっこ』のあと、山田悠介氏の小説が出版されていて、いったい誰が読んでいるのか不思議だったんですが、珍しく読者が見えた例でした。
ARTIFACT ―人工事実― | 『リアル鬼ごっこ』はなぜ売れる?

 他の記事だと「[新興金持ち(ニューリッチ)男]のココが嫌いだ!!」が面白かったです。IT系ベンチャーの金持ちは、元オタクのモテない君がお金を出せば女の子にチヤホヤされることを知った寂しい人たち、だから幼稚なオレ自慢(自分が一番好きだから)しかできないんです、ということが延々とレポートされていて切ない思いになれました。

 あと、「'04年[H系カルチャーの王道]徹底研究」で、18禁同人誌の話題があったんですが、他のH系カルチャーが男性向けなのに、まんだらけの同人誌ランキングだから女性向けがまじっていたのに笑ってしまいました。男性向けならとらのあなやサンオーでしょう。



はてなダイアリー - ことこ・本と花びら大回転! わたくしは文章が書きたいのです。読みたいのです。
まごまご日記 ver 2(2004-12-04)
はてなダイアリー - しゃべりたがる私のINPUT★OUTPUT 「文章」への愛着

 Weblogになってから、読み応えのない文章が増えたという話題。見ているところが違うせいでしょうが、印象が逆なのが面白かったです。この場合の「Weblog」は、従来の日記のように日付主体ではなく、タイトルと本文があるスタイルだと思うんですが、自分の場合、そのせいできちんとした文章を書かねば!と思うようになったのです。
 なんで、そういう感覚が生まれたかというと、一つの記事につき、HTML一個を生成するなんてもったいない!なんて感覚があるんですよ。これは、Movable Typeが話題になった当初言われてましたが、短い文章でも一つのHTMLが作られるとサーバーの容量を圧迫して勿体ないと思ってしまうからなんですよね。最近は容量も増えましたが、昔は20MBとか平気であった訳で。だから、一つの記事につき、しっかり書かないといけない…と思うようになっていったという。
 結果、以前書いていたような気楽な文章が書けなくなって、トップページに手書きで書いたり、短文専用のTopicを作ったり、試行錯誤した結果、はてなに書くというスタイルになりました。

 で、Weblogが増えるに従って、読み応えのある文章が増えたなあと思っていたんですが、上のようなことを書かれていた人たちは、テキスト庵などが出てくるのでテキストサイト的な文化圏の視点で見ている感じがしました。
 テキストサイトだと、文章は「面白い」に重点が置かれてますよね。この「面白い」というのは「笑える」などエンターテイメント性だと思うんですが、自分の場合、ネットで読む文章は、自分が考えることに参考になったりする考察などを好んで読むことが多いです。Weblogが普及してからそういう文章が増えてよかったなあと思ってました。エンターテイメント性の高い文章も好きではあるから読みますけど、同じサイトを継続して読むことは少ないですね。特にエンターテイメント性の高い文章はフォーマットが決まっている場合が多く、それだと特に飽きやすいのです。
 テキストサイト界隈では「面白い文章じゃないとトップに置いてはいけない」という意識があって、そのために更新しづらくなるということがあったようです。昔のテキストサイトは本サイトの他に日記サービスを使うというパターンがあって、この意識のために、本サイトはあまり更新しないのに、日記サービスはよく更新するというのも見受けられました。この現象を本サイトは奥さん、日記サービスは愛人みたいに喩えるのも見かけましたけど。エンターテイメント性の高い文章を書くにはかなりの気合いが必要ですから、どうしてもゆるい方向に流れやすいのでしょう。
※上のテキストサイトの意識話は下で書かれたことを参考にしています。正確には正室と側室という喩えでした。
はてなダイアリー - 果てのハテノ星雲

はてなダイアリー - しゃべりたがる私のINPUT★OUTPUT 「文章」への愛着

アクセスが伸びても、リンクしてくれる人、トラックバックしてくれる人が増えても、それは「とこりの文章」が読みたい人は実はほんの一握りで、たいてい私が提供した「情報」が目的なんだよね。その情報っつーのも「素顔の戦隊ヒーロー」とか「マツケンサンバ」とか、どうひいき目に見ても有意義とは言えないネタばかりだし......(汗)。

 これは確かにあって、今閲覧者が求めているのは「情報」なんですよね。ちょっとした息抜きに楽しめる情報や、ちょっと賢くなったと思える考察(これも広い意味で情報)。一つのサイトが継続して読まれる率というのは昔に比べるとすごく下がっている印象を受けます。リンク先をちょっと見てなるほどと思ったら、次のページに。

 しかし、上で挙げた記事ではmixiの日記のゆるさが批判されてましたが、mixiはゆるいから面白いのに、そこでもきっちりとした文章書いて!というのはきついような…。どんな場所でも、気合いを入れて文章を書いていたら、神経が張り詰めちゃいます。

 ふと思ったんですが、これって同人誌で漫画が減って、イラスト本やラフ本ばかりになったことを嘆く話に似てますね。でも、趣味なんだから、好きなスタイルでいいと思うんですが。漫画のように「作品」と見られるようなものを作りたいと思っている人は作る人は作るし、ゆるいスタイルを続けて、そこから「作品」にまでする人も出るだろうし。趣味に「こういうスタイルでなければならない」と縛りを作ってしまうのは勿体ないです。
 趣味だから気を抜くとゆるい方向に流れてしまう、だから自戒せねば、ってのはわかるんですが、それは人に要求するものではないと。

 余談ですが、上の話題に辿り着いたのは、
はてなダイアリー - 香雪ジャーナル はてなダイアリーは「blog」(ブログ)なのか
 からリンクを辿っていったからです。WeblogはPermlinkがあることによってリンクしやすくなり、話題が追いかけやすくなったという利点を感じた例でした。TrackBackも話題を追いかけやすくする利点がありますけど、やはりPermlinkのほうが一番の利点だと感じますねえ。



UPLINK GALLERY | 12/10(金)?1217(金) 「ワラッテイイトモ、」再上映会!
 12/17まで江戸川橋のUPLINK GALLERYで上映されているそうです。なお15日は定休日だそうです。このUPLINKのサイトはMovable Typeで構築されていて、TrackBackが送れるというのが面白いです。
ワラッテイイトモ、
ARTIFACT ―人工事実― | 『ワラッテイイトモ、』鑑賞レポート
 ちょうど1年前なんですね。


About

1997年から運営している個人サイト。2002年にブログ化。オタクネタを中心で書いていたが、最近はウェブサービスの話題が多い。
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旧Movable Type版(2002/12から2006/11まで)
2002/12以前

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