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2005/06/23

この記事へのリンク 「頭のいい秀才くん」と「村の中での対人能力だけが高い人」という存在

My Life Between Silicon Valley and Japan - 「これからの10年飲み会」で話したこと、考えたこと
 「頭のいい秀才くん」タイプの価値は下がっていくという梅田望夫氏の話が面白かったんですが、この「頭のいい秀才くん」というのが一体何なのか、というのは明確になってません。そこで、どういう人間なのか、自分なりに考えてみました。

 たくさん情報を入手してため込むことはできるが、それらの情報を総合的に把握することはできない、大量の情報の中から意味のあるものや新しい流れを見出せない。要は価値判断ができない。価値判断は結局他人がどう思っているかに依存している。そういう人たちは新しい発想をすることはできない。できないどころか、下手すれば新しい発想をつぶす側にまわる。
 これはあくまで自分の考える「頭のいい秀才くん」像です。

 梅田氏の考える「頭のいい秀才くん」像の一端が伺えるのがこちらの記事。
My Life Between Silicon Valley and Japan - 「勉強能力」と「村の中での対人能力」
 これは自分も漠然と考えていたことなので賛同。

「勉強能力」と「村の中での対人能力」みたいなものさえあれば楽しい仕事人生を送れる、という選択肢が、ここ数十年の日本社会にはかなりあった。
 梅田氏が使ってない表現を使うならば、社内政治に長けた人たちが幅をきかしていた、だと思いました。

※この話題はまだ継続してます。
My Life Between Silicon Valley and Japan - 「知の創出」のコモディティ化への戸惑い

今のグーグルの技術陣ってのは、「対人能力なんてものは要らんのだ、頭さえよければ」というタイプのハッカーにとっての「最後の楽園」という感じがする。

 これを見て、最近のGoogle AdSenseのトラブルを繋げてみてしまったり。あれは人間相手の態度ではないし。
新佃島・映画ジャーナル : Google AdSense顛末記(十)
たけくまメモ: 【驚】Google AdSenseからの契約破棄通知
たけくまメモ: 【業務連絡】Google AdSenseのリンクを停止

 で、これを読んで、昔自分が書いた文章を思い出したので、ちょっとアップ。以前勤めていた出版社の社長から、出版産業に関する課題図書(名前を忘れた)を読んで感想を出せと言われたものの、その書籍に興味をもてなかったので、自分が考える今後の出版社について書いたという。当時、自分の考える「頭のいい秀才くん」タイプの人たちがまわりにたくさんいて(官僚とか言っていた)、それにうぜー!と思い、こういう文章になったので、自分の中では思いっきり関連してます。
 2001年9月に書いたものなので、大手出版社とデジタル化など今では意味のない論もありますが、最後の辺りなんかは、ブログを彷彿させます。

―――――――――――――――――――――――――
■はじめに/まとめ
 かつての出版というのは、大きな影響力を持つ媒体であった。しかし現在では、影響力を持った媒体はテレビであり、新聞であり、それを脅かす存在としてネットがある。
 新古書店の台頭は、人々が書籍に出していいと思える金額はあの程度であるということを端的に示した。娯楽の少なかった時代ならともかく、現代では多数の娯楽があるわけで、本に二千円などの金を払うのはバカらしいと思っている訳だ。
 自分は、出版が大きな影響力を持った時代を過ごした出版人のような幻想を持っていない。だから、「出版でないとダメ」というこだわりはない。自分が考えることを他人に伝えられれば、出版でもネットでもなんでもいい。もちろん、それが商売にならないとしょうがないが。どうしても紙媒体で出したいのなら、同人誌という手段だってあるのだし、取次に載せて…という既存のルートにこだわるつもりはない。
 以下の論は個別論である。

■デジタル化にどう対応するか?
 出版において、作業工程のデジタル化は急激に進んでいる。大手出版社では、大きすぎるため、一挙に作業工程をデジタル化できないという弊害があるが、中小では完全なデジタル化をはかりやすいという利点がある。また、実際にデジタル化を運用する人材だが、大手は人材がいなくても、金で技術がある外注を使える。しかし、中小は人材で勝負しないとどうしようもないのだから、人材の選別はいきおい重要となっていく。中小は企業サイズによる機動力を活かすしかないだろう。

■今後必要な人材
・プロデューサー志向の編集者の必要性
 一般書籍ではかなり普通に行われているが、マイノリティー相手の専門書籍においても、プロデューサー志向を持った編集者が必要になってきている。わかりやすい例でいえば、大塚英志である。彼は、編集ではないが、自分の著作物をいかに売るか?ということに対して、大変意識的だ。現時点で人気のないものでも、それらを組み合わせて売れる作品を作るといった発想を編集は持つべきである。
・技術的知識を持った編集者の必要性
 プロデューサー的編集が考えた企画を実際に動かす編集は、DTPなどのデジタル技術に精通している人間が望ましい。写真やグラフィックデザインは専門家に任せるべきだが、それを最終的に統合する編集者は、それを扱う知識を持ってないといけない。それがない場合、自分のビジョン通りの書籍を作り上げることができない。
・精鋭による少人数チーム編成が理想
 両方の素養を持った人間がいればベストだが、片方ずつあればその人間は有用だ。上から言われた仕事をこなすだけの人間や、創意工夫のできない人間は必要ない。以上のことは出版に限らず、ゲームやネットなどでもいえる話である。

■インターネットとどう共存していくか?
 出版はインターネットと競合しているが、どのように共存していけるか? インターネットで一番需要があるのは速報性の高いニュースである。ユーザーが強く興味のあることであったら、モニターで読むという不便性を無視してでも情報を読む。自分の感覚として、ブラウザ2画面程度の情報だったら、わざわざ紙で読む必要性を感じない。
 印刷媒体は、ネットのスピードで勝てる訳はない。しかし、ネットの情報というのは玉石混合であるし、精度も不確かなものが多い。情報の質を検証し、整理する役目というのが、出版に残された役割だろう。その最終的な出力結果が、印刷ではなく、ネットになる可能性もあるが、それはネットで金を稼げる構造ができてからだろう。

■我々が前提としなければならない条件
・人は文字を積極的に読もうとはしない
 かつて評論家という人種がオピニオンリーダーとなっていた時代があった。しかし、今では長文を発表しても、読むのは限られた人間だ。昔は、そんなエリートたちを押さえれば、世論が動くといわれていたが、そんな時代は終わってしまった。
・しかし情報は求める
 文字を読まなくなったといっても、情報を求めなくなった訳ではない。人々は興味がある事件が起きれば、それに関する情報を貪欲に集めるから、文字情報も求める。そこで重要視されるのは、情報量と的確な分析力を持ったわかりやすい解説だ。かつてのように、長文でわかりづらい文章を書く人間は学会のように特殊な場でしか必要とされない。

2005/05/27

この記事へのリンク 昔書いたブログ論ピックアップ

strange ブログは終わった
 コメント欄がすっかり遊び場と化しているんですが、

# rna 『ネット系の話題だと「気まぐれコンセプト」でネタにされた時点で終わった感を感じてしまうのだけど気のせい?』
 これを読んで、
ARTIFACT ―人工事実― | ホイチョイがblogと言い出せばblogブームも本物だ
 を書いたのを思い出しました。2003年5月に書いたものなんですが、この頃が一番ブログ論を書いていた時期でした。
 しかし、糸井重里氏は絶対「ブログ」について触れると思ったのに、いまだに触れてないんですよねえ。本人のポリシーが「他人にサイトをいじらせない」らしいので、それはそれで納得なんですけど。

 さて、最近ブログ話の認識が2年ぐらい前に戻っているという恐ろしい事実が判明したので、昔の自分のブログ話をメモしてみます。今回の直接の話題は、こちら辺りから辿るのをお勧め。
「ブログの終わり」? それは「キャズム」を越え、一般化・大衆化によって薄まった時代の到来 [絵文録ことのは]2005/05/26
BLOG界の出来事:◆BLOG界隈最近の動向

 今回わかったのは、ホスティングサービスでブログを始めた人たちと、ブログツールをインストールしてブログを始めた人たちの間には溝があるんだなあということ。第n次ブログブームか考えてみたんですが、第一次はMovable Typeをインストールして使い始めた人たちで、それを見て面白がったIT企業の人たちがブログホスティングサービスをスタート、ブログホスティングサービスで始めた人たちが急増、マスメディアも注目して第二次ブーム発生って感じですかね。
 日本の個人サイト文化を知らずについ失言してしまったm.e.s.h発のブログ騒動に始まったブログブームはここで終了しました!
30秒でわかるブログの始まりと終わり | 砂上の賃貸

diary.yuco.net - そろそろ、m.e.s.h.に始まる「自分の周りだけが"ブログ界"全体だと思う症候群」に名前をつけた方がいいような気がする
 セカイ系ブロガー。

 なお、ブログ騒動がわからない人は、
ns*Wiki - weblogとはなにか?? 紛糾、blog VS テキストサイト
 このWikiにまとめられたものを読むか、

4798106577教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書
ばるぼら

翔泳社 2005-05-10

Amazonで詳しく見る
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 これを読んでおけ!ってことで。

 今から考えると信じられないかもしれないけど、2002年11月当時、「ブログ」(当時はWeblog/blogという表記が多かった)というのは、日本の個人サイト運営者にはすごいマイナスイメージで、流行るとは思いませんでしたよ。あと「ブロガー」なんて単語に対しても、嘲笑の意味が入ってました。Movable Typeも、こんな面倒なツールは流行らないだろうなあと思っていました。
ARTIFACT ―人工事実― | Movable Type導入記
 当時の感想。
 で、現実はそうじゃなかったと。なぜ、こんなに流行ったのかは、考えてはいるんですけど、それは今回パスということで。

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2005/05/26

この記事へのリンク 週刊文春の『MASTERキートン』絶版記事を考えてみる

MASTERキートン (1) 5/19に発売された週刊文春に「超人気マンガ「マスターキートン」突如消えた不可解な理由」という記事が載っていると聞いて、読んでみたんですが、なんか事情が複雑なようで。いろいろな情報を調べてみた感想としては、週刊文春の記事は、浦沢・長崎サイドの情報に偏っているなあというものでした。
 まず週刊文春に掲載された記事の内容はこちらに詳しいです。
人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由。 Narinari.com
 砂上の賃貸のにっくさんが、この週刊文春の記事を受けて、ネットで噂されている様々な情報をまとめていました。
週刊文春のMASTERキートン記事は果たして真実か 〜浦沢直樹・長崎尚志・雁屋哲をめぐる様々な噂 | 砂上の賃貸

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2005/04/12

この記事へのリンク 銀座線いろいろまめちしき

地下鉄銀座線のいろいろ
 銀座線といえば、日本で一番歴史のある地下鉄です。そんな銀座線にはいろいろなエピソードがありますが、そんな話をたくさん紹介している地下鉄マニアなら必見のサイト。といっても銀座線を使ったことのある普通の人なら誰でも楽しめます。
 有名な旧新橋駅や万世橋駅や、現在暗渠となっている渋谷川など。銀座駅にまだ爆撃のあとがあるとは知らなかったです。

幻のトンネル・連絡線
 別々の地下鉄路線を繋ぐ連絡線を紹介。

戦前着工した丸ノ内線
 丸ノ内線は第二次世界大戦後に開通してますが、工事の着工自体は戦前だそうで。

地下鉄13号線
 東京の最後(のはず…)の地下鉄、地下鉄13号線について。有楽町線の新線池袋から早稲田、新宿三丁目、千駄ヶ谷と山手線の東側を通り、渋谷に繋がります。東急東横線の渋谷駅は地下になるそうです。東急文化会館を壊したからてっきりあそこにできるものだと思ってました。

東京地下鉄>13号線 [未来鉄道データベースより]
 地下鉄13号線の開業は2007年度で意外と近いという。

2005/04/08

この記事へのリンク 3D萌え最前線『らぶデス』

らぶデス ~Realtime Lovers~芹川綾乃らぶデス(18歳以上のみ) Amazon
 アニメ的な2D絵を3Dポリゴンで再現するギャルゲーとしては、ナムコのPS2『ゆめりあ』がありましたが、それを越えるビジュアルを持ったタイトルが18禁で登場。4/15に発売だったんですが、4/28に発売延期だそうです。
 開発したのはTEATIMEで、ここは以前から2Dライクな3Dポリゴンに力を入れてます。ここはSIDE-AとSIDE-Bという開発チームに別れていて、SIDE-Aは低スペックで動く非リアルタイム(動画とか)のタイトル、SIDE-Bは高スペックで動くリアルタイムのタイトルという分担。
 『らぶデス』を開発したSIDE-Bは以前も『セイクリッド・プルーム』、ぢたま某氏がキャラデザを担当した『メイデン☆ブリーダー2』といったタイトルをリリースしていて、それらもかなり高度なビジュアルだったんですが、特に今回の『らぶデス』は何も言わずに静止画像だけ見せられたら、3Dというのは気付かなさそうなレベルのビジュアルです。『ゆめりあ』を開発したナムコのこの手の路線の最新作としては、『アイドルマスター』になるんでしょうが、グラフィックに関しては『らぶデス』が突出してます。

【Game-Style】『らぶデス 〜Realtime Lovers〜』特集

ゆめりあ ゲームに登場するキャラクターと背景は、すべて3Dでリアルタイムレンダリング。登場人物の動きに力を入れて「仕草萌え」を追求したそうです。『ゆめりあ』の時は「動き萌え」でしたが、「仕草萌え」のほうが的確な表現ですね。
GAME Watch ナムコ、“動き萌え”を実現した3D恋愛ADV「ゆめりあ」。主題歌も歌う“モネ”役の有島モユさんと“吾妻みづき”役の浅野真澄さんに魅力を聞く

若宮真帆 推奨環境はCPUがPentium4 1.3GHz以上で、メモリ512MB以上、ピクセルシェーダー2.0に対応したDirectX 9世代のビデオカード。2万円ぐらい出せば、推奨ビデオカードは買えるのかな? ピクセルシェーダーの最新は3.0ですが、3.0対応ビデオカードはまだ少ないので現実的なところですかね。ともあれ、TEATIMEはこの技術力を持ってぜひ次世代Xboxに参入すべき!
 自分のマシンでどのぐらい動くかを確認したい人はこちらのベンチマークソフトをどうぞ。
ベンチマーク「セクティービーチ」ダウンロード

 比較参考用に『ゆめりあ』のも。そういえば、Windows版が出そうで出なかったですねえ。
AKIBA PC Hotline! ギャルゲー系3Dベンチ「ゆめりあベンチマーク」がデモ開始
ゆめりあベンチマーク

LOVE&DESTROY ところで『らぶデス』というと桂正和氏がイラストを担当していたPS『LOVE & DESTROY』を思い出します。


 現在、2DテイストのCGの追求はゲーム業界の方が盛んですが、映画『アップルシード』のように映像方面でどの程度進出していくのかが興味深いところです。

※『らぶデス』のキャラ画像はフリー素材として配布されているものを利用しました。画像の著作権はTEATIMEにあり、無断転載を禁止します

2005/04/07

この記事へのリンク ネット言説の「声の大きさ」

 ネット言説において「声の大きさ」という認識をすることがあります。これは「影響力」といってもいいんですが。
 なんで、そんなことを考えたかというと、
ARTIFACT@ハテナ系 『メテオス』好きな人たちを批判する人たち
 はてなで書いたこの記事が、いろいろなサイトで取り上げられたからでした。この話題は、はてなダイアリーの方を読んでいる人(1日2000人程度)だけに伝わればいいやと思って書いたネタでした。もちろん、はてなに書いている話題はもともとそういう意識が強いんですが、中でもこの『メテオス』の話は重視している問題ではなかったのです。だから、もともとの話題の声の大きさに対して、はてなの読者人数ぐらいならちょうどバランスがいいだろうと思ってました。ところが、いろいろなサイトで紹介される内に、どうも自分の声のほうが大きくなってしまい、「想定の範囲外」に。正確には、大きい声だと認識している人が増えたように自分は感じた、です。自分では小さな声を出したつもりだったんですが、リンクされたことによってパワーバランスがひっくり返ってしまったという。自分のサイトがもともと1日数万人とか読むようなところなら、各所からリンクされても誤差の範囲だったんでしょうが、1日2000人程度ですからねぇ。それが急に1万人とかに増えたという。
※この話は、だからアクセスの多いサイトはリンクに気を付けて欲しい、なんて言っている訳ではなく、あくまで人がネット上の言説の声の大きさをどう認識しているかという分析です

 でも、人が認識するネット言説の「声の大きさ」というのは、その言説を「読んだ人」の数ではありません。だってそれはこうやってサイトの管理人にしかわからないし。閲覧者からみた「声の大きさ」というのはあくまでイメージであり、そのイメージは閲覧者が、その言説をどれだけの人が読んだかと想像する数によって決まります。
 その想像の材料となるのが被リンク数。以前だったら、閲覧者が認識できる被リンク数というのは、あくまで自分のネット巡回先でのリンクでした。しかし、最近ではTrackBackのおかげで被リンク数も第三者にわかりやすくなりました。また、はてななら、たとえその話題にリンクしなくても、その言説に特徴的なキーワードを使えば、言及者の数がわかります。
 面白いのが、ネットにおいては、その言説に関して積極的に興味を持ってない人でさえも、話題の普及に一役買ってしまうのが顕著になること。ネットというのは、オープンなため、ごく一部が盛り上がっているというのは認識しやすい(視野に入りやすいともいう)。そして、その人が「ごく一部で盛り上がっているけど…」とサイトで取り上げれば、それもまたこの被リンクにカウントされていって、どんどん話題が広がっていくという。これが会話だったら、その場で終わってしまい、第三者には伝わらないんですが、ネットでは第三者にも簡単に伝わるために、話題の普及に貢献すると。冒頭の事例はまさにそれを地でいってました。

 もともと、言説というのは、言及されることによって、言説が強化されていくんだけど、WEBが普及してから、個人の言説に個人が言及できるようになり、ブログのコメント欄やTrackBackなどで言及の数が明示的になったために、この抽象的な「声の大きさ」というのが具体化してきたということで。

2005/03/14

この記事へのリンク 個人ニュースサイトを運営する楽しさはソーシャルブックマークに吸収される

 よく、なんでURLを羅列した個人ニュースサイトを運営するのか? 何が楽しいのか?という疑問を、あまりネットに慣れてない人から聞くことがあって、自分の場合は自分が考えるための材料のメモだと答えたりしていたんですが、それは全般にいえることではないなーと思ってました。

個人ニュースサイトは情報のパシリとして必要不可欠|240雑記
 でも、この記事で書かれていたことがしっくりきたので紹介。

3.人を唸らせたり爆笑させるような文章力やセンスはないけど面白いと思えるものを共有したい
 こういった楽しさは今後はてなブックマークMM/Memoといったソーシャルブックマークに吸収されていって、旧来のサイトスペースで運営するタイプのサイトは減ってきそう。
 MyClipはあくまでブログの補完的ツールと位置されていたからか、ソーシャルブックマークとは呼ばれてないですが、これも今から考えると性格はかなり近いですよね。だから、MyClipが始まった当初に「なんで作者のブログに直接に反応せず、MyClipで間接的な反応をするんだ」という批判がありましたが、似たような批判がまた出る可能性はありそうです。

 個人ニュースサイトというのはアクセスが大きなところをのぞけば、閲覧者からすると存在意義を感じにくいです。閲覧者からすれば、アクセスが多い人気サイトだけ見ておけば満足できるし、その他のサイトを見ることはないです。でも、ブログもそうなんだけど、フォーマットとなって、システムの中に入れば、その人のニュース自体は参照されなくても、価値が出てきます。
 個人が手探りではじめたものをみんなが面白いと初めて真似しはじめ、流行になると一定のフォーマットができます。最近のネットで流行ったサービスというのは、こういったフォーマットをシステム化したものなんでしょうね。個人個人がばらばらでやっていると、アクセスが多いページにしか価値が出にくいんですが人が集まりにくいんですが、まとめられることによって、大きな価値が出てくると。

訂正:2005/5/30
 改めて読み直してみたら、誤解を招く表現だったので訂正。「人が多く見ている」だけが「価値がある」「存在意義がある」という訳ではありません。運営者本人にとって意義があるのなら、問題ありません。

2005/03/11

この記事へのリンク うざがられる自分語り

 ある人が日記で、ブログでの自分語りがなぜ嫌われやすいのか、自分以外に語ることがあるのか、ということを書いていて、ちょっと興味深かったので考えてみることに。
 ここでいう「自分語り」というのは、自分の生活に対する話ではなく、映画や音楽などの各種メディア上の作品に対する感想の中で、その対象作品についてより、自分の事情について語っていることが多いものとしておきます。そういうタイプの自分語りが一番嫌われている、というかうざがられていると思うので。

 まず、自分語りがすべて嫌われる訳ではありません。自分語りをしている人に対して興味があるならば、面白く読めます。でも、まったく知らない人の自分語りというのは当然ながら興味は持てません。だから、文章を書いた人を読者がどれだけ知っているか、または興味を持っているかによって、嫌われる度合いが変わってきます。
 ですから、ブログの場合、運営の期間が関係してくるでしょう。始まったばかりのブログの管理人というのは、誰にとっても知らない人。でも、長く続けているブログの管理人ならば、興味を持っている人も多いでしょう。
 以前、自分はサイトで自分語りをしないようにしていると書いたことがありますが、これは自分の書く自分語りに興味を持つ閲覧者がいないと思っていたからで、だから、「情報」や「視点」を書くことにしてました。しかし、ある程度閲覧者層がわかってきた段階で、自分の色を出すようにしてきて、特にはてなでは主観を強めて書くことが増えました。

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2005/01/15

この記事へのリンク 電車男まとめサイトでまとめられているスレの共通点

電車男男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ
 電車男のログ保管庫として有名なサイトですが、このサイトには独身男性@2ch掲示板の他のスレも保管されています。その他のスレというのは、てっきり膨大な過去スレから面白いスレを集めたものだと思っていました。
 でも、サイゾー2004年1月号の『〈電車男〉感動のベストセラー!でも「電車男」は本当にいるの?』という記事で、このまとめサイトができたのは電車男の書き込みが始まる直前だったという指摘があったので、他のスレもまとめて時間軸を整理してみました。以下、日付はまとめられているスレの最初の書き込み時間です。

04/03/05 18:45
125による大虐殺
合コンに誘われて、女性からアプローチをかけられた人の書き込み。これが一番最初。
04/03/07 21:27
◆4eq5Z7UCHM 「今度は私からお願いするね。付き合って下さい」
04/03/07
サイトの表記では3/7から始まったとされている。
04/03/09 16:01
鼻スレ@206 俺が一体何をしたっていうんだ!?
04/03/14 14:17
AT 「好きな人ができたの」
04/03/14 21:25
電車男
04/03/15 13:49
JET 「私みたいな子供じゃだめですか?」
04/03/17 22:30
もぐら ◆nSIj9dk1NQ 「大好き>おまいら」 Part.1
04/03/18 03:12
輪ゴム 「賭け」
04/04/30 00:04
温泉295 「やっとだねー」

 最後のスレ以外、見事に日付が集中してます(笑)。特に3/14から3/18に集中。
 2ch発のまとめサイトは名無しの書き込みがまとめられたものが多く、コテハンスレはよほどのことがないとまとめられません。ここにあるのは全部「コテハンが報告、名無しさんが反応」というタイプで共通してます。
 また、独身男板でよく見られるような悲劇をお互い笑いあうスレはまったくなく、どのまとめスレもちょっと行動を起こしたら女性とうまくいったよというタイプの報告。
 「爆撃」とか「衛生兵」などの軍事用語の多用が気になったんですが、これは独身男性板での一般的傾向なんですかね? それと書き込みした人や相手の情報を「スペック」というのも独身男性板での傾向なのかどうか気になりました。「スペック」のこういう使い方は確かにありますけど、ここでまとめられているスレは妙に多用されている印象を受けたので。

 もともと「電車男=まとめサイトの中の人」説(電車男の時刻表: 中の人=電車男説)というのがあったんですが、まとめサイト全体で見るとその疑惑もなるほどと思えてきます。
 これは推測ですけど、一番最初の合コン話は全然関係ない人の書き込みで、そのスレを見て面白いと思ったまとめサイトの中の人が、独身男板でみんながのりそうなネタ(釣りですね)をいくつか投下してスレを成長させるという計画を立て、一番うまくいったのが電車男だったんではないかなーと。そういう視点でまとめサイトを見ると、まとめられている他のスレのコテハンも電車男と文体が似ているように見えますし。

 「電車男=まとめサイトの中の人」説の理由として、電車男の書き込みがあったあと、かなりはやいタイミングでまとめサイトが更新されていたという指摘があるのですが、Internet Archiveからまとめサイトの過去データは消えているので検証しようがなかったです。電車男の時刻表: 中の人のサイトが発見された経緯によれば、サイト管理者の以前のサイトもInternet Archiveから消えているそうなので、削除依頼した模様。

 いろいろな検証に関しては下記のサイトを。
電車男の時刻表
電車男さんの全発言

48773480342ちゃんねるぷらす Vol.11

コアマガジン 2004-12-22

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4872339339封印された『電車男』
安藤 健二

太田出版 2005-02-26

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4120036065「電車男」は誰なのか―“ネタ化”するコミュニケーション
鈴木 淳史

中央公論新社 2005-01

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美しい日本の掲示板―インターネット掲示板の文化論中央公論新社 「電車男」は誰なのか
 こんな本も出るそうで。著者は鈴木淳史氏。以前、美しい日本の掲示板―インターネット掲示板の文化論を出していた人ですね。以前読んだことがあるんですが、名無しとコテハンの関係を江戸時代の百姓と武士に喩えるなど面白く読めました。まあ、こういう新しい○○は実は日本の伝統にあったんだよ的な指摘は何にでもできるとは思いますけど。
「美しい日本の掲示板」(鈴木淳史著)書評
 梅田望夫氏による書評。

2004/12/23

この記事へのリンク カトキハジメ氏がコンテを担当した『ケロロ軍曹』38話は80年代の香り

ケロロ軍曹 10 12/18に放映された『ケロロ軍曹』の第38話「ギロロ 愛の機動歩兵 であります」「ギロロVS夏美 めぐりあい…も であります」はカトキハジメ氏がコンテを担当するというので、いったいどんなものなのだろうと思って楽しみにしていたのですが、なんと『プロジェクトA子』などの80年代アニメを彷彿させるような話。いったいこれは誰のせいなんだか(笑)。脚本の駿河幸雄という人は、この回でしか出てこないので、誰かのPNっぽいですし。
※この回は左でリンクしているDVDに収録
 『ケロロ軍曹』は宇宙刑事ネタといい、ほんと30代にやさしいアニメですね。そういえば、宇宙刑事のゴロー役の声優が関俊彦で、この人は『学園特捜ヒカルオン』でも宇宙刑事役をやっていたので、自分の中で宇宙刑事声優決定。逆に『学園特捜ヒカルオン』があるから、関俊彦になったという気がしないでもないですが…。
※脳内の捏造ネタでした…。宇宙探偵の556は檜山修之です。

プロジェクトA子 DVD完全BOX 現在の作画レベルで80年代アニメが帰ってきたなあと思ったので、『プロジェクトA子』、『県立地球防衛軍』などの80年代アニメと比較してみました。
 なお、38話全体を見たい人は放蕩オペラハウス12月b過去ログの12/18をどうぞ。

ケロロ軍曹01プロジェクトA子02
 『ケロロ軍曹』10巻の初回限定版につくパワード夏美がアニメで登場。右は『プロジェクトA子』で大徳寺美子が使うパワードスーツ嵐山28号。
Amazon.co.jpで詳しく見るケロロ軍曹 (10) 【初回完全限定版】パワード夏美パック

ケロロ軍曹02 アンドロイド夏美の腕の中からマイクロミサイル。身体からマイクロミサイルといえば『県立地球防衛軍』のカーミ・サンチン(画像発見できず)。

ケロロ軍曹03 やたらと気合いの入ったビグロ+ザクレロっぽいメカ(笑)。今回、メカ作画がやたらと気合いが入っているのですが、原画には仲盛文氏(気合いの入ったメカ作画をするアニメーター。最近だと劇場版Zのメカ作監)がクレジットされてました。

ケロロ軍曹04ダグラム
 ギロロ伍長はダグラムみたいな頭部コクピットの重機動歩兵で出撃。正確にはブロックヘッドのほうが似てますが。

ケロロ軍曹05プロジェクトA子01
 重機動歩兵を攻撃する夏美。右は『プロジェクトA子』で、大徳寺美子の仕掛けたロボットを摩神英子が倒すの図。

ケロロ軍曹06県立地球防衛軍05
 重機動歩兵の攻撃を避ける夏美。右は『県立地球防衛軍』のOPより。ヒロインの名前が思い出せない…。

ケロロ軍曹07 やたらと気合いの入った夏美のミサイル破壊シーン。『エヴァンゲリオン』1話で使徒がミサイルを破壊するカットを思い出します。

ケロロ軍曹08 ラストはギロロと夏美のほのぼのした話で。これが80年代アニメなら、かなりしょうもないオチで落とすところだったのに、その辺が時代の違いですかね。

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2004/11/06

この記事へのリンク 「電車男」とオタク

電車男Sankei Web 「電車男」快走 ネットで誕生、出版10日で20万部
 『電車男』の書籍がかなり売れているそうなので、話題に便乗して昔書いた文章を再掲。
※ 『電車男』が事実かどうかに関しては懐疑派ですので、そういう人間の文章としてお読みください。その辺がわかっていないと思われる反応を見かけたので
―――――――
長いので読むのをパスしていた電車男をやっと全部読んだ。

最初に感じたのは「これって物語というより講座じゃないか?」ということ。脱オタクファッションマニュアルとかあういうのものの総合版。

んでもって、電車男がオタクである必然性をあんまり感じなかった。恋愛スキルのない人間として、アキバ系オタクというのが万人にわかりやすいイメージとしてあるから、それを利用したという印象。『ケロロ軍曹』は良い、エロ同人誌はダメという価値観を押し出してくる辺りも、なんともイヤらしい。

読む前は、安田理央氏の
安田理央の恥ずかしいコラム
『「電車男」はオタクの敗北宣言なのか?』という指摘になるほどと思ったけど、実は生粋のオタクサイトは、最初に軽く紹介したぐらいで、強い反応はなかったと思う。大半のオタクサイトは個人ニュースサイト的で、一つ一つの情報に対する重みが少ないってのもあるだろうけど。

blogmap - 『電車男 Mission.1 緊急指令 「めしどこか たのむ」』に関する詳細情報
blogmap - 『電車男』に関する詳細情報

これを見ると、取り上げ方に5月中旬のブームと、下旬のブームがあるのがわかる。やじうまWatchで紹介された5/26辺りのブレイクがすごい。

強い反応は、下旬からの層に多い印象がある。はてなとかWeblogやっていて、ギャルゲーとかエロゲーは普段プレイしない、でも「萌え」という単語は知っているぐらいの中間層。ギャルゲーのキャラに萌えっていうのは恥ずかしいけど、エルメス子に萌えというのに抵抗はない、そんな人たち。

なので、これは別にオタクの敗北宣言ではないと思った。

まとめログを「ここでフラグが立ったなー」というギャルゲー的な読み方をしていたんだけど、電車男のログを見るのは、他人のゲームプレイを眺める感じがあって、TRPGのリプレイ集に近いかも。

電車男に感情移入するもよし、スレに参加していた第三者の気分になって読むもよし、そういう感情移入先の多さ、そして、もしかしたら自分もその場で参加できたかも、という可能性を感じさせる点などが、ポイントだったのかな。

ゲーム関係の人たちと話していた時に、電車男の話題が出て「こっちのほうが面白いもの。これじゃみんなゲームやらないよなあ」というイヤなオチが。

自分の最終見解は「電車男は、オタクをやめさせて、普通に異性と付き合わせ、出生率を上げようとする厚生省の陰謀」ということで!
―――――――
※初出は6月のmixiの日記で、はてなダイアリーを始めた時にはてなダイアリー - ARTIFACT@ハテナ系にて公開。後半はリンク先が消えているのと、わかりにくい部分があるので、ここでは削除しました。

 この時は書き忘れたんだけど「うたたねひろゆきしてますた」というギャグを使う22歳オタクというのは、ちょっと想像つきません…。
 あと、実話感動ものというと、『一杯のかけそば』を思い出してしまいます。

Beltorchicca 2004/06/29
 電車男に触れている中で一番面白かったのはBeltorchiccaでした。

狂乱西葛西日記2004年10月12日〜10月25日
 『電車男』の偉い人、大森望氏のところにコメントを求めるメディアが殺到。

asahi.com : ネット最前線 : ASAHIパソコン NEWS 2ちゃんねる発「純愛物語」にハマりまくる人々 「切ない」「泣いた」「ネット新世代の登場だ」……引きも切らない議論の数々
 詳しく紹介している定番記事。

新潮社 電車男
 新潮社の公式サイト。一冊の書籍とは思えないほど、異常に情報量が多いです。さすがネット発の書籍。トップの紹介こそ「ヲタク」(なんか水玉螢之丞氏みたいだ…)の文字がありますが、関わった人たちの感想の中に「オタク」の文字がないのが気になりました。ネットでの読まれ方だと「恋愛不適格者の代表としてのオタク」というの面が強かったので、こんな感想だったんですが、一般化する過程で、オタクは単なる属性の一つに下がってしまったのかも知れません。

組版男
 アスキーアートを再現するために、WindowsのMS Pゴシックを使ったという涙ぐましい努力が…。
 「書籍活字上に、半角文字がないというのは本当ですか?」という質問に対する解答が。

「無い」というか「使ってはダメ」というルールが印刷にはあります。その理由は書体の種類によって形が変わったり、別の文字になったりすることがあるからです。
 なのですが、これってあくまで縦書きの時の話であって、横書きの時には関係ないでしょう。新潮社だと横書きの書籍や雑誌ってないんですかね。
※コメントで指摘がありましたが、半角文字というのは、半角カナを意味していたそうです

赤ペン男

同僚いわく、電車君が何か語った後に、彼らが「キター!」とはやし立てる構造は、『オイディプス王』などギリシャ悲劇の「コロス」(コーラス)と同じだそうです。
 飲み会で人気者がきた時にみんなから声をかけられるのと同じ光景をこう言うとは…。ギリシャ悲劇とか出せば格が上がると思っているだろ!と思ってしまいました。

2004/06/12

この記事へのリンク Amazonアソシエイトをサポート

 Amazonアソシエイトプログラムをサポートするサービスやツールがいろいろあるのでちょっとまとめてみました。紹介したものは、Webサービスと、自分のサーバーやローカルで動作するものがあります。Webサービスはソースを貼り付けるだけなので導入は簡単ですが、サービスは個人の好意によって運営されています。サーバーの負荷でサーバーを停止するなど、突然停止することもあることは理解しておいてください。

■汎用性が高いもの
Amazon(アマゾン) アソシエイトでアフィリエイト 便利ツール:G-Tools
 個別商品のリンクを生成してくれるWebサービス。手書きでHTMLを書いている人でも使えるのが魅力。最近はこんな機能も追加されたそうで。
G-Toolsアップデート 輸入商品の画像表示、関連商品のおすすめ:Goodpic
 G-Toolsを支援するbookmarkletなど。
AUSGANG SOFT: G-Tools ブックマークレット
AUSGANG SOFT: G-Tools マイ・コレクション bookmarklet
だいあろぐ G-Tools Bookmarklet
 Sleipnir用のスクリプト。

Amazon Search β3 公開 :: Drk7jp
 そのページの文章を解析して、関連する本をAmazonから検索してくれるWebサービス。Javaスクリプトを貼り付けて利用できます。ツールでサイトを構築している人向け。

Amagle PertnerNet
 Amagleの検索フォームを自サイトで利用できるWebサービス。検索リンクとしても利用可能です。

AsociateHelper
 画像付きの個別商品紹介リンクを生成するbookmarklet。インストーラーはWindows。IEで右クリックから作成できるのが便利。
AUSGANG SOFT: Bookmarklet版AsociateHelper
 IE以外のブラウザ、Macintoshユーザーはこちらで。

blog.bulknews.net: Amazon bookmarklet
 テキストリンクを生成する簡単もの。

ARTIFACT ―人工事実― | AmazonのURIまめちしき
 以前、好評だったので参考にリンク。手作業でリンクを張る時は参考にしてください。

■Googleアドセンス代替
 Googleアドセンスでは、「適切な広告がない」「まだクロールされてない」という時は公共広告が表示されます。それを表示したくない場合、Amazonのランキングなどを代替広告として表示するものがあります。

アドセンスでアマゾンウェブサービスを
 アマゾン売上ランキング あまがえるによるAmazonの広告を表示してくれるCGI。

Amagle: AltADs
 AmagleによるWebサービス。

■Movable Type向け
NDO::Weblog: MovableType 用 Amazon 個別リンク作成支援ツール作ってみました。
 Movable Type専用という訳ではないのですが、Movable Typeの管理画面に組み込んだ形にできたりと、Movable Typeに特化したもの。ASINコードからリンクを作成してくれます。Webサービスなので、管理画面から外部のサーバーにいくのが気にならない人向け。
NDO::Weblog: Amazon 個別リンク作成支援ツールの Bookmarklet
 IE用のBookmarklet。
UnknownPlace. - Sleipnirスクリプト 「この商品へのリンクを作成(amazon)」

simple amazon log: aws.pl - MT plugin for Amazon webservices
 Movable Typeで、<MTAws>というコンテナタグが使えるようになるプラグイン。個別のリンクよりも、キーワードリンクやジャンルリンクを好きなように表示したい時に便利そう。

CK Project: Amazonアソシエイトを参考にさせていただきました。

2004/04/26

この記事へのリンク AmazonのURIまめちしき

 当たり前の人には当たり前の話なんですが、知らない人もいるだろうと思うし、最近アソシエイトを始めた人も多いだろうから、ちょっと書いてみます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx
 AmazonのURIは、ASINの直後のASINコード(Amazon内の商品管理コード)まであれば、基本的にアクセスできます。後ろのごちゃごちゃしたデータは不要。

 これに、アソシエイトのIDをつけると

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx/xxxx-22
となりますが、これだと「こんな商品もおすすめします」という画面のほうにいきます。通常よく見るような画面(レビューなどが入っている方)にしたい場合は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx/xxxx-22/ref=nosim
として「/ref=nosim」をつけます。

 なお、この商品への直接リンクでページにとび、他のページを見ずに商品をカートに入れた時のみ、+2%の紹介料になり、それ以外は通常の紹介料(初期は3%)となります。
※「/ref=nosim」がついている時のみ+2%という訳ではなく、商品をカートに入れるまでに、他のページへの移動がなければ…ということ
 なので、ある人のサイトからAmazon経由で購入する時、その人のサイトのAmazonのリンクから、Amazonにいき、うろついて適当にカートに入れるより、自分の欲しい商品のURIにその人のアソシエイトIDをつけて、そこからカートに入れると、その人に多く手数料が入ります。人様のサイトでレビューを読んで購入を決めた時に、ついでに他の商品も買おうとする場合は、これをやってます。

追記:AmazonのURLは短縮することができるそうです。
Tiny Amazon URL ブックマークレット via Amazon Hacks : NDO::Weblog
 こちらの記事によれば、

http://amazon.co.jp/o/ASIN/xxxxxxxxxx/
 にできるという。

2004/04/19

この記事へのリンク Weblogツールを使っているイラストサイト

 Weblogツールを使っているイラストサイトが結構増えてきたのでいくつか紹介を。アクセスログで発見したサイトが多いです。

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2004/03/26

この記事へのリンク 『境界戦線』(マージナル・バトルライン)やまむらはじめ

境界戦線GXコミックス こちらで立ち読みが可能。
Amazon
 書店で見かけて、やまむらはじめ氏の短編集は好きなので購入。この人の長編はあまり好きじゃないんですが、短編はうまく切り詰められていて、結構好きなのです。
 サンデーGXで連載された作品で、大津波と陥没で壊滅し、内戦状態となった首都圏を舞台にした5つの短編が収録されており、イントロとプロローグの描き下ろしが追加されています。殺伐した中に暖かみのある話や、救いがなくて切ない話など、やまむら氏らしい短編でした。

FILIA FILICE 思えば、やまむらはじめ氏はペンネーム「伊崎浪」の同人誌時代から読んでいるので、もう15年以上は読んでいるんですよね。古いなあ。
 思わず、本棚の同人誌を漁ってみたら、長編漫画の『FILIA FILICE』(べんてん・ふぃるむ発行)を発見しました。1巻の発行は1990年で、第1話は1986年に掲載。1冊辺り120ページぐらいの漫画が載っていて、最後の3巻目は160ページ。サークルの同人誌(この頃は個人サークルではなく、共同サークルが多かった)で連載して、それらをまとめたものとはいえ、このボリュームはすごいです。同人誌でこんなにオリジナルの漫画が描かれていたというのは、パロディ全盛の今からすると想像されにくそう。

 ついでにやまむらはじめ氏の関連ページ。
やまむらはじめ
 日本漫画学院ウェブサイト内のインタビュー。ただ、これは旧サイトのみに残っているページで新サイトの方にはないため、いつのまにか消える可能性大。
やまむらはじめ著作リスト
やまむらはじめ 著作初出リスト Ver.3.00β
 『ハイパーボリア』『ドライエック』『ガンメタルハウンド』『未来のゆくえ』と見事に短編ばかり買ってます。

Similarity Searchがうまくいかなかったので、他の人の感想をメモ。長編より短編が好きな人は多いようで。
読了:ラバーズ7(2) / 境界戦線 : 墜落Blog -北国tv
はてなダイアリー - dustport
はてなダイアリー - 日記
日記もどき:3月

2004/02/19

この記事へのリンク 『NARUTO −ナルト−』 71話「古今無双!『火影』というレベルの戦い」

 アニメ作画傑作烈伝『NARUTO −ナルト−』第30話(※画像が多いので注意)で紹介したスタッフによる回だったんですが、予想通り、また素晴らしい回でした。
 すごい作画連発だったんですが、一番気に入ったのは火影のなぐられ顔。

※この回はこのDVDに収録されてます。

B0002HNQCUNARUTO -ナルト- 2nd STAGE 2004 巻ノ九
岸本斉史 伊達勇登 竹内順子 杉山紀彰

アニプレックス 2004-09-01

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 以下感想リンク。
はてなダイアリー - アニメでマンガでゲームな渦中
はてなダイアリー - とぼふあんかるアニメ日記の日記
はてなダイアリー - すべての謎にエロがある
はてなダイアリー - 辺境の獣人日記
はてなダイアリー - 続・続・うら日記
はてなダイアリー - ex
はてなダイアリー - CAXの日記
はてなダイアリー - 備忘録 (musique)
coosunの日記
しゅうかいどう
それなり日記

 以下、画面付きで感想を。普段なら、画質のために減色したPNGにしているんですが、転送量の問題でJPEGにしました。そのため、つぶれたカットがありますがご容赦を。

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2004/02/01

この記事へのリンク リンク上等!

 「リンク上等!」バナーも作ったので別記事にしてみました。ネット教習所をシステムとして作る−儀礼的無関心について−の続きです。

■おまけ「儀礼的無関心」を有効にさせる作戦
 被リンク側の基準がわからないことが問題なんですから、その基準を被リンク側が明言すればいいのです。多数の読者を必要としていないサイト運営者は「儀礼的無関心対象サイト」というバナーを張り、他のサイト運営者に注意を促します。宣言しているのですから、もしリンクされた場合、相手に対して抗議しやすくなります。
儀礼的無関心対象サイト
 また、儀礼的無関心を実行していると自負したいサイト運営者は、この実行中バナーを張りましょう。思慮のある大人のサイト運営者として、人気が出ること間違いなしです。
儀礼的無関心実行中

※この作戦はもちろんジョークです。実際に効果があると思って、サイトにバナーを張って、笑われても知りません。自己責任でどうぞ。

■リンク上等!
 「儀礼的無関心」対象外のサイトであることを宣言したいという要望があったので、バナーを作ってみました。
 最初「直リンク」にしていたんですが、それだと「画像直リンク」などの意味に取られそうなので、「ディープリンク」にしました。あと、リンクをはずす「アンリンク」の件もついでに入れてます。
リンク上等!リンク上等!

※これらのバナーに関して、紹介するだけなら、画像直リンクで結構です。常用する方は自分のサーバースペースに置いていただけると助かります。

はてなダイアリー - EL30 | note : 儀礼的無関心ライセンス

日本市場からの要求により、MovableType3.0には『ウェブログの設定』ページのクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下の項目に儀礼的無関心ライセンスについての項目が追加されるそうですね。
 ステキな妄想です(笑)。

2004/01/31

この記事へのリンク ネット教習所をシステムとして作る−儀礼的無関心について−

 とあるAさんから、以下のような内容のメールをもらいました。
「加野瀬さんのリンクによって、Aさんが秘かに楽しく読んでいたBさんのあるはてなダイアリーでの記述が削除されました。Bさんは、アクセスの多さにびっくりして、記述を削除してしまったようです。加野瀬さんが『儀礼的無関心』についてずっと書かなかったのは、そのことを知っていたから、書きづらかったのかと思っていました。しかし、どうも気付かれてないようなのでメールでお伝えします」というものでした。
※Aさんから、名前を出さないで欲しいと言われたので、仮名にしています。

 もともと自分は「儀礼的無関心」にはあまり興味がないと何回か明言してますが、Aさんに当事者としての意識なしで「儀礼的無関心」について他人事のように書いているといわれたので、今回の自分の件なども含めて、改めて書いてみます。
 「儀礼的無関心」はネット上で通常無意識に行われている「このサイトはひっそりやっているみたいだからリンクしないでおこう」という行為の心理を上手く説明できたようです。だからこそ、話題にする人は増え、言葉として流行しました。しかし、これを問題の解決策として提案されても有効性があるとは思えなかったために、興味が湧かなかったのです。

■結論
 「儀礼的無関心」が提案される背景として、多数の人が読まれることを想定していないサイトが閲覧制限が何もなしに公開されていることにある。しかし、そのサイトが多数の人に読まれることを望んでいないかどうかは、外部からみてわからないため、リンクによる問題が発生してしまう。そこで、サイト運営者自身によって、閲覧者を緩やかに制限する技術(ID登録のようなものではなく、閲覧者が匿名のままで閲覧を制限できる)が簡単に使えるようになれば、問題解決に繋がるだろう。
 この技術は、サイト運営者の「保護機能」となるし、サイト運営者が閲覧者人数を徐々に増やすことによって、ネットでの情報発信における「教習所」としても機能するだろう。これは、概念の提案や、言論による教育よりも効果があるはずだ。

 以下、思考過程を説明しますが、長文ですので注意してください。『波状言論』の創刊準備号(テキストファイル)で書いたコラムの続編的な形にもなってます。
 「まだやっているのかよ!」と思われる方も多いでしょうが、一番最後の部分は無駄に力をいれたので、見てもらえると嬉しいです。※これはリンク上等!として別記事にしました。

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2004/01/27

この記事へのリンク 「内地」と「外地」

はてなダイアリー - アクティブにいきたいねと思いつつ日記 : 「本州」
 北海道の人は「本州」という言葉を日常的に使うけど、九州や四国の人は使わないのはなぜだろうか、という話。
 沖縄の人は「本土」と呼んだりしますけど、もう一つ、北海道や沖縄でよく使われる「内地」という言葉がいつから使われるようになったのがちょっと気になりました。
 「内地」の対語は「外地」なんですが、こちらは現在使われていません。どこを指すのかなーと思ったら、こちらで正しい定義が。
外地整理室案内
 外務省条約局によれば『「外地」とはすなわち「内地」の法体系とは異なる外地法によって外地法令が適用された地域』だそうです。
外地調査資料叢書 第一部
 敗戦前の日本では、樺太、朝鮮、台湾、南洋が「外地」でした。満州は「準外地」のようです。
 なお、この地図では沖縄が「外地」扱いになってますが、これは米軍占領中の琉球政府時代のことを指しています。そのため、沖縄で「外地」という言葉が一般化したのは米軍占領中からだと思われます。
 当時の日本人の当時の感覚として、これらは列強の「植民地」とは違うという意味で「外地」と呼んでいたのではという気がするんですけど、これはあくまで推測。

 で、もともと「外地」だった沖縄が、本州などを「内地」と呼ぶのは由来としてわかるんですが、植民地ではない北海道でなぜ一般的な言葉になったのがちょっと不思議なのです。
北海道弁講座 : 内地
 それはこちらでも指摘されてました。
 日本に植民地ができた頃(外地法ができた頃)から、「外地」「内地」という言葉ができたと思うんですが、その頃の北海道は感覚としてはまだまだ「開拓地」だったんでしょうか。

Classification of Japanese Prefectures : 「都」と「道」と「府」と「県」の違いについて
 検索していて見つけたもの。歴史的背景が面白かったです。

2004/01/18

この記事へのリンク トップ以外にブックマークして欲しくないというサイト管理人たち

 ちょっとOekaki BBS.comというお絵描き掲示板のホスティングサービスの掲示板を読んでいたんですが、普段見かけないような主張を見かけました。

ホームページ管理人の主張
 サイトにはトップから入るべき!という主張が多いのですが、絵描きの人は検索エンジンで辿り着く可能性というのを考えてない人が多いようです。あと、アクセス解析を全ページしているのは監視で気持ち悪い、とか。アクセス解析は、レンタルのアクセス解析のようにバナーがついているものしか知らず、サーバーのアクセスログとかCGIのアクセス解析などは本当に知らないようです。

ブックマークについて、他。
 ブックマークをトップ以外にして欲しくないという主張。閲覧者のローカルでの行為にまで注文とは…。

 イラストサイトに詳しくない方もいるでしょうから、ちょっと説明しますが、イラストサイトというのは大体入り口があります。「ENTER」とかなっているやつです。そこから入ると、「自己紹介」「ギャラリー」「日記」「掲示板」といったメニューがあります。
 ここで疑問なのが階層を深くする必然性です。サイトというのは、トップに最新情報がある形態が、閲覧者にとってベストです。だからこそ、Weblogというスタイルは流行った面があります。
 しかし、上での主張のように、ブックマークをトップにしていたら、よく更新される日記ページにいくためには2回もクリックする必要があります。これは閲覧者にとって、単なる不便でしかありません。
 でも、サイト管理人にとっては、クリックを面倒臭がり、サイトを隅々まで見てくれない閲覧者は、管理人の期待する閲覧者ではないのでしょう。これもある意味「読者を制限する方法」なのかもしれません。

※皆さんからの意見を読んで、自分用のまとめ。
・リンクに関しては、注意書きなどを読んでもらいために、トップから入って欲しいというのはわかる。
・しかし、注意書きを読んでるであろう常連こそ、ブックマークをトップにしてもらいたいようだ。それは、カウンターをまわしてもらいたいから。
・またトップページを同盟バナー(Webリングみたいなもの)の張り場所として考えているため、そこをスルーされたくない。
・絵描きはサイトを一つの作品として捉えているので、美術館のように見てまわってもらいたい。しかし、実際には、閲覧者は更新頻度の高いページを直接見るようになり、そこにブックマークやアンテナ登録してしまう。
・そして、こういう論争を見ると、絵や写真、Flashなどのビジュアルコンテンツ主体のサイトをうまく構成してくれるWebのツールが登場すればなーと思ってしまう。WeblogツールやCMSは文字主体でその辺の気配りが薄いので。

2004/01/12

この記事へのリンク サイトの読者を減らす努力と「儀礼的無関心」

ant-eat-ant world 2003/12/16
 ミニコミ的なWebサイトを作りたい人は、読者数を選ぶために「読者を減らす努力」をすべきではないかという話。ここでは、わざと読みにくくする工夫が上げられています。

 この話題と「儀礼的無関心」は通じるものがあるんですが、charlie@鈴木謙介さんの「儀礼的無関心」に関する文章は問題が整理されています。他のサイトでも取り上げられるだろうと思っていたんですが、ほとんど取り上げられなかったのが意外。
「ホーム」ページという快楽 - SOUL for SALE

要約
Blog等に関する「リンクトラブル」の原因は、Webでプライベートな日記を公開している人が「誰にリンクされるかを選びたい」というケータイ的なネットワーク感覚で公開しているにもかかわらず、blogなどのアーキテクチャがそのニーズに適切に応えられない点にある。

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2004/01/10

この記事へのリンク リンクしないで言及するという行為

 個人サイト発の話題で、そこへのリンクは張らないけど(URLも特に触れないで)、その話題にサイトや掲示板で触れるという行為を以前からよく見かけていて、これは一体どういう心理からくるのだろうと興味深く見てます。
 リンクして言及は相手が知ることを前提にした行為ですが、この場合、話題を出している相手に対して意見を伝えたい訳ではなく、あくまでサイトの読者に対して、その話題に興味を持ってますよ、意見はありますよ、というアピールをしているのかなーと思ってます。興味がないのならわざわざ書かない訳で、その話題に触れる時点で興味は持っている訳だし。
 ネット上で文章を書くという行為が生活の一部になっているために、ネットでなんとなく話題になっていることに触れないと気が済まない?

 なんかいい考えが浮かばないので、人に話したら、「これは誘い受けである」という説を提唱されました。男オタクでいえば、向こうから告白してくれるのを待っている『ときメモ』の伝説の樹願望。
 でも、実際に告白されるとジタバタしてしまう訳で、本当に付き合いたかったのではない。自己陶酔するために書いた文章をもしかしたら相手に見られちゃうかも…と思いながら公開する羞恥プレイ。自己愛の変形。これを「自分の言論ストーキング行為の成果の表明」とまとめてみます。

 ちょっと似たものとして、ネット上や実生活でのプライベートな問題を相手が誰だか特定できないようにして、Web上で愚痴として触れるという行為がありますが、これはまた別です。上で挙げたのは本人が直接関係していない話題について触れる行為なんで。こっちは、たまに全然関係ない人が反応して、トラブルが起きたりしますが。

2004/01/06

この記事へのリンク Bloggerの壁

Joi Ito's Web - JP: ブロガーの壁と多面性の崩壊、および魔法の数字150について
 Weblogに多数の読者がついてくると、多数の人に向けて書いていることを自覚するようになり、Weblogに書くことが保守的になってきて、最近Weblogを書きづらくなってきたという話。

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2004/01/04

この記事へのリンク Amazonアソシエイツの結果から考察

 書評はきちんと反応を得ているかどうかがわかりにくくて、どうもさぼりがちになるんですが、Amazonのアソシエイツで具体的な反応がわかれば、書く意欲も湧くだろうと思い、Amazonのアソシエイツプログラムを10月末に導入したんですが、それからわかったことをちょっと書いてみます。

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2004/01/03

この記事へのリンク コミケ考察話

 2chの同人コミケ板を眺めていて見つけたスレを2つ紹介。

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2004/01/02

この記事へのリンク 『東京ゴッドファーザーズ』

東京ゴッドファーザーズ公式
DVD『東京ゴッドファーザーズ』
DVD『東京ゴッドファーザーズ デラックスBOX』

 見に行かないとなーと思いつつ、後回しにしていたんですが、ハシゴで見に行きました。
 事前に予告映像などで、かなり情報が入っていたので、確認作業になる部分が多かったんですが、なかなか良い映画でした。今敏氏の作品というと、ひねった話が多かっただけに人情ものという話はストレートに楽しめました。奇蹟の連続は映画のテーマの一つだろうから、特に気になりませんでした。

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2003/12/30

この記事へのリンク 今年印象に残った個人サイト

 他のサイトで印象に残ったWebサイトを取り上げていたので(それについては一番下で)、自分も記録として、今年印象に残った個人サイトを取り上げてみます。今年読み始めたサイトを中心に。

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2003/12/26

この記事へのリンク 『アナハイム・ジャーナル』レビュー

アナハイム・ジャーナル[ Anaheim Electronics & Anaheim Journal Official Web Site ] 期間限定の公式サイト
Amazon
 アナハイム・エレクトロニクスは、『Zガンダム』において初めて登場した企業の設定です。『Zガンダム』作品中では、戦争の行方を左右する巨大企業として描かれ、その後『0083』でも、秘密裏にGPシリーズを開発したものの、それは歴史の闇に葬り去られたという設定も追加され、ガンダム世界で格好たる存在感を示す企業となりました。
 そのアナハイム・エレクトロニクスの広報誌の100号という架空設定なのがこの書籍。ガンダムでは『M.S.ERA0099―機動戦士ガンダム戦場写真集』(Amazon)という素晴らしい出来の架空設定書籍がありますが、この書籍も、豊富なイラストや文章などで素晴らしい出来でした。デザインもばりばり凝ってます。
 個人的に好きなのは、カイ・シデンによるメラニュー・ヒュー・カーバイン名誉会長インタビュー記事『「パックス・アナハイム・エレクトロニカ」のもとで』。『Zガンダム』でもちょっと見られた華僑ネットワークの設定を膨らましています。あと、OKAMA氏が描くメラニーがすごく気持ち悪くてよし。
 文章で賀東昭二氏が参加していたのがちょっとびっくりでした。『フルメタル・パニック』を読んだ時、この人はミリタリーが結構好きなんだろうなーと思っていただけに、こういう記事が読めるのは嬉しいところ。『フルメタル・パニック』はメカの絵がイマイチなのが、個人的にはノレない点だったんで、メカの上手いイラストレーターと組んで、小説を書いて欲しいです。

アナハイムエレクトロニクス株式会社
 検索していたら、レンタルサーバーサービスでこんな会社を発見。

 モデルグラフィックスのUC0087特集も買ってきて、すっかりガンダムくんです。こちらはガンダムMkIIの廃棄戦艦の中を舞台にしたダイオラマが必見。

berriebook : brblog > Wellinton's blog : 『アナハイム・ジャーナル』という90年代グラフィックの墓標、または卒業アルバム
 90年代後半はDTPの普及によって、デザイン面でエッジになること自体が面白かった時期で、今はそういうデザイン面での工夫は普通に取り組まれるものとして、一般化したという印象を持っています。
 90年代後半のデザインブームを支えた人たちは、今も地道にデザインワークをしている人もいますし、ペッパーショップの古賀さんみたいに、現在はデザインワークから離れている人もいます。『デザインプレックス』のように、外部にわかりやすく状況を提示するものがなくなってしまったために、「特別なもの」であった時期は過ぎてしまったのではないかと。こういう時にまとまって見せる雑誌の役割は大きいなーとは思います。
 個人的には、仕事と相まって、オタク系での絵柄の模索時期とデザインブームの時期が重なっています。これも、パソコンによる制作環境の普及と絡んでいるんだろうなーと思ってますが。

Channel Production
 ラウンドテーブルのCDのデザインなどをやっているウチコガトモユキというデザイナーさんのサイトなんですが、CHP NEWS 02.10.09-02.12.28に「Ex-Sガンダム」「ガンダムセンチネル」「あさのまさひこ」などのキーワードがあったのでここにメモ。

Dois Volante
 前から何回かリンクされていたのですが、『アナハイム・ジャーナル』ネタで初めて気付きました。ロッキードのスカンク・ワークスをモデルにしたクラブ・ワークスネタが気に入ったという感想。

この記事へのリンク 『鋼の錬金術師』メモ

 『鋼の錬金術師』のヒットでエニックス系漫画に注目が集まってきましたが、それに関する考察メモ。

・『鋼の錬金術師』がブレイクしたのはアニメが放映されてからだが、アニメ版は『ガンダムSEED』の客層にマッチしたといわれる。昼間のアニメイトに集まるようなハイティーンの女性層か。
・他のエニックス系の女性漫画家による少年漫画とどこが違ったか。これらの漫画は、ハイティーンの女性に受けていたが、それ以外の層への波及力が薄かった。同じ女性作家の漫画でありながら、どこが違ったのか? 他の漫画はキャラが中心で世界観が薄い二次創作の匂いがするが、『鋼の錬金術師』はキャラクターの魅力だけではなく、作品単体で成立する世界観の強さを感じる。「大きな物語」というか。
・このことは戦争という大状況を描いた『ガンダムSEED』にもいえる。キャラクターを、大状況に置いて、魅力的にみせる作品はハイティーンの女性に人気が出やすいのだが、そういう作品はもともと男性向けに作られた作品に多い。『銀河英雄伝説』や『沈黙の艦隊』にやおい作品が多かったりするようなもの。
 ただ、『ガンダムSEED』の場合は「戦争」という大きな物語の描き方が初代ガンダムを好むような男性向けではなかった。『ガンダムSEED』はガンダムでは初だった女性シナリオライター主導作品であり、その点でも男性がノレなくても仕方がないといえる。
・『ウルフズレイン』でも、作品のビジュアルは男性向けのイメージがあれど、話の面では女性シナリオライターによる似た傾向が見られる。
・『ワンピース』などは、ハイティーンというよりローティーン向けになっていた。『鋼の錬金術師』は、流れ的には、ハイティーンの男女ともに受けた『るろうに剣心』の辺りか。
・今のハイティーンから20代前半のオタク層を見ると、男性は日常生活などを舞台にした小さな物語志向が強くなり、女性は大きな物語志向が強くなっていると見られる。これは過去からみると逆転しているといえるだろう。

2003/12/24

この記事へのリンク ネットワーク上の活動の男女差

 フルルKansaiを見たり、
はてなダイアリー - Izumiのおまけ : Myprofile
 Myprofileのblogは激しく内面吐露の日記が多いという指摘がされるように、各日記サービスで書いている人たちの違いから、ネットワーク上の活動において、男女差というのはありそうだと思ったので、ちょっとメモを。
 ネットワーク上のコミュニティを運営する時などに意識しておいた方がよい問題であると思うので。あくまで全体として見るとこういう傾向があるのではないか、という話です。
 この辺りに関して、社会学的な見地からの考察とかあったりするんでしょうか。

■男性
・情報共有に積極的(もちろん女性でもコスメ情報など共有をしない訳ではない)。
・対外的な情報発信欲が強い。
・議論が好き。
・プライベートな心情より、時事やメディアに対する感想を書く。
・プライベートなことを書く場合、仕事の愚痴が多い。
・プライベートなことを書くにしても、読者を意識した書き方をする。自分の生活を面白おかしく文章で表現するテキストサイトのノリがこれ。
・どちらかといえば外向き。

■女性
・自分のプライベートな心情を綴る。他人の視線を意識していない、いわゆる「内面吐露」の日記が多い。
・特に自身の恋愛のことを書く傾向が強い。
・理解よりも共感を求める。
・どちらかといえば内向き。
・同人系においては、無断リンク禁止を宣言しているサイトが多い。自分の意図しないリンクを想定していない。

■コミュニティ
・男性は、情報の交換だけに特化した大規模なコミュニティを維持できるが、女性は小規模なコミュニティを好み、大規模化すると小グループに分派しやすい。

進化研究と社会:脳・心の男女差

2003/12/23

この記事へのリンク font-familyに指定する英語フォント

 コジャレなサイトのためのフォント選択を小ネタのつもりで書いたら、意外と反応があったので、ちょっとまとめてみます。
はてなダイアリー - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ : コジャレ vs ヤンキー
はてなダイアリー - アクティブにいきたいねと思いつつ日記 : コジャレサイトにな(略)そのさん(フォントの話)

 ウチのサイトでは、「Verdana」を基本に、「Arial Black」(1バイト文字のみで強調したい場合)、「Century Gothic」(メニュー部分)、「Times New Roman」(日付表示)(※名前に空白が入るフォントをスタイルシートで指定する時は""で囲む。ただし、一つのみの場合はいらない)を使い分けているんですが、Century Gothicはファンシーですか! Futuraみたいに曲線が少ないから、かっこいい方になると今まで思ってました…。

全標準フォント一覧 / もうパンツはかない
 こちらでOS XとWindows XPで標準搭載されているフォントがわかります。

 Windows、Macintosh、どちらでもオッケーな英語フォントをちょっとならべてみました。上が普通、下はfont-size:largeです。ただし、もともと本文はfont-size:95%になっています。文字サイズ標準でfont-size:largeになると、どのフォントも太めになり、見た目がかなり変わるので、その辺を意識して使うとデザインしやすいです。

■Verdana
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 「Verdana」がよく使われる理由は下のページを参照のこと。文字サイズが小さい時にVerdanaは利点が出てきます。
HotWired Japan : Webmonkey : graphics_fonts : ウェブ・タイポグラフィー・チュートリアル――第2日(第1回)

■Arial
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 「Verdana」に似ているけど詰まり気味。

■Arial Black
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これにBold指定をかけるとちょっとうるさい。

■Century Gothic
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 細くてちょっと頼りないのでBold指定をかけてみました。Bold指定かけた方が幅が狭いというのが不思議。

■Times New Roman
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 Operaだと日本語が明朝に。

■Comic Sans MS
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これこそファンシーなのではないかと!

■Lucida Sans Unicode
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これはWindowsのみのもの。IEだと日本語本文が強制的にMS UI Gothicに。

■Trebuchet MS
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 これもWindowsのみのもの。TypePadのデフォルトスタイルで指定されているフォントです。

 CSSはソリッドなデザインに強いから、どうしてもコジャレ系になっちゃって、栗原さんの言うようなヤンキー臭いデザインは難しそうです。とりあえず紫色を多用すると、ヤンキー(というか族臭い)のではないでしょうか。あと文字は太めの明朝とか。

2003/12/22

この記事へのリンク マスコミ報道の検証

中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する : ウェブログ@ことのは
 読売オンラインの下記の記事は、事実を一部省略して、中国では反日感情が高まっていると煽っているのではないかという検証記事。
YOMIURI ON-LINE / 国際 : 北京のコンサート、観衆が日本人バンドに「帰れ」連呼

Xiao_Long's Hideout: 真相を伝えること
blog::TIAO: 「BRAHMAN北京コンサート」マスメディアに歪曲された中国報道-2・・・中国在住の日本人フリーランスライターの意見
blog::TIAO: 「BRAHMAN北京コンサート」マスメディアに歪曲された中国報道-3・・・読売新聞への抗議とそれへの回答

Irregular Expression: テレビ朝日、反米デモ捏造で2万人虐殺幇助
 テレビ朝日の報道を捏造として批判した個人サイトの記事。
はてなダイアリー - kom’s log
 これに対して、バグダッド在住のWeblogから情報を引いてきて、テレビ朝日もIrregular Expressionも、どちらも間違っているという検証結果を。
Irregular Expression: 朝日新聞はテロリストの代弁者かよ
 それに対する反論が。kom's logで取り上げている現地のWeblogの信頼性の問題を指摘。イラクのデモの真実を伝えるのが意図ではなく、テレビ朝日の報道のねじ曲げを指摘したかったとのこと。
Doc-show-log: 反米デモ?反テロデモ?反占領デモ?
 TrackBackを受けたんですが、kom's blogのほうで取り上げているイラクのWeblogに偏りがあるという指摘。

 これらを読むと、マスコミによるの現地の情報を聞いただけで、現地の人は○○と思っていると思うのは当然軽率だし、現地での情報発信もその偏差を意識しないといけないから、簡単に判断できないし…と、複数ソースの検証をするにしても、相当ハードルが高いことを思わせます。結論として、日本語しか読めない人は不用意に海外の情報を判断しないが吉、って感じでしょうか…。
 余談ですが、イラクで英語のWeblogが多いのは、過去のイギリスの統治や教育水準の高さがあるからなんですかね。

 マスメディアの報道を検証する動きが増えたことは良いことなんですけど、特定のメディア(朝日新聞、テレビ朝日、TBSが主なターゲット)を批判とすることが目的と化している事が多いようです。そして、「マスメディアは信じられない、真実はネットにある」といった思考に流れるんですけど、そのネットの情報はどうして信じられるのか?という視点がすっぽり抜け落ちて、結局二項対立の単純な構図になり、果ては陰謀史観に陥っていってしまったりするのが見受けられます。
 以前取り上げた「メディアが報道しない海難事故」も、嫌韓感情が先に立ったという印象が強かったです。
 最終的に、情報に対する信頼をどこで持つのかという問題に繋がるんですけど、とにかく複数のソースを探す、というぐらいしかなさそう。

2003/12/17

この記事へのリンク Weblogの「キャズム」をどの視点で見るか

Goodpic: ブログはキャズム(ハイテクの落とし穴)を越えてブレイクするのか?
 これをきっかけに、
NDO::Weblog: ウェブログと"キャズム"
[pshige's Type]: 「Blogはキャズムを超えられるか」って?
 といった反応が。

 「キャズム」はもともとビジネスでの理論だからか、元の記事はWeblogのサービスなどを考えている企業が主で、ユーザーはあくまで従の感じがして、ちょっと違和感がありました。

 僕の場合、Weblogは今までの個人サイトと違います!みたいな主張はスルーしていたものの、Weblogツール自体は自分で導入してみて、Webを使った個人の情報発信としてかなり最適化されていると実感したため、ツールリストなどの情報を提供しました。
 1年前のBLOG騒動の頃は、Weblogなんて流行らないだろうという空気が日本の個人サイト界隈では漂っていた訳ですが、今では純粋に便利なツールとして、Weblogツールを導入する個人サイトも増えてきています。ミニコミ誌のように、個人の情報発信それ自体が廃れることはないから、ネットで情報発信したい層の間にWeblogは普及することでしょう。

 ただ、サーバーにインストールするタイプのものでは、やはり敷居が高いですから、参加者はなかなか増えにくい。そのため、企業によるホスティングサービスや、企業によって、いろいろな各種サービスが担当してくれれば、普及のためには良いです。でも、最悪大企業が撤退しても、中小企業や個人の活動のみでも定着はすると思います。Weblogツールの大部分が個人によって作られているというのは忘れられがちですが、すごく重要なポイントでしょう。
 個人主体で大企業が存在しない市場としては、同人誌市場が近いでしょう。同人誌印刷会社や同人誌を売るショップなどの会社がビジネスをしているけど、大日本やトッパンみたいな大きな印刷会社は参入しない。そんな市場です。
 Weblogの世界で例えていうのなら、Six Apart社は、小さいけど印刷の質の良さで有名になった印刷会社ですね。

NDO::Weblog: Blog of the yeah に行ってきました。
 Weblogはスゴイ!と言いたがっているのは、Weblogにビジネスの匂いを求めている人たちや、ブームを作りたいメディアの人たちなのではという話で、確かにそういう傾向はあると思います。でも、こんな人たちのおかげで、いろいろなサービスが立ち上がったり、認知度が上がったりしているんですよね。

 Weblogでビジネスという話をする時は、Weblogを運営する側と、Weblog周りのサービスを提供する側というのは切り分けておかないと、話が混乱するので注意したいところ。
 Weblogで世間に自分をプロモーションした結果、それが仕事に繋がる人は出るでしょうが、よくWeblogビジネス話で問題にされるのはサービスを提供する側の話だと思います。出版だと、大金を払ってまで本を出したい人たちというのが結構いるので、協力出版みたいなビジネスがありますけど、Webの場合はコストが安いからこそ、使っているのであって、そのコストを上げる方向は難しい気が。もちろん、こんなことは今更書かなくても、皆さんわかっている話でしょうが。
 Weblogサービスそれ自体でお金を儲けるのは難しいという共有意識は持たれているようで、この前のYeah!の座談会でもそんな空気でした。
 Weblogサービスを使う個人相手の商売があまり大きくならないのなら、企業からお金を取るしかない訳で、そうなると次はWeblogで生まれる情報を利用したマーケティングなどの話になるでしょう。そういうことを考えている人たちにとっては、情報を発信する個々の人たちに興味はなくて、個人が集まった「群衆」にしか興味がなさそうです。

network styly *: blogはキャズムを超えるか?
 ハマノさんの場合は、ビジネスよりも社会的な認知という面で切り込んでます。これを読んで、ちょうどレスしようかと思っていたところ、イベントで直接ハマノさんと話して個人的には満足してしまったんですが、せっかくなので。

 今までの個人サイトはマスメディアではほとんど取り上げられなかったのに対して、Weblogはよく取り上げられるようになりました。これはIT業界の人たちの参入が大きいはず。Weblog絡みのイベントに行くたびに、IT業界の人の多さを実感しますし。
 Weblog運営者は平均年齢が高いという指摘がありましたが、平均年齢が高いということは、社会的地位も高い人が多い訳で、そういう人たちの影響力によって、マスメディア側も動いて、マスメディア上にWeblogの情報が溢れていくという構図。
 逆にテキストサイトと呼ばれるサイト群などは運営者は大学生が主体だったから、マスメディア上の情報に載らなかったのでしょう。あと日本の場合、マスメディアが取り上げるネットの話題は、2ちゃんねるが多く、それによって「ネット=2ちゃんねる」というイメージになり、個人サイトに注目が集まらなかったというのもあると思います。

 IT業界の人たちが、それまでは個人サイトを運営せずに、なぜWeblogブームになってから始めたのか?というのが興味深いので、その辺の理由を知りたいところです。
 日本の個人サイトはなんとなくダサかったけど、MovableTypeなど海外産のWeblogはデザインが洗練されていて格好よさそうだから始めたという人が多いのではないかと予測。Weblog運営者にMacintoshユーザーが多いというのもその辺と繋がってそうだし。

2003/11/30

この記事へのリンク 『ワラッテイイトモ、』鑑賞レポート

 五十嵐氏のTwisted Columnで上映が告知されていたのを終了日の11/28に知り、ちょうど12/5は用が入ってしまい行けそうにないので行ってきました。

 会場のSQUID-YAMAMOTO galleryは、かなり面白い場所で、飯田橋駅からトッパン方面に歩き、入り組んだ道の中、古そうなビルを発見。エレベーターは呼んでもこないし、階段を上れば、工事中っぽいところはあるし、会場に辿り着けば、何にも装飾のない部屋にテレビがぽつんと置いてあるだけで、本当にここでいいのか?と疑問に思ってしまいました。
 工場の騒音が響いていたのも、雰囲気を作り上げていて、作品を観ながら、作品の中の音と現実世界の音が勝手にリンクして、いい味を出してました。飯田橋のトッパン印刷方面ってあんなに工場(というか印刷所)が多かったんですね。ずっとあの付近に勤めていたのに知らなかったです。

 作品としては、42分の中でリピートや自己言及の多さが気になった時もありましたが、概ね楽しめました。
 自己言及の中の一つとして、この作品自体の流通方法があったんですが、それがレンタルビデオ屋のビデオに作品をこっそり録画するという都市伝説的行為だったり、ラストがテレビを壊すものだったりするのを見て、なんとなく同世代的親近感を感じました。
 テレビを壊すネタはいろいろあると思うんですが、自分の場合、怪物ランドが出演していた深夜番組『ウソップランド』の「外苑東通りの狼」を連想しました。一緒に行った友達は、NHK教育の『YOU』の大友克洋氏によるOPのテレビを落とすシーン。

 でも、作品そのものより、いずれソフト化されるだろうから別に今見なくてもいいや…というよくある感覚から離れ、積極的に行動しないと見られないという、この行為自体が面白かったという印象が強いです。特に今回の上映会場の場所も、その盛り上げに一役買ってましたし。

<私>をめぐる5つの試み ワラッテイイトモ、
REAL TOKYO 小崎哲哉氏によるレビュー。

2003/11/26

この記事へのリンク 『イノセンス』の2Dと3Dのタイミングずれ

はてなダイアリー - ウスイ スウプの日記 : アニメ/CG りろーでっど
はてなダイアリー - ウスイ スウプの日記
 『イノセンス』の2Dパートと3Dパートで、3Dパートのタイミングはやはり遅い、それは技術的制約ではなく、単にイケてないだけ、でもアニメのスタッフの人たちは3D CGをあまり低く見ないで欲しい、という指摘。このような指摘は勉強になるのでどんどんしていただけると助かります。
 最初に「これは演出意図なのか、CGに合わせた技術的制約なのか」と書いた時に、根本的に上手くいってなかっただけというのも考えたんですが、あれだけの技術力のあるスタッフなら意図があるのだろうと思いたいというのもありました。技術的制約というのは、解決方法はあるけど、それをやったら、作業が遅れる、といった時間的制約も含めて考えていました。

 公式サイト(すごく見づらいので見てなかった)にある予告を見直したんですが、確かにコンビニでガラスが割れるシーンで、バトーの動きとガラスの動きは確実に合ってませんね。ガラスの方だけ重いというか、水の中で動いているみたい。もし、全編こんな感じだったりすると、ちょっと残念。

 他の2D主体のアニメ作品での3D CG利用を見てみると、『マクロスゼロ』のCGパートは、かなりアニメ的なタイミングになっていて、動きの快感を感じさせるものになっていました。アニメーターの板野一郎氏や村木靖氏が3D CGパートのスタッフとしてクレジットされており、この人たちの協力によって、あのタイミングが生み出されたことを推測させます。それでも手描きのアニメのタイミングが好きな人から見ると「3Dっぽい」と言われているのを見かけましたし、2Dと3Dの両立はまだまだ難しいようで。
 GONZO作品みたいに「2Dと3Dは別物」とするのも方法の一つなんでしょうが、作画マニア的には2Dの世界で養われたタイミングのセンスを3Dに持ち込んだ映像作品が見たいところです。

2003/11/24

この記事へのリンク コピペテンプレで自分の心情を語る

 『世界』の北田論文で、2chはネタをベタに…みたいな話がありましたが、その流れで興味深いスレを。

○○って難しいのガイドライン3
 もともと、ガイドライン板のあるスレで、コピペテンプレを使って自分の心情を語るという書き込みを見て、興味を持ったんですが、上のスレはそればかりになり、もはやお笑いのネタは減り、自分の心情を語るスレになっているという特異なところ。下で引用した書き込みは一番印象的なものですが、他にもかなりシリアスな話題のものが多いです。

 以下かなり長いです。

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2003/11/18

この記事へのリンク 不思議ちゃん/矢沢あいの漫画/そして注目されない男不思議ちゃん

network styly *: WEB日記を証拠として「押収」する。 −大阪家族殺傷事件のゴスロリ少女の事例から、WEB日記の「内面表現」をめぐって
 ハマノさんのまとめでいいやと思ったんですが、その後の反応もあるし、自分の中で整理と記録する意味を含めて。
 反応が多かったため、相当長いです。面倒な人はとりあえず一番下を読んでください。

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2003/11/16

この記事へのリンク 90年代初頭、本屋にスタジオボイスが置かれる棚はなかった

nobodymag
Pagenation
 先日の文学フリマで購入したのが、この『nobody』というミニコミ誌。ここが出しているフリーペーパー『pagenation』が雑誌ネタで面白かったので、nobody本誌は「雑誌ってつまらない」という特集をしている8号を購入。他の号は、よくできているとは思うものの、興味を惹く話題がなかったもので。
 この号には江坂健氏のインタビューが掲載されており、90年代初頭のスタジオボイス絡みの話が語られています。江坂氏は、スタジオボイスを出しているインファスに入る前は、マリ・クレール編集部で働いていたそうです。当時のスタジオボイスの編集スタンスが説明されていたんですが、たとえばファッションを取り上げる時、ファッションデザインや洋服そのものしか紹介しないのではなく、スタイリストや広告やカタログのアートディレクション、グラフィックデザイン、カメラマンなど複数の視点で紹介するようにしていたとのこと。当時はこういう視点の雑誌はなかったそうです。
Esaka Takeru's Memo: 雑誌『nobody』

 このインタビューで、そういえばそうだよと思ったのが、90年頃の本屋の雑誌コーナーに「サブカル」の棚はなかったという指摘。ここでは、雑誌の棚の指摘のみですが、おそらく書籍もなかったはず。そのため、書店員さんから、スタジオボイスをどこに置けばいいんですか?とよく聞かれたそうです。江坂氏は、書店の棚を開拓するようなカテゴリーを作る雑誌を作るのが楽しかったとか。
 もちろん、昔から「サブカルチャー」という単語はありましたが、今のように、蔑称っぽっかったり、オタクとの区別で使っている「サブカル」という言葉は、生まれてから10年少々しか経ってないということは、この言葉を使う時に気にしておくべき事実でしょう。
 1980年代、漫画の世界で「サブカル漫画」というカテゴリーはなかったし、『ガロ』がサブカルになったのは90年代以降に「サブカル」として〈発見〉されたから。藤原カムイ氏やとりみき氏、原律子氏などの作家辺りが「サブカル漫画」の萌芽ではないかと考えてます。大塚英志氏が、広告などで使われても違和感のない漫画家が増えているとコラムで書いていたような作家群。
 音楽の場合、1989年に『平成名物TV』内の一コーナーとして『イカすバンド天国』通称『イカ天』が開始され、雑誌『宝島』がバンド雑誌に、しかし1992年にはバンドブームは終了し、『宝島』はヘアヌード雑誌に。また、1991年にはフリッパーズギターが解散し、そして渋谷系、という流れも。
 こうして、「サブカルチャー」が「サブカル」となっていく流れを各ジャンルでまとめて一覧にして見ると新たな発見がありそうなので、誰か1980年代後半からの「サブカル年表」を作って欲しいです。
 スタジオボイスが、サブカルチャーのパッケージング化を担い「サブカル」を生む原因の一つになったと思うんですが、ヴィレッジヴァンガードの影響も強そう。ただ、ヴィレッジヴァンガードはリアルに体験してないので、細かい部分がわかりません。

関連:バンドブーム関係で検索して見つけたページ
ポップ万国博覧会>プカドン交響楽団>バンドブーム
80's音楽/バンドブームの思い出

2003/10/27

この記事へのリンク アニメの制作費1話1300万円は地上波なら普通

[知言]舞台広がるアニメ 制作者主導に変化 / ソフト・コンテンツ / ニュース / ネット&デジタル / YOMIURI ON-LINE
 マーベラスエンターテイメント社長・中山晴喜氏(元セガ社長・中山隼雄氏の長男)のこの記事から制作費の話が盛り上がっていたのでメモ。
はてなダイアリー - あめにっき@はてな : ガンスリの制作費1話1300万
はてなダイアリー - うぱーのお茶会 : アニメの制作費/一般的に1話1300万円は高いのか?安いのか?
 『ガンスリンガーガール』の1話あたりの制作費1300万円は、現在の地上波で平均的という話。高い制作費といえば、何かの記事で『カウボーイビバップ』が2000万円で破格と読んだ記憶があります。
 そういえば、この前放映していた『プラネテス』特番で、1話の制作につき、のべ400人が関わっているという話で、制作費が仮に1300万円だとすると一人辺り約3万円ということになり、何本もやらないとそりゃきついよなーと思いました。ただ、動画枚数が1話辺り、5000枚といっていたので、予算はもっと高い可能性もありますが。

ついでに中山晴喜氏絡みの記事をリンク。
Net IR-PRESS/個人投資家のための企業説明会と株式講演会要旨
新天地を求めて-10

2003/10/07

この記事へのリンク 「ありえない」の分析/サブカルチャー言語学

Subculture-Linguistics 言語学をサブカルチャーで斬る! サブカルチャー言語学
 今の若者言葉として「ありえない」の用法はいつ頃からなのかというのが気になって「ありえない」の分析をしているページがないかなーと思って検索して見つけたサイト。
 本職の言語学者である秋月高太郎氏がサブカルチャー(特に少女漫画)や若者用語の分析をしていて、かなり面白いです。
 ちょっと前に個人ニュースで「告白」されたいことばの調査結果が紹介されていましたが、それがこのサイトでした。

 なお、「ありえない」の分析はありえない「ありえない」の用法で。
 この用法の語源ですが、調べてみると、ダウンタウンのつっこみとして「ありえへん」が使われていたので、それが標準語になって普及したのではないかというのが有力な気がします。
 だから、関東より関西の方が早いのではないかという気もするんですが、関西の人でも関東にきてから憶えたという人もいるので、いまいち確定できず。
[DIGEST] Gaki 2/8 これによれば1998年の『ガキの使いやあらへんで!!』で使われています。
流行語 これを読んで「マジ」の延長線上に「ありえない」があるのに気付きました。

追記:80年代に流行った「信じられない」の方が近いのではないかという指摘を受けました。70年代では「ナンセンス!」という表現もありました。感情を表現する要素の強い言葉は陳腐化が速いようです。

2003/09/19

この記事へのリンク Invitation10月号の80年代特集

 「80's is now なぜ今“80年代”か?」という特集だったので購入。スタジオボイスは基本的に海外カルチャー輸入雑誌なので、あんまり読まないんですが(このテの業界において海外文化の地位は低下している気がする)、国内のカルチャーを扱う雑誌自体が減っている現在、Invitationは貴重な雑誌ではあると思います。読み応えもそれなりにありますし。

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2003/08/05

この記事へのリンク 『踊る大捜査線 The Movie2』

 8/1は映画の日だったので(東京は第一水曜日だったのにいつのまにか1日に)、『踊る大捜査線』を見に行きました。
 前の映画の時も思ったけど、『踊る大捜査線』の魅力はあくまでテレビドラマサイズのものであって、映画に合うものじゃないですね。これ単体で見て面白いの?と思ってしまうような映画でした。すごい人気なんで、その評判につられて見に行こうと思っている人もいるかもしれませんが、ドラマを全部見ている人以外には勧められません。
(以下ネタバレあり)

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2003/07/28

この記事へのリンク 画像引用はどこまで認められているのか?

 画像引用に関連する判例はないのかなーと思ってちょっと検索。

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2003/07/24

この記事へのリンク 新聞社サイト風テンプレート

ARTIFACT News Site Ver. MovableTypeで新聞社のサイトみたいなテンプレートは作れるだろうかと思って実験。asahi.comが簡単そうだったので参考にしながら作ってみました。見出しの文章を「〜を○○した」にして、新聞社サイトの雰囲気を強調。
ARTIFACT −人工事実− News Site Ver.
 このページへのアクセスが多いのでちょっと追記。現在は通常の更新をしても、このNews Site Ver.には反映しない設定にしています。生成するHTMLが多いと遅くなってしまうので。

 せっかくなのでテンプレートとスタイルシートを公開します。そうそう、使用条件を忘れてましたが、他の人が使いたいと思った時に誘導できるよう、このページへのリンクをトップページに入れておいてください。テンプレートの中に既に入ってますが、場所は自由です。

 あと、最近質問が多いですが、HTMLやCSSを理解していればわかるような質問、このテンプレート以外のMovable Typeの機能に関するご質問はご遠慮ください。

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2003/07/08

この記事へのリンク なんとなくかくにっき続き

なんとなくかくにっき(2003-07-06)
 今回の件をTakahataさんがまとめています。

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2003/07/07

この記事へのリンク 掲示板とコメント機能の違い

 サイトに管理人以外の人が文章を残す形態として、掲示板とWeblogツールのコメント機能がありますが、どっちも使った身としてちょっと思ったこと。
 掲示板というのは、放っておくと、日記を書く人とか自分の主張を書き始める人が出てきます。ウチのサイトでは、日記の人はいませんでしたが、掲示板の参加者同士が議論し始めて、その采配をしなくちゃいけなかったのが大変でした。最初は個人の掲示板であっても、参加者が増えるに従って、個人の手を離れ、参加者全体の共有物となっていく訳です。
 コメント機能の場合、いろいろなコメントがあっても、サイト全体としてはあくまで管理人の文章の方が主であり、コメントは従であるという風に見えます。
 掲示板の場合、「雰囲気」をコントロールするためには管理人が投稿するというケアが必要になりますが、コメント機能なら、Web日記やBLOG本体に自分の書きたいことを書いていけば、雰囲気をコントロールしやすいです。
 こういう点で、サイト管理者からすると、掲示板よりコメント機能のほうが管理が楽ではあります。参加者の視点(特にサイトを持っていない人)からすると、掲示板のほうが良い点ってありますかね? もちろん、管理者の利点の逆で「掲示板は参加者が雰囲気をコントロールできる」というのはありますが、それ以外で。

2003/07/06

この記事へのリンク 検索エンジンのテキスト広告

Kotaro Yamagishi's bJournal - 山岸広太郎のBlog(ブログ): テキスト広告ってどーよ
 これを読んで、広告屋さん的にはどうなのかと思って友人に聞いてみたら、面白い解説をもらったので掲載。

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この記事へのリンク 横山宏シェーダー

GP01small この前、おもちゃの写真にPhotoshopのアーティスティックフィルターをかけたら、なんとなく横山宏氏の絵っぽくなったのでちょっと紹介。今のEx-Sのタイトル画像にも使ってます。

 ガンダムみたいに白が主体の明るい色の物にはうまくいくんですが、暗い色の物だとあまりうまくいきません。
 また写真ではなく、3D CGに使ってもいい感じになります。これで動画を作れば3Dのメカが手描きっぽくなりそう。癖が強いのでセル絵と合わせるのはちょっと難しいですが。でも、セルシェーダーより面白いんじゃないかなあ。

 以下、続きは200KBほどの画像があるので注意。

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2003/07/05

この記事へのリンク コメント欄へのいたずら書きの対処問題

なんとなくかくにっき(2003-07-03)
 以前話題にした「なんとなくかくいたずら 発覚」に対して「コメント欄へのいたずら書きぐらいで高校に連絡するのは行き過ぎでは」という指摘があり、論争になっていました。
a sight for sore eyes
 こちらでも批判が。

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この記事へのリンク JBAの問題点に関する報告/JBAとネオテニーの関係について

 以前から、JBA(Japan Blogging Association)という組織には問題点があると思い、何度かサイトで指摘していました。しかし、特に改善される気配がなかったため、JBAの設立者として名前を連ねていたネオテニーの関係者の方々に相談させていただいたのですが、それを報告させていただきます。

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2003/06/28

この記事へのリンク Webの広告サイトはなんで見づらい?

 Webの広告サイトというと「派手だけど見づらい」というイメージがあって、ユニバーサルデザインと無縁の世界だなーと思い、Webの広告サイトを作っている人に聞いてみたんですが、いろいろ面白い話が。

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2003/06/27

この記事へのリンク 社内Weblog話

CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:日本企業こそBlogに対して戦略的取り組みを

 社内コミュニケーションツールとしてのWeblogには意外と反応があったので、続きを書こう書こうと思っていたんですが、ちょうどCNETの梅田コラムが企業Weblogを取り上げていたのでついでに。でも、このコラムだと、どうも外部に公開するのが前提みたいなんで、自分の考えている「社内情報共有システムとしての社内Weblog」とはちょっと違いますね。

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2003/06/24

この記事へのリンク まんだらけ漫画原稿流出事件

情報が増えてきたのでまとめ。

○関係者
日々是無事
 ここが発端。渡辺やよい氏の日記でさくら出版の雑誌で描いた自分の原稿が無断でまんだらけで販売されていたことが触れられました。
 さくら出版は倒産しており、その時にどのような経緯かは不明ですが、原稿がまんだらけに売られてしまったそうです。まんだらけに連絡したところ、警察に行って欲しいと言われたのですが、警察では横領か盗難かわからないため、盗難届けを受け付けてくれず、警察は動いてくれないことが判明。
 横領は「被害届」として出せるが、古物取り扱いの場合「盗難届」や「遺失物届」でしか警察は動けない。※古物営業法での規定

智香恵のインターネット日記
 さくら出版の出した有名漫画家の初期作品集の原稿も売られていることがわかり、井出智香恵氏が漫画家の方々に連絡。6/19以降の日記で触れられています。弘兼憲史氏がこれで動き始めます。
24日の日記では、村野守美氏が弁護士立ち会いのもと、漫画の生原稿が持ち込まれた場合、連絡して欲しいと書面で約束したそうですが、まんだらけからは以後連絡がなかったとのこと。このことかどうかは不明ですが、古川社長が「過去にそういう約束をしたので、相手の組織に連絡したが連絡がつかず、約束が立ち消えになった」とコメントしています。

目安箱
 まんだらけの古川社長のコメント(No.117)。渡辺やよい氏と弘兼憲史氏の代理人の弁護士では対応が違っているのが気になります。あと、毎日数万点の持ち込みがあるから対処できないといってますが、生原稿は1日1,2点程度と言っているのだから、それだけ別扱いにしても問題はないのでは。

桜井美智子氏のさくら出版での経緯報告
 かなりゴタゴタしており、さくら出版の管財人から債権者への連絡がなかったため、後手後手に回ってしまったようです。

書きんこコーナー・・・
 川島れい子氏の日記で夫の大島やすいち氏の原稿のことが触れられてます。

マンガジャパンのお知らせ 「連絡する組織」はマンガジャパンでした。まんだらけ側から連絡はもらっていないと、まんだらけ側の見解と真っ向から対立しています。

○考察
gtk's memo.
 古川社長のコメントへの突っ込み。出版社と漫画家がきちんと契約をしても、今回のような事件が起きた場合、それは盗難ではなく横領なので盗難届けが出せず、結局警察は動けないのではという指摘。

さむいし。 6/23のところ。法律面からの考察。

歯車党日記 オタク系フリー編集ライター・石黒直樹氏の日記。

〓 d2k 〓 - d2k's memo01 - まんだらけ生原稿売買問題について 事件の流れについてまとめています。

まんだらけ原稿流出事件:考察 羊羹手書による事件を時系列でまとめたもの。

「さくら出版」原稿流出事件・関連リンク集 「最後通牒・半分版」によるリンク集。

漫画原稿を守る会 漫画関係者による活動が開始。

○報道
asahi.com : 文化芸能 : 流出漫画原稿、売らずに返して 弘兼憲史さん提訴へ
創8月号にて特集 tsukuru-創出版

○参考
日本ユニ著作権センター/判例全文・1998/10/22 須藤真澄氏とふゅーじょんぷろだくとの間であった原稿返却拒否事件。

Mainichi INTERACTIVE 損害賠償:
原稿紛失した学習研究社に支払い命じる 東京地裁
 学研側は「原稿料を払った時点で、所有権は漫画家から出版社に移った」と主張。きちんと契約をしていないと出版者側がこういう主張をすることもあるという。

新しい情報があったらここに追記します。

2003/06/21

この記事へのリンク ユニバーサル・デザイン入門

Nikkei BP Network | BizTech イノベーター | ユニバーサル・デザイン入門
 Flashは障害者に対してやさしくないインターフェイスだという話。また、高齢者を意識した製品のヒットの可能性も書かれているんですが、その例として挙げられているエクシーレIIのどこが高齢者受けしているのかがよくわからなかったのが残念。

 あと気になったのが、Webの文字サイズ問題に触れたりしているコラムなのに、文字サイズが絶対指定、しかもかなり小さいってのはどういうことですかい!
追記:のちに編集部から、ページの文字サイズはコラムが載る前からの仕様であり、筆者の方から修正の要請がきているとコメントが出されました。変更を検討しているとのことですが、おそらくシステム全体に関わるから簡単に変えられないのでしょう。

 以前、文字サイズが絶対指定であってもIEならユーザー補助の「Webページで指定されたフォントサイズを使用しない」をチェックすればいいんだから、絶対指定でもいい、相対指定を強要するのはおかしいと言っているサイトがありました。
 でも、文字の行間も絶対指定しているサイトに対しては、それでも対処できません。(例:hirokiazuma.com 「Webページで指定されたフォントサイズを使用しない」をチェックして文字サイズを最大にするとすごいことになります)
 そんな訳でやはり文字サイズはユーザー側が変えやすいように相対指定にすべきでしょう。font-size:12pxとか指定するの禁止。

○参考
PC View : 特集 : ユニバーサルデザイン−すべての人に使いやすく−
スタジオ・ツインルーム■シニア向けやバリアフリー向けのホームページ制作

○関連
INTERNET Watch : 米MacromediaのCEO、「Flashをユビキタスのレベルで普及させる」 MacromediaはインターフェイスとしてFlashを普及させようといってますけど、ユニバーサルデザインは考慮しているんでしょうかね?

2003/06/19

この記事へのリンク MODカルチャーは日本のゲーム業界に影響を与えるか?

安村通晃研究室 - Human Artifact Interaction: 新清士氏講義
network styly *: E3:2003で話題をかっさらったhalf-life2のすごさの内実と背景 by 新 清士 氏の講義
 ユーザーの娯楽の選択肢が増えたため、長時間かかるゲームは敬遠されていると思っていたんですが、「可処分所得→可処分時間」というのはうまい表現だこと。
 どうでもいいことですが、新清士氏ってSFC出身だったんですね。妙な繋がりが(笑)。

 ちょうどこわい!毒舌BBS ちょっとまたーりいこうよ編(w(いつも興味深く読ませてもらっています)というゲーム開発者の方のBBSで、ナムコの『LEDZONE』(カウンターストライク ネオ)の担当の人が専門学校でやった講座が話題になっていたのでタイムリーでした。
 「ゲーム開発において、エンジンは天才の開発者に任せて、普通の開発者は従来のようなスキルは必要なくMODのレベルエディタで作れればいい」みたいな煽り気味な記事に対して、「ゲームツクールでスキルがつくとかいうな。PCゲーム信者の妄想」と批判されていたという。
 最初の展開こそ、煽り気味ですが、その後、4gamesの人が記事について4gamersの掲示板でフォローしていて、落ち着いた話になってました。
4games : 「ナムコ開発者による特別講義」〜ゲーム業界の未来はどうなる?〜
GAME Watch : ナムコ、日本工学院専門学校で特別講義を実施

Nikkei BP Network | BizTech イノベーター | 「経営と技術」を考える : ゲーム業界,日米逆転の危機--東大ゲーム講座仕掛け人に聞く
 これを読むと日米のゲーム開発環境の差を、安直ですがオープンソース対マイクロソフトみたいな構図で語ることができそう。

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2003/06/18

この記事へのリンク アニメにおいてプロではなく学生が現場に出るのはなぜか

はてなダイアリー - 小宮日記 で、大人たちが全員OBなんだ。野球解説者。すでに当事者じゃない。肝心のプロ野球選手が一人もいない。
 昔、士郎正宗氏が『ブラックマジックM66 絵コンテ集』で“どうも漫画や映画の世界では「軍やポリスは無能なもの」という密約があるらしい”と書いていて、確かになーと思った記憶が。フィクションの作品では、現役の警察官や軍人は頭が固くて無能、若い見習いや素人のほうが柔軟で問題解決能力がある…なんてのは多々ありますよね。

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この記事へのリンク オタク絵で省略される顔のパーツ

はてなダイアリー - pele-mele 2003-06-12
 宮崎駿作品は歯を積極的に描くことによってアニメファンだけではなく、映画ファンに受け入れられるようになったという話。宮崎作品の場合、生活感を描くために食事シーンを魅力的に描きたいという目的があって、よく歯を描くようになったのかも。
 オタクが好む絵において、省略されやすい顔のパーツといえば、「鼻」「歯」「唇」ですが、これらのパーツが省略されるのは「かわいさ」に貢献しないからでしょう。
 普通の頭身の絵だと鼻はあるけど(鼻の穴はないことが多い)、SDキャラになると大体鼻は消えます。安野モヨコ氏を代表とする少女漫画家は「唇」を描くけど、あれは女性キャラの意識の強さを表している感じがします。
 以前、漫画雑誌の読者投稿欄で、絵の上手い下手を見分けるのに爪を描いているかどうかを基準にしているという不思議な見方が載っていました。爪の有無は絵の上手下手とは関係ないとは思いますけどね。

2003/06/15

この記事へのリンク 萌えアニメでヒロインが恋する男性キャラはボンクラを要求される

C.G.I.: SHIPONIX
 相変わらずオモシロネタで攻めるchromeさん(笑)。『MATRIX』といえば、ボンクラの煩悩炸裂映画なので相性いいですね。これで、外人さんが「JapaneseではSHIPONとMATRIXは等価で受け入れられている」とか勘違いしないかなあ(しません)。

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2003/06/14

この記事へのリンク 大学の立て看板

ywmt: ビラとメディア
 慶應SFCは、なぜ立て看板がないかというと、発信できるメディアを個人で持っているからではないか?という話。
SFCのQ&A
 これによれば、立て看板がないのは別に大学側が禁止している訳ではなく、学生側からの提案だそうです。

 立て看板は学内の政治系団体の勢力の強さが決め手だと思うんですが、机やトイレの落書きの有無はその学校の学生の意識に絡みそう。
 落書きというのは無記名で行うものであり、Webやメッセンジャーなど個人が特定できるメディアとはまた違うはずなのに、それでも落書きがほとんどないということは、そういう無記名での情報発信を意識的に避けているということに? そうだとしたら、めちゃくちゃ民度高い!
 社会学の見地による落書きの考察とかありそうなんですが。

2003/06/13

この記事へのリンク 森ビルとフリーメーソン

週刊ダイヤモンド/続・憂国呆談 2003年5月号 白装束集団より迷惑なもの
 『憂国呆談』って『CREA』『NAVI』『GQ』と流浪を続け、今は週刊ダイヤモンドに移っていたんですね。知らなかった。対談とはいうものの、浅田彰氏は相づちが多く、田中康夫オンステージ。

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2003/06/07

この記事へのリンク マクロスゼロ

MACROSS ZERO 5公式サイト
Amazon.co.jp: DVD: マクロス ゼロ 1
Amazon.co.jp: DVD: マクロス ゼロ 2
Amazon.co.jp: DVD: マクロス ゼロ 3
Amazon.co.jp: DVD: マクロス ゼロ 4
 なんか意外と話題になってないのでプッシュする意味を含めて紹介。最近はOVAというと、漫画原作のテレビアニメの続編ぐらいで、オリジナルのものは相当減ってますが、『マクロスゼロ』は『マクロスプラス』が好きな人ならぜひ見て欲しいOVAです。ストーリーの流れとしては、最初の『マクロス』の前の話なので、それだけ知っていればオッケー。
MACROSS ZERO 6

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2003/06/05

この記事へのリンク 「嘘だと言ってよ、バーニィ」と大リーグ

 これは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』でバーニィが実戦経験がないことを明かした時にアルが言う印象的なセリフで第5話のタイトルにもなってるんですが、元ネタがあったんですね。

 1919年に「ブラックソックス・スキャンダル」という八百長事件が大リーグで起き、裁判所から出るシューレス・ジョー・ジャクソンに向かって少年ファンが言ったとされているのが「嘘だと言ってよ、ジョー」なんだそうで。「伝説的」と言われているので、当時の報道で作られたエピソードかもしれませんが。
 事件の概要はこちらで。BLACKSOX

asahi.com : スポーツ : 「うそだと言ってよ、ソーサ!」 米メディアにも衝撃 このニュースを見て、なんか0080みたいだなーと思って気付いたという(笑)。

追記:
Beltorchicca 6/4
 「戦場まで何マイル」に関しては、1983年に書かれた寺山修司氏の絶筆エッセイのタイトルが「墓場まで何マイル?」だそうで。ハヤカワ文庫のSFで、「世界の果てまで何マイル」(テリー・ビッスン著/1993年)というのがあるんですが、これは翻訳される際に寺山エッセイを元ネタにしたんですかね。
※マザーグースの「バビロンまで何マイル?」が元ネタでした。

2003/06/04

この記事へのリンク ANIMATRIX

アニマトリックスAmazon
 中野のフジヤエービックで2500円と安かったので買ったあと、新宿のヨドバシに寄ったら売り切れていてびっくり。人気ありますねえ。

ファイナル・フライト・オブ・オシリス
 最初に見た時から気になっていたんですが、ヒロイン・ジュエの服装が昔のソープランド嬢を思い出させます。アメリカ人にはこれが日本的なエキゾチックなのかも。
 冒頭の戦闘シーンはCGっぽさが強かったけど、暗いシーンだと実写と勘違いしそうな出来でした。実写みたいなCGですごいでしょといった感じのプロモーション映像で、映像的に面白い表現は特になかったのが残念。

セカンド・ルネッサンス
 ネットで既に見ていたけど、全作品の中でこれの映像表現が一番気に入りました。世界観とかは別に目新しくないんですが、ニュース映像やカメラのブレ表現、戦闘シーンの細かいアクションなどの作り込みが良かったので。人間の最後の戦闘の前に、いろいろな宗教の人間が出てくるのはよかった。

キッズストーリー
 原画の持つ勢いのある主線をそのまま映像に落とし込むことに挑戦した意欲作。基本的に主線はラフなんですが、それだけに主線のニュアンスの差が目立ち、たまにこれは綺麗過ぎる主線だなーと思えるカットも。とはいえ、そんな細かい違いなんぞは圧倒的なスケボーシーンの前には大した問題ではありません。
 こんな感じで特徴のある漫画家の線のままでアニメ化しませんかね。『炎の転校生』みたいな。とりあえず、山田章博氏の『ロードス島戦記』を見てみたいです。

 あとは追々書いていきます。

 5.1ch収録なので、環境を整えて視聴しましたけど、音響関係は映像に比べると凝ってない印象でした。アニメの中でも『BLOOD LAST VAMPIRE』や『AKIRA』、『もののけ姫』といった素晴らしい音響の作品と比べるとかなり普通なのがちょっと残念。

2003/06/03

この記事へのリンク 社内コミュニケーションツールとしてのWeblog

 前に大学の中のWeblog話で、研究室間の風通しをよくしたいと言っているのを見て、ちょっと思ったこと。Weblogというのは今インターネット上で完全に公開するものとなってますが、公開を特定のコミュニティ内に限定するWeblogというのはどうなんでしょうか。

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2003/05/22

この記事へのリンク カスタマイズとデコレーション


 PCと携帯の文化の違いを話していた時に出たネタ。
カスタマイズ
自分が使いやすいように
するためにいじる
デコレーション
他人に見せるのが前提
PC 携帯(ストラップなど)
走り屋 暴走族のバイク、車
一人住まいの人間の
部屋のコクピット化
インテリア、部屋ブーム
 概して、カスタマイズというのはオタク文化で、デコレーションはヤンキー文化な気がします。

 携帯の雑誌はなぜサイト紹介や新規端末紹介ばかりなのか?
・携帯は購入時に比較こそ必要なものの、カスタマイズできるところが少ないため、カタログ以外の雑誌が成立しにくい。
・テレビ雑誌に、テレビの各機種の細かい紹介などがなく、テレビ番組の情報のみあるようなもの。
 とか考えたんですが、今後JAVAなどの普及によって、携帯のカスタマイズ性というのが上がれば、状況は変わるかも。

2003/05/16

この記事へのリンク パソコン通信とインターネットの共存時代

 前の「インターネット初期に活躍していた個人」にはやけに反応があってびっくりしましたが、初期からネットやっている人は結構多いんですね。このせいか、MovableTypeを使っている人は年齢が高いという説が出てるし(笑)。

術者の世界: 成熟前のインターネット
 アーティストが公式サイトを始めたのでファンがサイトを見たいがために…ってのは確かによく見かけました。大瀧詠一氏以外だと、平沢進氏や戸田誠司氏辺りがネットに積極的だったかと。小山田圭吾氏のトラットリアも1995年10月とかなり初期にサイトを開設していました。

コトの始まり… : CYBERBLOCKS.
 HIROMIXの登場で1995年頃から写真ブームがあり、デザイナー系文化と写真ブームのリンクがあって、その流れにWebものったんでしょうね。

highbiscus: ネット界昔話
 絵描きに関しては、そのテのコミュニティ(CAT-NET、東京BBSなど)にどっぷり使っていたんで、実際どの程度の影響力があったのかは客観的にはみれないと思い、触れませんでした。
 とはいえ、絵描きネット情報はインターネット上に記録がないので、自分の記憶の範囲で記録しておきます。

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2003/05/13

この記事へのリンク インターネット初期に活躍していた個人

Beltorchicca 2003/05/12 日本のインターネット初期はオタクではなく、オシャレ人のたまり場だったよーという指摘。それを受けて、
highbiscus: 初期個人インターネットはエロから説
 という指摘が。

 エロは、インターネットをしてみたいという原動力にはなったでしょうが、サイトという面で見ると、国内では無修正サイトなんてのは作れないので、ちょっと違う感じ。

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2003/03/25

この記事へのリンク 攻殻機動隊スタンドアローンコンプレックス

攻殻機動隊SAC公式サイト
Production I.G - STAND ALONE COMPLEX
Amazon
 ビデオ版では5.1ch音声が楽しめないので、レンタルDVD待ちしてました。
 オープニングが今更感のする3D CGだと聞いていたので身構えていたら、由水桂氏じゃないですか。由水ファンなのでオッケー。劇場版よりずっとかわいいし(笑)。
 01は1話も2話もアクション盛り沢山で普通に楽しい感じ。特に2話の多脚戦車が暴走する話はメカマニア的には良かったです。映像面では、ロングのレイアウトが多く、大画面で耐えるものになっています。特に超望遠の画面は面白いです。5.1chの音声もほどよく作り込んであり、銃撃戦のシーンなどはかなり雰囲気よし。
 02は捜査中心なので、かなり地味ですが、4話が「笑い男」シリーズの発端なので、シリーズ全体として見ると重要ではあります。03は、「笑い男」シリーズが転がるところで、電脳犯罪を面白く描いていました。

 30分2話6000円のDVDを買うか?というとちょっと微妙です。01は買ってもいいけど、02はどうかなあ。最近、レンタルDVDが普及したから、別に手元になくても…とか思っちゃうんですよ。
 見ていて気になったのが草薙素子の謎ハイレグスーツ。原作でも1話ぐらいでしか使ってないんだから、ないことにしちゃっていいんじゃないかと。視聴者サービスなら、シャワーシーンや下着という手もあるし。一部では「ランジェリー刑事」と呼ばれているらしいです。ランジェリーパブに刑事が登場だ!

2003/03/09

この記事へのリンク 学園SF作品の構造思考メモ

過去に人気の出た学園SF作品の構造思考メモ。ここで想定しているのは『エヴァンゲリオン』『エイリアン9』『ガンパレード・マーチ』『最終兵器彼女』『ほしのこえ』といった作品群。

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2003/02/20

この記事へのリンク キャラクター小説の誕生に関するメモ

 『キャラクター小説の作り方』を読んで、キャラクター小説といわれるものがどうやって生まれたのかが気になり、ちょっと調査。ネット上の情報だけではありますが。

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2003/02/17

この記事へのリンク 男性向け作品における少女漫画テイストの普及に関する思考メモ

男性向け作品における少女漫画テイストの普及の歴史を考えるための思考メモ。

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2003/02/03

この記事へのリンク フィクションで描かれる都市

 ギャルゲーの舞台は微妙な地方都市が多いよね、という話をしていて、最近のヒット作品の中で描かれる都市に共通項目があるのでは、と思うように。関東でいえば、東京から電車で1時間半ぐらいかかるような場所、たとえば茨城や千葉の木更津などそんなイメージの場所が舞台になっている気がするのです。大宮など繁華街を抱えた街ではなく、駅前のビルを抜けると、もういきなり住宅があるような場所。『エヴァンゲリオン』の「第三新東京市」が東京という名前を持ちながら、ちっとも東京の空気がない辺りが源流ではないかと考えています。
 これはギャルゲー・エロゲーに多いんですが、登場人物が一戸建てに住む率が高いので、地方都市な気がするんですよね。ヒロインは家族と一緒に一戸建てに住んでいて、主人公はボロなアパートかマンションに一人住まい、または家族が何らかの事情で家にいなくて一戸建てに一人住まい。ドラマだと、マンションに家族で住んでいるというのは多いのに、なぜかこの手のゲームの中では少ないという。
 「東京」や「都市」にこだわっている作家は押井守氏など世代だけなのかもしれません。「地方出身者が好む都会のイメージ」という話題もこれに関連しそうなんですが、こっちはまだ考え始めたばかりなのでとりあえずメモだけ。

2003/01/23

この記事へのリンク ゲーム制作を個人の手に取り戻せるか?

 先日、人と話した時のメモ。

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2002/03/23

この記事へのリンク 『パルムの樹』を見ました

 友達が「イかれた映画なので君向けだと思う。ただ公開がすぐ終わりそうだよ」と言うので見てきました。3月16日から公開されていたのですが、3月29日に終了なので、公開期間は2週間でした。み、短い。

 事前情報はほとんどなくて、キャラデザインを見て、文部省推薦よい子アニメなのかと思っていたんですが、全然そうじゃありませんでした。
 「心を持った人形パルムが人間になるため冒険の旅をする映画」と紹介されたりしますが、『ラピュタ』のようなワクワクするような「冒険」ではありません。
 「胃がキリキリするような欝な話が好き」とか『リヴァイアス』みたいな追い詰められた人たちのドラマが好きな人にぜひお勧めしたい映画です。

 主人公のパルムは、どんどん身勝手になっていくし、登場人物たちはやたらと幸薄いし、わがままなパルムにそれでもついていくヒロインのポポはだめんず好きな匂いが…。
 くらたまの『だめんず・うぉ〜か〜』に出演して欲しいもんです。

 「ポポは僕だけを見ていればいいんだよ!」とか「僕はポポのために人間になろうとしているのに、君はちっとも努力をしてない!」とかパルムのステキな言動を見ていて「サイコピノキオ」というタイトルが頭の中で浮かんでました。
 最後はコードうねうねで『AKIRA』だし。映像の雰囲気としては2002年版『ロボットカーニバル』という気もします。

 作画は、シンプルなデザインの分、かなり動いてました。破片やうねうねした物体が大量に出てきて、なかむらたかし氏といえば、破片とコードだというのを改めて実感させてくれました。うねうねコードを描かせたら日本一ですね。
 それと新居昭乃の唄は素直に良かったです。久しぶりに『マクロスプラス』のCDが聞きたくなりました。

 当然ですが、劇場はかなり空いてました。大体、東京での公開館が有楽町スバル座と船堀シネパルの二館しかありません。
 角川書店とかが出資しているんですが、スポンサー的にはなかむらたかし氏の監督作品『とつぜん!猫の国バニパルウィット』みたいにわかりやすい子供向け作品を作ろうとしたら、なかむらたかし監督がきまじめそうなので、「パルムはこんな良い子じゃダメなんだ!」とかいって作っていたら、こんな追い詰められた感じの映画になってしまったのではないかと推測。なかむらたかし氏が次も監督をすることはかなりなさそう…。

 というわけで、ストレンジなアニメ好きの舌を満足させてくれる妙な映画でした。

 『とつぜん!猫の国バニパルウィット』は見たことないんですが、ソフト化されなさそう…。あと『ゴールドライタン』の良い回も見てみたい…。

追記:『とつぜん!猫の国バニパルウィット』は、ビデオソフト化されており、大きなレンタルビデオ屋だとあるみたいです。あと、アメリカでリージョンフリーのDVDが販売されている模様。

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