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2003/12/23

この記事へのリンク font-familyに指定する英語フォント

 コジャレなサイトのためのフォント選択を小ネタのつもりで書いたら、意外と反応があったので、ちょっとまとめてみます。
はてなダイアリー - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ : コジャレ vs ヤンキー
はてなダイアリー - アクティブにいきたいねと思いつつ日記 : コジャレサイトにな(略)そのさん(フォントの話)

 ウチのサイトでは、「Verdana」を基本に、「Arial Black」(1バイト文字のみで強調したい場合)、「Century Gothic」(メニュー部分)、「Times New Roman」(日付表示)(※名前に空白が入るフォントをスタイルシートで指定する時は""で囲む。ただし、一つのみの場合はいらない)を使い分けているんですが、Century Gothicはファンシーですか! Futuraみたいに曲線が少ないから、かっこいい方になると今まで思ってました…。

全標準フォント一覧 / もうパンツはかない
 こちらでOS XとWindows XPで標準搭載されているフォントがわかります。

 Windows、Macintosh、どちらでもオッケーな英語フォントをちょっとならべてみました。上が普通、下はfont-size:largeです。ただし、もともと本文はfont-size:95%になっています。文字サイズ標準でfont-size:largeになると、どのフォントも太めになり、見た目がかなり変わるので、その辺を意識して使うとデザインしやすいです。

■Verdana
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 「Verdana」がよく使われる理由は下のページを参照のこと。文字サイズが小さい時にVerdanaは利点が出てきます。
HotWired Japan : Webmonkey : graphics_fonts : ウェブ・タイポグラフィー・チュートリアル――第2日(第1回)

■Arial
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 「Verdana」に似ているけど詰まり気味。

■Arial Black
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これにBold指定をかけるとちょっとうるさい。

■Century Gothic
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 細くてちょっと頼りないのでBold指定をかけてみました。Bold指定かけた方が幅が狭いというのが不思議。

■Times New Roman
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 Operaだと日本語が明朝に。

■Comic Sans MS
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これこそファンシーなのではないかと!

■Lucida Sans Unicode
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
 これはWindowsのみのもの。IEだと日本語本文が強制的にMS UI Gothicに。

■Trebuchet MS
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお
1234567890 ABCDEFabcdef あいうえお

 これもWindowsのみのもの。TypePadのデフォルトスタイルで指定されているフォントです。

 CSSはソリッドなデザインに強いから、どうしてもコジャレ系になっちゃって、栗原さんの言うようなヤンキー臭いデザインは難しそうです。とりあえず紫色を多用すると、ヤンキー(というか族臭い)のではないでしょうか。あと文字は太めの明朝とか。

2003/12/22

この記事へのリンク マスコミ報道の検証

中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する : ウェブログ@ことのは
 読売オンラインの下記の記事は、事実を一部省略して、中国では反日感情が高まっていると煽っているのではないかという検証記事。
YOMIURI ON-LINE / 国際 : 北京のコンサート、観衆が日本人バンドに「帰れ」連呼

Xiao_Long's Hideout: 真相を伝えること
blog::TIAO: 「BRAHMAN北京コンサート」マスメディアに歪曲された中国報道-2・・・中国在住の日本人フリーランスライターの意見
blog::TIAO: 「BRAHMAN北京コンサート」マスメディアに歪曲された中国報道-3・・・読売新聞への抗議とそれへの回答

Irregular Expression: テレビ朝日、反米デモ捏造で2万人虐殺幇助
 テレビ朝日の報道を捏造として批判した個人サイトの記事。
はてなダイアリー - kom’s log
 これに対して、バグダッド在住のWeblogから情報を引いてきて、テレビ朝日もIrregular Expressionも、どちらも間違っているという検証結果を。
Irregular Expression: 朝日新聞はテロリストの代弁者かよ
 それに対する反論が。kom's logで取り上げている現地のWeblogの信頼性の問題を指摘。イラクのデモの真実を伝えるのが意図ではなく、テレビ朝日の報道のねじ曲げを指摘したかったとのこと。
Doc-show-log: 反米デモ?反テロデモ?反占領デモ?
 TrackBackを受けたんですが、kom's blogのほうで取り上げているイラクのWeblogに偏りがあるという指摘。

 これらを読むと、マスコミによるの現地の情報を聞いただけで、現地の人は○○と思っていると思うのは当然軽率だし、現地での情報発信もその偏差を意識しないといけないから、簡単に判断できないし…と、複数ソースの検証をするにしても、相当ハードルが高いことを思わせます。結論として、日本語しか読めない人は不用意に海外の情報を判断しないが吉、って感じでしょうか…。
 余談ですが、イラクで英語のWeblogが多いのは、過去のイギリスの統治や教育水準の高さがあるからなんですかね。

 マスメディアの報道を検証する動きが増えたことは良いことなんですけど、特定のメディア(朝日新聞、テレビ朝日、TBSが主なターゲット)を批判とすることが目的と化している事が多いようです。そして、「マスメディアは信じられない、真実はネットにある」といった思考に流れるんですけど、そのネットの情報はどうして信じられるのか?という視点がすっぽり抜け落ちて、結局二項対立の単純な構図になり、果ては陰謀史観に陥っていってしまったりするのが見受けられます。
 以前取り上げた「メディアが報道しない海難事故」も、嫌韓感情が先に立ったという印象が強かったです。
 最終的に、情報に対する信頼をどこで持つのかという問題に繋がるんですけど、とにかく複数のソースを探す、というぐらいしかなさそう。

2003/12/17

この記事へのリンク Weblogの「キャズム」をどの視点で見るか

Goodpic: ブログはキャズム(ハイテクの落とし穴)を越えてブレイクするのか?
 これをきっかけに、
NDO::Weblog: ウェブログと"キャズム"
[pshige's Type]: 「Blogはキャズムを超えられるか」って?
 といった反応が。

 「キャズム」はもともとビジネスでの理論だからか、元の記事はWeblogのサービスなどを考えている企業が主で、ユーザーはあくまで従の感じがして、ちょっと違和感がありました。

 僕の場合、Weblogは今までの個人サイトと違います!みたいな主張はスルーしていたものの、Weblogツール自体は自分で導入してみて、Webを使った個人の情報発信としてかなり最適化されていると実感したため、ツールリストなどの情報を提供しました。
 1年前のBLOG騒動の頃は、Weblogなんて流行らないだろうという空気が日本の個人サイト界隈では漂っていた訳ですが、今では純粋に便利なツールとして、Weblogツールを導入する個人サイトも増えてきています。ミニコミ誌のように、個人の情報発信それ自体が廃れることはないから、ネットで情報発信したい層の間にWeblogは普及することでしょう。

 ただ、サーバーにインストールするタイプのものでは、やはり敷居が高いですから、参加者はなかなか増えにくい。そのため、企業によるホスティングサービスや、企業によって、いろいろな各種サービスが担当してくれれば、普及のためには良いです。でも、最悪大企業が撤退しても、中小企業や個人の活動のみでも定着はすると思います。Weblogツールの大部分が個人によって作られているというのは忘れられがちですが、すごく重要なポイントでしょう。
 個人主体で大企業が存在しない市場としては、同人誌市場が近いでしょう。同人誌印刷会社や同人誌を売るショップなどの会社がビジネスをしているけど、大日本やトッパンみたいな大きな印刷会社は参入しない。そんな市場です。
 Weblogの世界で例えていうのなら、Six Apart社は、小さいけど印刷の質の良さで有名になった印刷会社ですね。

NDO::Weblog: Blog of the yeah に行ってきました。
 Weblogはスゴイ!と言いたがっているのは、Weblogにビジネスの匂いを求めている人たちや、ブームを作りたいメディアの人たちなのではという話で、確かにそういう傾向はあると思います。でも、こんな人たちのおかげで、いろいろなサービスが立ち上がったり、認知度が上がったりしているんですよね。

 Weblogでビジネスという話をする時は、Weblogを運営する側と、Weblog周りのサービスを提供する側というのは切り分けておかないと、話が混乱するので注意したいところ。
 Weblogで世間に自分をプロモーションした結果、それが仕事に繋がる人は出るでしょうが、よくWeblogビジネス話で問題にされるのはサービスを提供する側の話だと思います。出版だと、大金を払ってまで本を出したい人たちというのが結構いるので、協力出版みたいなビジネスがありますけど、Webの場合はコストが安いからこそ、使っているのであって、そのコストを上げる方向は難しい気が。もちろん、こんなことは今更書かなくても、皆さんわかっている話でしょうが。
 Weblogサービスそれ自体でお金を儲けるのは難しいという共有意識は持たれているようで、この前のYeah!の座談会でもそんな空気でした。
 Weblogサービスを使う個人相手の商売があまり大きくならないのなら、企業からお金を取るしかない訳で、そうなると次はWeblogで生まれる情報を利用したマーケティングなどの話になるでしょう。そういうことを考えている人たちにとっては、情報を発信する個々の人たちに興味はなくて、個人が集まった「群衆」にしか興味がなさそうです。

network styly *: blogはキャズムを超えるか?
 ハマノさんの場合は、ビジネスよりも社会的な認知という面で切り込んでます。これを読んで、ちょうどレスしようかと思っていたところ、イベントで直接ハマノさんと話して個人的には満足してしまったんですが、せっかくなので。

 今までの個人サイトはマスメディアではほとんど取り上げられなかったのに対して、Weblogはよく取り上げられるようになりました。これはIT業界の人たちの参入が大きいはず。Weblog絡みのイベントに行くたびに、IT業界の人の多さを実感しますし。
 Weblog運営者は平均年齢が高いという指摘がありましたが、平均年齢が高いということは、社会的地位も高い人が多い訳で、そういう人たちの影響力によって、マスメディア側も動いて、マスメディア上にWeblogの情報が溢れていくという構図。
 逆にテキストサイトと呼ばれるサイト群などは運営者は大学生が主体だったから、マスメディア上の情報に載らなかったのでしょう。あと日本の場合、マスメディアが取り上げるネットの話題は、2ちゃんねるが多く、それによって「ネット=2ちゃんねる」というイメージになり、個人サイトに注目が集まらなかったというのもあると思います。

 IT業界の人たちが、それまでは個人サイトを運営せずに、なぜWeblogブームになってから始めたのか?というのが興味深いので、その辺の理由を知りたいところです。
 日本の個人サイトはなんとなくダサかったけど、MovableTypeなど海外産のWeblogはデザインが洗練されていて格好よさそうだから始めたという人が多いのではないかと予測。Weblog運営者にMacintoshユーザーが多いというのもその辺と繋がってそうだし。

2003/11/30

この記事へのリンク 『ワラッテイイトモ、』鑑賞レポート

 五十嵐氏のTwisted Columnで上映が告知されていたのを終了日の11/28に知り、ちょうど12/5は用が入ってしまい行けそうにないので行ってきました。

 会場のSQUID-YAMAMOTO galleryは、かなり面白い場所で、飯田橋駅からトッパン方面に歩き、入り組んだ道の中、古そうなビルを発見。エレベーターは呼んでもこないし、階段を上れば、工事中っぽいところはあるし、会場に辿り着けば、何にも装飾のない部屋にテレビがぽつんと置いてあるだけで、本当にここでいいのか?と疑問に思ってしまいました。
 工場の騒音が響いていたのも、雰囲気を作り上げていて、作品を観ながら、作品の中の音と現実世界の音が勝手にリンクして、いい味を出してました。飯田橋のトッパン印刷方面ってあんなに工場(というか印刷所)が多かったんですね。ずっとあの付近に勤めていたのに知らなかったです。

 作品としては、42分の中でリピートや自己言及の多さが気になった時もありましたが、概ね楽しめました。
 自己言及の中の一つとして、この作品自体の流通方法があったんですが、それがレンタルビデオ屋のビデオに作品をこっそり録画するという都市伝説的行為だったり、ラストがテレビを壊すものだったりするのを見て、なんとなく同世代的親近感を感じました。
 テレビを壊すネタはいろいろあると思うんですが、自分の場合、怪物ランドが出演していた深夜番組『ウソップランド』の「外苑東通りの狼」を連想しました。一緒に行った友達は、NHK教育の『YOU』の大友克洋氏によるOPのテレビを落とすシーン。

 でも、作品そのものより、いずれソフト化されるだろうから別に今見なくてもいいや…というよくある感覚から離れ、積極的に行動しないと見られないという、この行為自体が面白かったという印象が強いです。特に今回の上映会場の場所も、その盛り上げに一役買ってましたし。

<私>をめぐる5つの試み ワラッテイイトモ、
REAL TOKYO 小崎哲哉氏によるレビュー。

2003/11/26

この記事へのリンク 『イノセンス』の2Dと3Dのタイミングずれ

はてなダイアリー - ウスイ スウプの日記 : アニメ/CG りろーでっど
はてなダイアリー - ウスイ スウプの日記
 『イノセンス』の2Dパートと3Dパートで、3Dパートのタイミングはやはり遅い、それは技術的制約ではなく、単にイケてないだけ、でもアニメのスタッフの人たちは3D CGをあまり低く見ないで欲しい、という指摘。このような指摘は勉強になるのでどんどんしていただけると助かります。
 最初に「これは演出意図なのか、CGに合わせた技術的制約なのか」と書いた時に、根本的に上手くいってなかっただけというのも考えたんですが、あれだけの技術力のあるスタッフなら意図があるのだろうと思いたいというのもありました。技術的制約というのは、解決方法はあるけど、それをやったら、作業が遅れる、といった時間的制約も含めて考えていました。

 公式サイト(すごく見づらいので見てなかった)にある予告を見直したんですが、確かにコンビニでガラスが割れるシーンで、バトーの動きとガラスの動きは確実に合ってませんね。ガラスの方だけ重いというか、水の中で動いているみたい。もし、全編こんな感じだったりすると、ちょっと残念。

 他の2D主体のアニメ作品での3D CG利用を見てみると、『マクロスゼロ』のCGパートは、かなりアニメ的なタイミングになっていて、動きの快感を感じさせるものになっていました。アニメーターの板野一郎氏や村木靖氏が3D CGパートのスタッフとしてクレジットされており、この人たちの協力によって、あのタイミングが生み出されたことを推測させます。それでも手描きのアニメのタイミングが好きな人から見ると「3Dっぽい」と言われているのを見かけましたし、2Dと3Dの両立はまだまだ難しいようで。
 GONZO作品みたいに「2Dと3Dは別物」とするのも方法の一つなんでしょうが、作画マニア的には2Dの世界で養われたタイミングのセンスを3Dに持ち込んだ映像作品が見たいところです。

2003/11/24

この記事へのリンク コピペテンプレで自分の心情を語る

 『世界』の北田論文で、2chはネタをベタに…みたいな話がありましたが、その流れで興味深いスレを。

○○って難しいのガイドライン3
 もともと、ガイドライン板のあるスレで、コピペテンプレを使って自分の心情を語るという書き込みを見て、興味を持ったんですが、上のスレはそればかりになり、もはやお笑いのネタは減り、自分の心情を語るスレになっているという特異なところ。下で引用した書き込みは一番印象的なものですが、他にもかなりシリアスな話題のものが多いです。

 以下かなり長いです。

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2003/11/18

この記事へのリンク 不思議ちゃん/矢沢あいの漫画/そして注目されない男不思議ちゃん

network styly *: WEB日記を証拠として「押収」する。 −大阪家族殺傷事件のゴスロリ少女の事例から、WEB日記の「内面表現」をめぐって
 ハマノさんのまとめでいいやと思ったんですが、その後の反応もあるし、自分の中で整理と記録する意味を含めて。
 反応が多かったため、相当長いです。面倒な人はとりあえず一番下を読んでください。

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2003/11/16

この記事へのリンク 90年代初頭、本屋にスタジオボイスが置かれる棚はなかった

nobodymag
Pagenation
 先日の文学フリマで購入したのが、この『nobody』というミニコミ誌。ここが出しているフリーペーパー『pagenation』が雑誌ネタで面白かったので、nobody本誌は「雑誌ってつまらない」という特集をしている8号を購入。他の号は、よくできているとは思うものの、興味を惹く話題がなかったもので。
 この号には江坂健氏のインタビューが掲載されており、90年代初頭のスタジオボイス絡みの話が語られています。江坂氏は、スタジオボイスを出しているインファスに入る前は、マリ・クレール編集部で働いていたそうです。当時のスタジオボイスの編集スタンスが説明されていたんですが、たとえばファッションを取り上げる時、ファッションデザインや洋服そのものしか紹介しないのではなく、スタイリストや広告やカタログのアートディレクション、グラフィックデザイン、カメラマンなど複数の視点で紹介するようにしていたとのこと。当時はこういう視点の雑誌はなかったそうです。
Esaka Takeru's Memo: 雑誌『nobody』

 このインタビューで、そういえばそうだよと思ったのが、90年頃の本屋の雑誌コーナーに「サブカル」の棚はなかったという指摘。ここでは、雑誌の棚の指摘のみですが、おそらく書籍もなかったはず。そのため、書店員さんから、スタジオボイスをどこに置けばいいんですか?とよく聞かれたそうです。江坂氏は、書店の棚を開拓するようなカテゴリーを作る雑誌を作るのが楽しかったとか。
 もちろん、昔から「サブカルチャー」という単語はありましたが、今のように、蔑称っぽっかったり、オタクとの区別で使っている「サブカル」という言葉は、生まれてから10年少々しか経ってないということは、この言葉を使う時に気にしておくべき事実でしょう。
 1980年代、漫画の世界で「サブカル漫画」というカテゴリーはなかったし、『ガロ』がサブカルになったのは90年代以降に「サブカル」として〈発見〉されたから。藤原カムイ氏やとりみき氏、原律子氏などの作家辺りが「サブカル漫画」の萌芽ではないかと考えてます。大塚英志氏が、広告などで使われても違和感のない漫画家が増えているとコラムで書いていたような作家群。
 音楽の場合、1989年に『平成名物TV』内の一コーナーとして『イカすバンド天国』通称『イカ天』が開始され、雑誌『宝島』がバンド雑誌に、しかし1992年にはバンドブームは終了し、『宝島』はヘアヌード雑誌に。また、1991年にはフリッパーズギターが解散し、そして渋谷系、という流れも。
 こうして、「サブカルチャー」が「サブカル」となっていく流れを各ジャンルでまとめて一覧にして見ると新たな発見がありそうなので、誰か1980年代後半からの「サブカル年表」を作って欲しいです。
 スタジオボイスが、サブカルチャーのパッケージング化を担い「サブカル」を生む原因の一つになったと思うんですが、ヴィレッジヴァンガードの影響も強そう。ただ、ヴィレッジヴァンガードはリアルに体験してないので、細かい部分がわかりません。

関連:バンドブーム関係で検索して見つけたページ
ポップ万国博覧会>プカドン交響楽団>バンドブーム
80's音楽/バンドブームの思い出

2003/10/27

この記事へのリンク アニメの制作費1話1300万円は地上波なら普通

[知言]舞台広がるアニメ 制作者主導に変化 / ソフト・コンテンツ / ニュース / ネット&デジタル / YOMIURI ON-LINE
 マーベラスエンターテイメント社長・中山晴喜氏(元セガ社長・中山隼雄氏の長男)のこの記事から制作費の話が盛り上がっていたのでメモ。
はてなダイアリー - あめにっき@はてな : ガンスリの制作費1話1300万
はてなダイアリー - うぱーのお茶会 : アニメの制作費/一般的に1話1300万円は高いのか?安いのか?
 『ガンスリンガーガール』の1話あたりの制作費1300万円は、現在の地上波で平均的という話。高い制作費といえば、何かの記事で『カウボーイビバップ』が2000万円で破格と読んだ記憶があります。
 そういえば、この前放映していた『プラネテス』特番で、1話の制作につき、のべ400人が関わっているという話で、制作費が仮に1300万円だとすると一人辺り約3万円ということになり、何本もやらないとそりゃきついよなーと思いました。ただ、動画枚数が1話辺り、5000枚といっていたので、予算はもっと高い可能性もありますが。

ついでに中山晴喜氏絡みの記事をリンク。
Net IR-PRESS/個人投資家のための企業説明会と株式講演会要旨
新天地を求めて-10

2003/10/07

この記事へのリンク 「ありえない」の分析/サブカルチャー言語学

Subculture-Linguistics 言語学をサブカルチャーで斬る! サブカルチャー言語学
 今の若者言葉として「ありえない」の用法はいつ頃からなのかというのが気になって「ありえない」の分析をしているページがないかなーと思って検索して見つけたサイト。
 本職の言語学者である秋月高太郎氏がサブカルチャー(特に少女漫画)や若者用語の分析をしていて、かなり面白いです。
 ちょっと前に個人ニュースで「告白」されたいことばの調査結果が紹介されていましたが、それがこのサイトでした。

 なお、「ありえない」の分析はありえない「ありえない」の用法で。
 この用法の語源ですが、調べてみると、ダウンタウンのつっこみとして「ありえへん」が使われていたので、それが標準語になって普及したのではないかというのが有力な気がします。
 だから、関東より関西の方が早いのではないかという気もするんですが、関西の人でも関東にきてから憶えたという人もいるので、いまいち確定できず。
[DIGEST] Gaki 2/8 これによれば1998年の『ガキの使いやあらへんで!!』で使われています。
流行語 これを読んで「マジ」の延長線上に「ありえない」があるのに気付きました。

追記:80年代に流行った「信じられない」の方が近いのではないかという指摘を受けました。70年代では「ナンセンス!」という表現もありました。感情を表現する要素の強い言葉は陳腐化が速いようです。

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