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2004/11/06

この記事へのリンク 「電車男」とオタク

電車男Sankei Web 「電車男」快走 ネットで誕生、出版10日で20万部
 『電車男』の書籍がかなり売れているそうなので、話題に便乗して昔書いた文章を再掲。
※ 『電車男』が事実かどうかに関しては懐疑派ですので、そういう人間の文章としてお読みください。その辺がわかっていないと思われる反応を見かけたので
―――――――
長いので読むのをパスしていた電車男をやっと全部読んだ。

最初に感じたのは「これって物語というより講座じゃないか?」ということ。脱オタクファッションマニュアルとかあういうのものの総合版。

んでもって、電車男がオタクである必然性をあんまり感じなかった。恋愛スキルのない人間として、アキバ系オタクというのが万人にわかりやすいイメージとしてあるから、それを利用したという印象。『ケロロ軍曹』は良い、エロ同人誌はダメという価値観を押し出してくる辺りも、なんともイヤらしい。

読む前は、安田理央氏の
安田理央の恥ずかしいコラム
『「電車男」はオタクの敗北宣言なのか?』という指摘になるほどと思ったけど、実は生粋のオタクサイトは、最初に軽く紹介したぐらいで、強い反応はなかったと思う。大半のオタクサイトは個人ニュースサイト的で、一つ一つの情報に対する重みが少ないってのもあるだろうけど。

blogmap - 『電車男 Mission.1 緊急指令 「めしどこか たのむ」』に関する詳細情報
blogmap - 『電車男』に関する詳細情報

これを見ると、取り上げ方に5月中旬のブームと、下旬のブームがあるのがわかる。やじうまWatchで紹介された5/26辺りのブレイクがすごい。

強い反応は、下旬からの層に多い印象がある。はてなとかWeblogやっていて、ギャルゲーとかエロゲーは普段プレイしない、でも「萌え」という単語は知っているぐらいの中間層。ギャルゲーのキャラに萌えっていうのは恥ずかしいけど、エルメス子に萌えというのに抵抗はない、そんな人たち。

なので、これは別にオタクの敗北宣言ではないと思った。

まとめログを「ここでフラグが立ったなー」というギャルゲー的な読み方をしていたんだけど、電車男のログを見るのは、他人のゲームプレイを眺める感じがあって、TRPGのリプレイ集に近いかも。

電車男に感情移入するもよし、スレに参加していた第三者の気分になって読むもよし、そういう感情移入先の多さ、そして、もしかしたら自分もその場で参加できたかも、という可能性を感じさせる点などが、ポイントだったのかな。

ゲーム関係の人たちと話していた時に、電車男の話題が出て「こっちのほうが面白いもの。これじゃみんなゲームやらないよなあ」というイヤなオチが。

自分の最終見解は「電車男は、オタクをやめさせて、普通に異性と付き合わせ、出生率を上げようとする厚生省の陰謀」ということで!
―――――――
※初出は6月のmixiの日記で、はてなダイアリーを始めた時にはてなダイアリー - ARTIFACT@ハテナ系にて公開。後半はリンク先が消えているのと、わかりにくい部分があるので、ここでは削除しました。

 この時は書き忘れたんだけど「うたたねひろゆきしてますた」というギャグを使う22歳オタクというのは、ちょっと想像つきません…。
 あと、実話感動ものというと、『一杯のかけそば』を思い出してしまいます。

Beltorchicca 2004/06/29
 電車男に触れている中で一番面白かったのはBeltorchiccaでした。

狂乱西葛西日記2004年10月12日〜10月25日
 『電車男』の偉い人、大森望氏のところにコメントを求めるメディアが殺到。

asahi.com : ネット最前線 : ASAHIパソコン NEWS 2ちゃんねる発「純愛物語」にハマりまくる人々 「切ない」「泣いた」「ネット新世代の登場だ」……引きも切らない議論の数々
 詳しく紹介している定番記事。

新潮社 電車男
 新潮社の公式サイト。一冊の書籍とは思えないほど、異常に情報量が多いです。さすがネット発の書籍。トップの紹介こそ「ヲタク」(なんか水玉螢之丞氏みたいだ…)の文字がありますが、関わった人たちの感想の中に「オタク」の文字がないのが気になりました。ネットでの読まれ方だと「恋愛不適格者の代表としてのオタク」というの面が強かったので、こんな感想だったんですが、一般化する過程で、オタクは単なる属性の一つに下がってしまったのかも知れません。

組版男
 アスキーアートを再現するために、WindowsのMS Pゴシックを使ったという涙ぐましい努力が…。
 「書籍活字上に、半角文字がないというのは本当ですか?」という質問に対する解答が。

「無い」というか「使ってはダメ」というルールが印刷にはあります。その理由は書体の種類によって形が変わったり、別の文字になったりすることがあるからです。
 なのですが、これってあくまで縦書きの時の話であって、横書きの時には関係ないでしょう。新潮社だと横書きの書籍や雑誌ってないんですかね。
※コメントで指摘がありましたが、半角文字というのは、半角カナを意味していたそうです

赤ペン男

同僚いわく、電車君が何か語った後に、彼らが「キター!」とはやし立てる構造は、『オイディプス王』などギリシャ悲劇の「コロス」(コーラス)と同じだそうです。
 飲み会で人気者がきた時にみんなから声をかけられるのと同じ光景をこう言うとは…。ギリシャ悲劇とか出せば格が上がると思っているだろ!と思ってしまいました。

2004/06/12

この記事へのリンク Amazonアソシエイトをサポート

 Amazonアソシエイトプログラムをサポートするサービスやツールがいろいろあるのでちょっとまとめてみました。紹介したものは、Webサービスと、自分のサーバーやローカルで動作するものがあります。Webサービスはソースを貼り付けるだけなので導入は簡単ですが、サービスは個人の好意によって運営されています。サーバーの負荷でサーバーを停止するなど、突然停止することもあることは理解しておいてください。

■汎用性が高いもの
Amazon(アマゾン) アソシエイトでアフィリエイト 便利ツール:G-Tools
 個別商品のリンクを生成してくれるWebサービス。手書きでHTMLを書いている人でも使えるのが魅力。最近はこんな機能も追加されたそうで。
G-Toolsアップデート 輸入商品の画像表示、関連商品のおすすめ:Goodpic
 G-Toolsを支援するbookmarkletなど。
AUSGANG SOFT: G-Tools ブックマークレット
AUSGANG SOFT: G-Tools マイ・コレクション bookmarklet
だいあろぐ G-Tools Bookmarklet
 Sleipnir用のスクリプト。

Amazon Search β3 公開 :: Drk7jp
 そのページの文章を解析して、関連する本をAmazonから検索してくれるWebサービス。Javaスクリプトを貼り付けて利用できます。ツールでサイトを構築している人向け。

Amagle PertnerNet
 Amagleの検索フォームを自サイトで利用できるWebサービス。検索リンクとしても利用可能です。

AsociateHelper
 画像付きの個別商品紹介リンクを生成するbookmarklet。インストーラーはWindows。IEで右クリックから作成できるのが便利。
AUSGANG SOFT: Bookmarklet版AsociateHelper
 IE以外のブラウザ、Macintoshユーザーはこちらで。

blog.bulknews.net: Amazon bookmarklet
 テキストリンクを生成する簡単もの。

ARTIFACT ―人工事実― | AmazonのURIまめちしき
 以前、好評だったので参考にリンク。手作業でリンクを張る時は参考にしてください。

■Googleアドセンス代替
 Googleアドセンスでは、「適切な広告がない」「まだクロールされてない」という時は公共広告が表示されます。それを表示したくない場合、Amazonのランキングなどを代替広告として表示するものがあります。

アドセンスでアマゾンウェブサービスを
 アマゾン売上ランキング あまがえるによるAmazonの広告を表示してくれるCGI。

Amagle: AltADs
 AmagleによるWebサービス。

■Movable Type向け
NDO::Weblog: MovableType 用 Amazon 個別リンク作成支援ツール作ってみました。
 Movable Type専用という訳ではないのですが、Movable Typeの管理画面に組み込んだ形にできたりと、Movable Typeに特化したもの。ASINコードからリンクを作成してくれます。Webサービスなので、管理画面から外部のサーバーにいくのが気にならない人向け。
NDO::Weblog: Amazon 個別リンク作成支援ツールの Bookmarklet
 IE用のBookmarklet。
UnknownPlace. - Sleipnirスクリプト 「この商品へのリンクを作成(amazon)」

simple amazon log: aws.pl - MT plugin for Amazon webservices
 Movable Typeで、<MTAws>というコンテナタグが使えるようになるプラグイン。個別のリンクよりも、キーワードリンクやジャンルリンクを好きなように表示したい時に便利そう。

CK Project: Amazonアソシエイトを参考にさせていただきました。

2004/04/26

この記事へのリンク AmazonのURIまめちしき

 当たり前の人には当たり前の話なんですが、知らない人もいるだろうと思うし、最近アソシエイトを始めた人も多いだろうから、ちょっと書いてみます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx
 AmazonのURIは、ASINの直後のASINコード(Amazon内の商品管理コード)まであれば、基本的にアクセスできます。後ろのごちゃごちゃしたデータは不要。

 これに、アソシエイトのIDをつけると

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx/xxxx-22
となりますが、これだと「こんな商品もおすすめします」という画面のほうにいきます。通常よく見るような画面(レビューなどが入っている方)にしたい場合は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/xxxxxxxxxx/xxxx-22/ref=nosim
として「/ref=nosim」をつけます。

 なお、この商品への直接リンクでページにとび、他のページを見ずに商品をカートに入れた時のみ、+2%の紹介料になり、それ以外は通常の紹介料(初期は3%)となります。
※「/ref=nosim」がついている時のみ+2%という訳ではなく、商品をカートに入れるまでに、他のページへの移動がなければ…ということ
 なので、ある人のサイトからAmazon経由で購入する時、その人のサイトのAmazonのリンクから、Amazonにいき、うろついて適当にカートに入れるより、自分の欲しい商品のURIにその人のアソシエイトIDをつけて、そこからカートに入れると、その人に多く手数料が入ります。人様のサイトでレビューを読んで購入を決めた時に、ついでに他の商品も買おうとする場合は、これをやってます。

追記:AmazonのURLは短縮することができるそうです。
Tiny Amazon URL ブックマークレット via Amazon Hacks : NDO::Weblog
 こちらの記事によれば、

http://amazon.co.jp/o/ASIN/xxxxxxxxxx/
 にできるという。

2004/04/19

この記事へのリンク Weblogツールを使っているイラストサイト

 Weblogツールを使っているイラストサイトが結構増えてきたのでいくつか紹介を。アクセスログで発見したサイトが多いです。

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2004/03/26

この記事へのリンク 『境界戦線』(マージナル・バトルライン)やまむらはじめ

境界戦線GXコミックス こちらで立ち読みが可能。
Amazon
 書店で見かけて、やまむらはじめ氏の短編集は好きなので購入。この人の長編はあまり好きじゃないんですが、短編はうまく切り詰められていて、結構好きなのです。
 サンデーGXで連載された作品で、大津波と陥没で壊滅し、内戦状態となった首都圏を舞台にした5つの短編が収録されており、イントロとプロローグの描き下ろしが追加されています。殺伐した中に暖かみのある話や、救いがなくて切ない話など、やまむら氏らしい短編でした。

FILIA FILICE 思えば、やまむらはじめ氏はペンネーム「伊崎浪」の同人誌時代から読んでいるので、もう15年以上は読んでいるんですよね。古いなあ。
 思わず、本棚の同人誌を漁ってみたら、長編漫画の『FILIA FILICE』(べんてん・ふぃるむ発行)を発見しました。1巻の発行は1990年で、第1話は1986年に掲載。1冊辺り120ページぐらいの漫画が載っていて、最後の3巻目は160ページ。サークルの同人誌(この頃は個人サークルではなく、共同サークルが多かった)で連載して、それらをまとめたものとはいえ、このボリュームはすごいです。同人誌でこんなにオリジナルの漫画が描かれていたというのは、パロディ全盛の今からすると想像されにくそう。

 ついでにやまむらはじめ氏の関連ページ。
やまむらはじめ
 日本漫画学院ウェブサイト内のインタビュー。ただ、これは旧サイトのみに残っているページで新サイトの方にはないため、いつのまにか消える可能性大。
やまむらはじめ著作リスト
やまむらはじめ 著作初出リスト Ver.3.00β
 『ハイパーボリア』『ドライエック』『ガンメタルハウンド』『未来のゆくえ』と見事に短編ばかり買ってます。

Similarity Searchがうまくいかなかったので、他の人の感想をメモ。長編より短編が好きな人は多いようで。
読了:ラバーズ7(2) / 境界戦線 : 墜落Blog -北国tv
はてなダイアリー - dustport
はてなダイアリー - 日記
日記もどき:3月

2004/02/19

この記事へのリンク 『NARUTO −ナルト−』 71話「古今無双!『火影』というレベルの戦い」

 アニメ作画傑作烈伝『NARUTO −ナルト−』第30話(※画像が多いので注意)で紹介したスタッフによる回だったんですが、予想通り、また素晴らしい回でした。
 すごい作画連発だったんですが、一番気に入ったのは火影のなぐられ顔。

※この回はこのDVDに収録されてます。

B0002HNQCUNARUTO -ナルト- 2nd STAGE 2004 巻ノ九
岸本斉史 伊達勇登 竹内順子 杉山紀彰

アニプレックス 2004-09-01

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 以下感想リンク。
はてなダイアリー - アニメでマンガでゲームな渦中
はてなダイアリー - とぼふあんかるアニメ日記の日記
はてなダイアリー - すべての謎にエロがある
はてなダイアリー - 辺境の獣人日記
はてなダイアリー - 続・続・うら日記
はてなダイアリー - ex
はてなダイアリー - CAXの日記
はてなダイアリー - 備忘録 (musique)
coosunの日記
しゅうかいどう
それなり日記

 以下、画面付きで感想を。普段なら、画質のために減色したPNGにしているんですが、転送量の問題でJPEGにしました。そのため、つぶれたカットがありますがご容赦を。

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2004/02/01

この記事へのリンク リンク上等!

 「リンク上等!」バナーも作ったので別記事にしてみました。ネット教習所をシステムとして作る−儀礼的無関心について−の続きです。

■おまけ「儀礼的無関心」を有効にさせる作戦
 被リンク側の基準がわからないことが問題なんですから、その基準を被リンク側が明言すればいいのです。多数の読者を必要としていないサイト運営者は「儀礼的無関心対象サイト」というバナーを張り、他のサイト運営者に注意を促します。宣言しているのですから、もしリンクされた場合、相手に対して抗議しやすくなります。
儀礼的無関心対象サイト
 また、儀礼的無関心を実行していると自負したいサイト運営者は、この実行中バナーを張りましょう。思慮のある大人のサイト運営者として、人気が出ること間違いなしです。
儀礼的無関心実行中

※この作戦はもちろんジョークです。実際に効果があると思って、サイトにバナーを張って、笑われても知りません。自己責任でどうぞ。

■リンク上等!
 「儀礼的無関心」対象外のサイトであることを宣言したいという要望があったので、バナーを作ってみました。
 最初「直リンク」にしていたんですが、それだと「画像直リンク」などの意味に取られそうなので、「ディープリンク」にしました。あと、リンクをはずす「アンリンク」の件もついでに入れてます。
リンク上等!リンク上等!

※これらのバナーに関して、紹介するだけなら、画像直リンクで結構です。常用する方は自分のサーバースペースに置いていただけると助かります。

はてなダイアリー - EL30 | note : 儀礼的無関心ライセンス

日本市場からの要求により、MovableType3.0には『ウェブログの設定』ページのクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下の項目に儀礼的無関心ライセンスについての項目が追加されるそうですね。
 ステキな妄想です(笑)。

2004/01/31

この記事へのリンク ネット教習所をシステムとして作る−儀礼的無関心について−

 とあるAさんから、以下のような内容のメールをもらいました。
「加野瀬さんのリンクによって、Aさんが秘かに楽しく読んでいたBさんのあるはてなダイアリーでの記述が削除されました。Bさんは、アクセスの多さにびっくりして、記述を削除してしまったようです。加野瀬さんが『儀礼的無関心』についてずっと書かなかったのは、そのことを知っていたから、書きづらかったのかと思っていました。しかし、どうも気付かれてないようなのでメールでお伝えします」というものでした。
※Aさんから、名前を出さないで欲しいと言われたので、仮名にしています。

 もともと自分は「儀礼的無関心」にはあまり興味がないと何回か明言してますが、Aさんに当事者としての意識なしで「儀礼的無関心」について他人事のように書いているといわれたので、今回の自分の件なども含めて、改めて書いてみます。
 「儀礼的無関心」はネット上で通常無意識に行われている「このサイトはひっそりやっているみたいだからリンクしないでおこう」という行為の心理を上手く説明できたようです。だからこそ、話題にする人は増え、言葉として流行しました。しかし、これを問題の解決策として提案されても有効性があるとは思えなかったために、興味が湧かなかったのです。

■結論
 「儀礼的無関心」が提案される背景として、多数の人が読まれることを想定していないサイトが閲覧制限が何もなしに公開されていることにある。しかし、そのサイトが多数の人に読まれることを望んでいないかどうかは、外部からみてわからないため、リンクによる問題が発生してしまう。そこで、サイト運営者自身によって、閲覧者を緩やかに制限する技術(ID登録のようなものではなく、閲覧者が匿名のままで閲覧を制限できる)が簡単に使えるようになれば、問題解決に繋がるだろう。
 この技術は、サイト運営者の「保護機能」となるし、サイト運営者が閲覧者人数を徐々に増やすことによって、ネットでの情報発信における「教習所」としても機能するだろう。これは、概念の提案や、言論による教育よりも効果があるはずだ。

 以下、思考過程を説明しますが、長文ですので注意してください。『波状言論』の創刊準備号(テキストファイル)で書いたコラムの続編的な形にもなってます。
 「まだやっているのかよ!」と思われる方も多いでしょうが、一番最後の部分は無駄に力をいれたので、見てもらえると嬉しいです。※これはリンク上等!として別記事にしました。

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2004/01/27

この記事へのリンク 「内地」と「外地」

はてなダイアリー - アクティブにいきたいねと思いつつ日記 : 「本州」
 北海道の人は「本州」という言葉を日常的に使うけど、九州や四国の人は使わないのはなぜだろうか、という話。
 沖縄の人は「本土」と呼んだりしますけど、もう一つ、北海道や沖縄でよく使われる「内地」という言葉がいつから使われるようになったのがちょっと気になりました。
 「内地」の対語は「外地」なんですが、こちらは現在使われていません。どこを指すのかなーと思ったら、こちらで正しい定義が。
外地整理室案内
 外務省条約局によれば『「外地」とはすなわち「内地」の法体系とは異なる外地法によって外地法令が適用された地域』だそうです。
外地調査資料叢書 第一部
 敗戦前の日本では、樺太、朝鮮、台湾、南洋が「外地」でした。満州は「準外地」のようです。
 なお、この地図では沖縄が「外地」扱いになってますが、これは米軍占領中の琉球政府時代のことを指しています。そのため、沖縄で「外地」という言葉が一般化したのは米軍占領中からだと思われます。
 当時の日本人の当時の感覚として、これらは列強の「植民地」とは違うという意味で「外地」と呼んでいたのではという気がするんですけど、これはあくまで推測。

 で、もともと「外地」だった沖縄が、本州などを「内地」と呼ぶのは由来としてわかるんですが、植民地ではない北海道でなぜ一般的な言葉になったのがちょっと不思議なのです。
北海道弁講座 : 内地
 それはこちらでも指摘されてました。
 日本に植民地ができた頃(外地法ができた頃)から、「外地」「内地」という言葉ができたと思うんですが、その頃の北海道は感覚としてはまだまだ「開拓地」だったんでしょうか。

Classification of Japanese Prefectures : 「都」と「道」と「府」と「県」の違いについて
 検索していて見つけたもの。歴史的背景が面白かったです。

2004/01/18

この記事へのリンク トップ以外にブックマークして欲しくないというサイト管理人たち

 ちょっとOekaki BBS.comというお絵描き掲示板のホスティングサービスの掲示板を読んでいたんですが、普段見かけないような主張を見かけました。

ホームページ管理人の主張
 サイトにはトップから入るべき!という主張が多いのですが、絵描きの人は検索エンジンで辿り着く可能性というのを考えてない人が多いようです。あと、アクセス解析を全ページしているのは監視で気持ち悪い、とか。アクセス解析は、レンタルのアクセス解析のようにバナーがついているものしか知らず、サーバーのアクセスログとかCGIのアクセス解析などは本当に知らないようです。

ブックマークについて、他。
 ブックマークをトップ以外にして欲しくないという主張。閲覧者のローカルでの行為にまで注文とは…。

 イラストサイトに詳しくない方もいるでしょうから、ちょっと説明しますが、イラストサイトというのは大体入り口があります。「ENTER」とかなっているやつです。そこから入ると、「自己紹介」「ギャラリー」「日記」「掲示板」といったメニューがあります。
 ここで疑問なのが階層を深くする必然性です。サイトというのは、トップに最新情報がある形態が、閲覧者にとってベストです。だからこそ、Weblogというスタイルは流行った面があります。
 しかし、上での主張のように、ブックマークをトップにしていたら、よく更新される日記ページにいくためには2回もクリックする必要があります。これは閲覧者にとって、単なる不便でしかありません。
 でも、サイト管理人にとっては、クリックを面倒臭がり、サイトを隅々まで見てくれない閲覧者は、管理人の期待する閲覧者ではないのでしょう。これもある意味「読者を制限する方法」なのかもしれません。

※皆さんからの意見を読んで、自分用のまとめ。
・リンクに関しては、注意書きなどを読んでもらいために、トップから入って欲しいというのはわかる。
・しかし、注意書きを読んでるであろう常連こそ、ブックマークをトップにしてもらいたいようだ。それは、カウンターをまわしてもらいたいから。
・またトップページを同盟バナー(Webリングみたいなもの)の張り場所として考えているため、そこをスルーされたくない。
・絵描きはサイトを一つの作品として捉えているので、美術館のように見てまわってもらいたい。しかし、実際には、閲覧者は更新頻度の高いページを直接見るようになり、そこにブックマークやアンテナ登録してしまう。
・そして、こういう論争を見ると、絵や写真、Flashなどのビジュアルコンテンツ主体のサイトをうまく構成してくれるWebのツールが登場すればなーと思ってしまう。WeblogツールやCMSは文字主体でその辺の気配りが薄いので。

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