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2005/10/13

この記事へのリンク エージェント型ナビゲーションサイト

現状のWEBと次世代WEB (web2.0) の比較、およびコンテンツプロバイダ系企業の事業移行提案 : iandeth.
 TrackBackしてもらったこの記事(パワーポイント)を読んで、2000年5月に書いた企画書を思い出したのでアップしてみます。
 こちらの記事では人手によってセレクトされた情報サイトを提案されているので、正確には自分が考えたような自動ナビゲーションサービスとは違います。でも、自動か手動かはさておき、今後ネット上では、溢れる情報からユーザーが必要とする情報へのナビゲーション/マッチングがますます必要になるだろうというのは、はてなブックマークなどのソーシャルブックマークの人気などを見ていると感じるので、近いものだと思います。
 このプレゼンテーション資料はビジュアルがわかりやすくていいですね。あとフォントのこだわりも。MSゴシックやMS明朝だけだと様にならないですよ!

 自分が書いた企画書は、固有名詞の古さ、利益の出し方の大雑把さなどは2000年に書いたものだからってことで見逃して欲しいんですが、これを書いた時にどうすればいいのかわからなかったのが技術的な面。
 でも、改めて読み直してみると、今なら既存の技術の組み合わせでできそうとは思わせます。特にキーワードに関しては、キーワードの登録は面倒かなあと思っていたんですけど、はてなダイアリーのように自分が普段からブログに書いた文章からキーワードをピックアップして支援するなどの機能もあれば、いけるのかなという気はしてます。
 文章を書くのも面倒だというのなら、ソーシャルブックマークでクリップした情報から、この人はどういった趣味の傾向の持ち主か?というのを判断し、自動的にその人の趣味志向をデータベース化していくというのも考えられます。
 サイトのイメージとしては、AmazonレコメンドがくっついたGoogleニュースという感じですかね。

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●企画意図
 現在、インターネット上の情報サイトが続々と立ち上がっているが、その中でも、漫画・アニメーション・ゲームファン向けの情報サイトは、ファンの情報への欲求が強いため、特に需要が高い。そのため、『MANGA ZOO』『キャラアニドットコム』など大規模なプロジェクトのサイトが増えてきている。しかし、パソコン業界における『PC WATCH』のような定番サイトといえるようなものはないのが現状だ。そこで、定番となるファン向け情報サイトを企画する。

●企画内容
 メールマガジンや情報サイトが読まれなくなる原因の一つとして「情報が多すぎる」ということが挙げられる。情報発信側は、「多ければ多いほどいいだろう」と考えがちだが、個人の趣味嗜好に合わない情報ばかりでは、情報にゴミが多い(S/N比が低い)と思われてしまう。逆に各人の趣味にあった情報が提供されれば、その情報サイトのS/N比は低くなる。そこで、ユーザーの趣味を最初に登録してもらい、その趣味情報を元に膨大な情報を選別して、ユーザーに配信すれば、ユーザーにとって情報の質が上がったことになるだろう。情報のナビゲーションを、ユーザー任せにするのではなく、こちらから積極的に誘導するのだ。
 簡単にいえば、ぴあのように膨大な情報量を持ち、ユーザーの登録情報でナビゲートして、東京ウォーカーのように選別された情報を提供する。通常、情報サイトというのは、まんべんなく情報を集めるので、個性が出にくいが、サイトの個性はユーザーによって決まるのだ。
 ここまで複雑な仕組みを使って何をするか? それは、趣味嗜好などきめ細かい情報が詰まった個人情報を集めることだ。ここまで細かい個人情報があれば、商品が狙うユーザーをピンポイントで狙った宣伝やアンケート、作品を発売する前の調査、どんなクリエイターが今人気があるかの調査など様々な利用方法が考えられる。

●内容構成案
・ユーザーに、最初にキーワードとなる単語をいれてもらう。具体的には、好きな漫画やアニメ、ゲームの名前などを入力。そして、データベースによって、アニメやゲームのメインスタッフの情報も同時にそのユーザーのキーワードとして登録される。
・インターネットなのだから、速報性は重要だ。細かいニュースレベルの情報は随時更新。ニュースには、キーワードが登録されており、更新されると、会員の個人情報を検索して、ニュースと同じキーワードを登録している会員に、ニュース更新のことをメールで告知する。

●ユーザーの利用例
[高校生A君の場合]
 テレビ東京で放映されているアニメ『無限のリヴァイアス』は、登場人物たちの青春群像が面白く、最近欠かさず見ている。このアニメの詳細な情報が知りたくなったので、さっそくいつものサイトにアクセスしてみた。まず、自分のプロフィールに好きな作品として「リヴァイアス」を登録してみる。すると、『無限のリヴァイアス』は既にデータベースに登録されていたので、メインスタッフの情報が表示された。スタッフの名前をクリックすると、データベースとリンクして、過去の参加作品などの詳しい情報がわかる。キャラデザの「平井久司」が過去に何をやっていたか知りたかったのだが、このデータベースで過去に小説の挿し絵やアニメ『ガルキーバ』のキャラデザをしていたことがわかった。
 数日すると、『無限のリヴァイアス』のメイン脚本家である黒田洋介が次回作品を準備しているとの情報がメールで配信された。そのメールでは、僕が好きな漫画家・内藤泰弘がゲームのキャラデザするという情報も一緒に配信されてきた。さっそくサイトにアクセスしてみると、黒田洋介の次回作品へのコメントなど詳細な記事が確認できた。今度は、ファンタジーモノで、またリヴァイアスのような青春モノになるらしい。楽しみだ。内藤泰弘がキャラデザするのはPS2用の大作RPGだった。まだPS2は買わなくてもいいかなと思っていたが、絵を見ていたら、買いたくなった。
 そして、自分と好きな作品の趣味がよく似ている人がいるとの情報がメールできた。さっそく、その人の公開プロフィールを見てみたが、かなり趣味が合いそうだ。とりあえず一回メールを出してみよう。

●開始時期
早ければ早いほどよし。

●売り上げ見込み
バナー広告と、企業への情報提供が主な収入源となるだろう。

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