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2005/07/17

box 自分が想定していないリンクを拒否するシステム/コメント欄の高機能化 はてなブックマークに追加 MM/memo投稿 del.icio.us entry

NWatch ver.4 - 「リンクは絶対に自由だ」のもとで迫害される人々
 ここから始まった無断リンク議論自体はここでは触れませんが、この議論から派生した話題で、無断リンクを防ぐにはどういうシステムにしたらいいかというアイデアが興味深かったのでメモ。

圏外からのひとこと(2005-07-13) rir6システムを実装しよう

モヒカン族 - モヒカンを隠して生きてきた日記 だからえらい昔に提案してたんだけど結局誰もやってないなぁ

サイトにキーワード(パスワードと等価だが秘匿性のゆるいもの)を設定可能。変更も容易なUIとする。
キーワードを知らない人からの一定期間内アクセス可能数を設定可能。
当該サイトへのアクセスはキーワードを含む cookie が送られた場合は無条件に through。
設定したキーワードが cookie に書かれていないアクセス数はカウントしておき、「一定期間内アクセス可能数」を越えた場合はキーワード入力画面へ飛ばす。
キーワードが送られたらそれを cookie にセットする。

SYNの日記 - リンク禁止ソリューション

つまり、トップページ以外にBASIC認証をかけてguest:guestアカウントを作成した上で、トップページに「このサイトを見るには、<ローカルルール>に同意して下さい。同意された場合のみ、次のリンクをクリックして、IDにguest、パスワードにguestと入力して下さい。」と書く。
 また、オオツネさんのvoid GraphicWizardsLair( void ); //のようにCookie設定を強制するという案も。
SYNの日記 - リンク禁止ソリューション補足
SYNの日記 - モラルに依らないリンク禁止表明法
 検索除けのrobot.txtみたいな宣言の規格を考えるというもの。

 自分が考えた仕様としては、サイトを訪問するとCookieを発行、そして、一定期間(1ヶ月ぐらい?)の間に再度そのサイトを訪問すれば、常連であると認識され、Cookieに常連情報を書き込む。もし自分が想定してないリンクをされたら、常連のみが読めるように設定を変更できるようにするというもの。基本的には、常時アクセス制御するのではなく、緊急時にアクセス制御することを考えています。

 なお、このCookieを使って、コメント欄制御も考えています。現在のコメント欄制御というと、ユーザー登録をしてもらって、ユーザー登録をしていないと書き込めないようにするものが多いですが、それだと少々ハードルが高い。そこで、このシステムを使えば、緩やかにユーザーの個別認識ができます。詐称対策になりますし、Cookieを持っていない一見さんはコメントできないようにするといった処置もとれます。

[R30]: メディアビジネスのバリューチェーン(最終回)

 いや、正確に言うと、実はこの2つのメリットをうまく合わせたCMSを、ブログの草創期に見たことがあるのだ。覚えている人がいるかもしれないが、2年ほど前に「リネージュ」というオンラインゲームのユーザーサイトで「リネージュ記者クラブ」というのが存在した。

 このサイト、今から思い返しても非常に良くできたCMSで、一定頻度以上訪問してサイトを巡回している読者に対し、予告されないタイミングで、あるCookieを発行するという仕組みになっていた。

 このCookieがコメント書き込み者の個人認証として使われるようになっていて、Cookieを持たない読者(過去1ヶ月以上そのサイトを訪問したことのない読者)は、コメントができないようになっている。また、例えばある記事にCookieを持っている読者がコメントを付けたとする。するとコメントの横の小さな吹き出しアイコンが表示されて、それをクリックすると、その読者が過去に書き込んだコメントが全部一覧できるようになっていた。

 もともとはR30で紹介されていたこのシステムが発想のきっかけでした。なお、「リネージュ記者クラブ」は現在では閉鎖してしまったため、このシステムは確認できません。

[N] ブログにコメントは必要か?
 検索エンジンからくる通りすがり的な一見さんの客によるコメントには批判的なものが多いが、反論しても、本人は読まないだろうから対処に困るというもの。
 こういった層をソフトに排除するシステムに使えないだろうかと考えています。

 以上、ブログツール制作者やブログホスティングサービスにぜひ検討して欲しい話題でした。

 なお特定のサイトからのリンクをはねるものとしては、忍者TOOLSの「煙巻きコントロール」というサービスがあります。もちろん、ブラウザにURLを入力すれば見られる訳で、アクセスコントロールとしては使えません。あくまで、アクセスログに、自分の想定外のリンクがあるのが気になる人向けでしょう。
忍者TOOLS - アクセス制御 煙巻きコントロール

※補足
DI:DO開発日誌:一般公開制限機能の追加について
 DI:DOに自分が考えていたようなシステムが実装されました。ちょうどこれを書いたその日に発表が。すごいシンクロだ。
【Blogも書けるレンタル日記】DI:DO
 DI:DOはこういったアクセスコントロールに関して、先進的なシステムを多数そろえています。基本は有料ですが、1ヶ月はお試し期間として無料で使えるので気になる人はぜひ。

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Comments
投稿者 :  投稿日 : 2005/07/17 21:26

Cookieに依存するのはどうかと。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2005/07/18 02:58

問題点を指摘したい場合は、もっと具体的にお願いします。

投稿者 : くりす 投稿日 : 2005/07/18 15:23

DI:DOにこういう仕組みが実装されました。
http://www.di-do.net/cgi-bin/di_do/index.cgi?200507b#1121596238000

投稿者 : 通行人д 投稿日 : 2005/07/18 19:56

 Cookie依存で問題になるとすれば、複数マシンを使っている人はどうするか?というところですね。
 巡回、自宅はデスクトップマシンですが、出先はノートブック使ってますし。また気分で家でも、ノートブックを使って巡回することもあるもので。

投稿者 : SYN 投稿日 : 2005/07/18 23:27

人間とブラウザが紐づいているという前提がないと、Cookieは役に立ちません。
複数のマシンやブラウザ環境を持つ人には少し不便です。
ネットカフェや会社や学校などの共有パソコンから書く人にとっては、常連としての書き込みが出来ないという問題点があります。これは(そっち系の人には)致命的かもしれません。

投稿者 : Shin 投稿日 : 2005/07/19 02:02

cookie はすぐに設定できるので、別にインターネットカフェからでも複数ブラウザでも問題ないと思いますが。
一見さんではなくそうまでしてコメントしたい人が対象なわけだし。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2005/07/19 03:38

DI:DOの仕組みはまさに想定していたようなものですね。
登録ユーザーのグループ分けによるアクセスコントロールもあるし、DI:DOのアクセスコントロールに関しての先進ぶりはすごいです。他もぜひ見習って欲しいところ。

Cookieでの問題点のご指摘どうもありがとうございます。複数マシンやブラウザを使っている人は不便になるという問題、理解しました。
この問題をアクセス制御機能が欲しい人がどのぐらい大きく見るかという点になりますね。
ただ、僕がこのアイデアが想定しているのは、「常時」アクセス制御をするのではなく、管理人が非常時だと思った時に対処しやすくしたほうがいいのではというものです。なので、非常時はそのぐらい我慢してもらえるメリットは充分あると考えます。特にコメントに関しては、そういった非常時なら、その程度のデメリットはしょうがないだろうと。
もちろん、そういう機能が装備されたら、特にセンシティブな人は常時設定するかもしれません。それによって、共有PCから閲覧、書き込みしている人は排除される可能性が出てきます。そういった人は、DI:DOのようにそのサービスのユーザー登録、またはTypeKeyのような公開システムに登録をお願いすることで、問題を解決するしかないと思います。繁盛にコメントを書き込むような人だったら、ユーザー登録自体に不満を感じることはないでしょうし。
この辺りは、DI:DOの運用を見て、もっといいアイデアなどがあるかどうか見守りたいです。

投稿者 : SYN 投稿日 : 2005/07/19 05:16

なるほど。非常用と考えれば、前もってCookieを埋め込んでおくというのはスマートだと思います。

投稿者 : 1 投稿日 : 2005/07/19 21:55

comments の1つ目の投稿者です。
議論を生まない方向でコメントしてしまい申し訳ありませんでした。

私は前回訪問先の cookie が残っているのが気持ち悪いので、ブラウザが閉じられる際に cookie が自動で消えるように設定しています。オンラインストア等で決済したら即、手動で消すようにしています。

私のような几帳面な人間はたぶん少数派です。全く想像ですが、ある割合の一般的なユーザに対しては cookie を使った制御は有効です。しかし積極的にコメントを投稿したいが cookie を日頃から保持してはいないというユーザは困ってしまいます。

私の意見としては、1回目のコメントとずれますが、cookie の長期保存を前提としたサービスは避けるべき、ということです。cookie はサイトを訪れたそのセッション中でのみ有効だという使用法が良いです。複数セッションでユーザの識別をするならサーバ側で行うべきです。

投稿者 : otsune 投稿日 : 2005/07/20 14:32

積極的にコメントを投稿したい人はCookie以外のTypeKey認証やID発行などの本格的な方法で識別するようにすればいいのでは。
100%じゃないからダメだ。というのは目指していなくて、80%ぐらいが楽になれば万々歳だと思います。

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