2005/06/20
自分の記事を誤解して書かれた記事が有名サイトで紹介され、広まってしまった時の悲しみ
9bit confusion - 無気力なゲーオタに与えるゲームはない
という記事に対して、
技術系のシバチョがコラムを書く - 無気力なゲーオタに与えるゲームはない
技術系のシバチョがコラムを書く - ゲーム考(Re:無気力なゲーオタに与えるゲームはない)
こういう反応があったんですが、相手が書いてないことを前提に(大作RPGの話なんてしてないとか)話をしてるなーと思っていました。
9bit confusion - 消耗
どういう誤解があったかは管理人のゲーモクさん自身が書かれています。議論のすれ違いポイントは下記の通り。
いつムービーがかったるいという話をした? この辺で気付いたが、俺は「ゲーム本編が始まるまでのプロセスの長さ」を問題にしているのに対して、シバチョさんは「ゲーム全体のボリュームの多さ」を問題にしているようだ。どうりで話が噛み合わないわけだ。俺が求めているのは、起動プロセスが短縮されたゲーム機と、本編が始まるまでの敷居が低いゲームだ。新しいか古いかは関係ない。古いゲームでも導入がマズいゲームはたくさんあった。そしてボリュームも関係ない。すんなりと入れるよう意識して作られたゲームの多くは、やはりすんなりと数十時間遊ばせてくれた。俺はただ当たり前の話をしているだけだ。
きっとシバチョさんは、ボリュームのあるゲームがもてはやされる一方、アイディア勝負のゲームが見向きもされないという現状に憤りを覚えているのだろうな。そして犯人捜しをした結果、ゲーオタが悪いと結論づけたのだろうな。
議論の感想。
hello > all 「今のゲームをかったるいゲームにしたのはゲーヲタではないか?」 考
もともとゲーマー・ゲームオタクは数が少ないんだからにそんなに影響力があるのか?という指摘。
で、自分もゲーモクさんの立場だったら、いやだなあと思ったのがこれ。
しかも、この俺の話を誤解したシバチョさんの記事の方が大手ニュースサイトの流通に乗って広まっているのだから、こっちにしてみたらたまらんな。ニュースサイト経由で来た連中は皆、「ほほう、こいつがゲーム業界を腐らせる元凶たるゲーオタの代表か」なんて思いながら読むんだろうなぁ。もう空しいとかいうレベルじゃないな。
状況を整理すると、自分の記事への反応として、誤読したと自分には思える記事が書かれた。ここまではよくある話です。
問題なのは、その他人のブログの記事が、有名サイトで紹介され、情報が広まったこと。そのあと、起きる事態としては以下のようなパターンになるだろうと考えられます。
有名サイトにリンクされた記事だけ読み、その先のリンクの記事までは読まない人(多数)
・リンクタイトルが記事名だけならいいが、サイト名もあったら、なんとなくサイト名は憶えるだろう
有名サイトでリンクされた記事から、リンクされている記事をきちんと読む人(少数)
・誤読に気付かない人
・誤読に気付く人
有名サイトで誤読による反応記事がアップされた場合も、似た事態に入りますが、こちらはリンク先を見る人はより多いだろうから、今回の件より被害は大きくなります。
一番下以外の人は、記事を書いた自分を悪者だと思うことになるので、大半の人に悪く思われることになります。
今回の場合、リンクは記事名だけで、サイト名はないから、一番最初の元記事を読んだ人が誤読に気付くかどうかというのがポイントになるんですけど、あきらかに言ってないことを言っていることというのは気付くと思いたいところ。いや、気付くだろ…普通。気付け!
なお、シバチョさんの記事に言及しているサイトの反応を見ていると、ゲーモクさんの記事まで読んだと思える人はほとんどいませんでした。
こういったトラブルから身を防ぐ方法を考えてみたんですが、誤読を完全に防ぐ方法はないから、防ぐことはできません。不幸にも巻き込まれた時には、広まった意見に対して、自分の意見がカウンターとしてある程度広まるようにするぐらいしかやれることはありません。要は有名とはいいませんが、中堅といわれるぐらいのサイトになるしかないのです。でも、それは誰にでもできる訳ではない…。
その上、最初の記事のコメント欄を見たら、その誤解のままでコメント欄で議論が進んでいるという。ここまで追い打ちをかけられたら、文章を書く気は当分起きないでしょうね…。
シバチョさんは最低ネタにした記事の管理人の名前ぐらいは見ておいたほうがいいのではないでしょうか? 記事の下に「ゲーモク」という署名がありますよ。名前がわかっていれば、「無気力なゲーヲタ」名義でコメントしている人が、ゲーモクさんだとは思わないはずです。
技術系のシバチョがコラムを書く - なんか完全に誤解されちゃった気が・・・
自分の誤読で相手を悪者にしてしまい、その情報が広まったことに対しての謝罪はないんですね…。この記事を読めば、僕の考えはわかるでしょうが、改めて書きます。完全に誤解されたのは、ゲーモクさんであり、シバチョさんではないと僕は思いました。
今回の件は、自分もやる可能性がありそうなことだったので、このような振る舞いはいけないという反面教師として見習わせていただきます。
追記:
技術系のシバチョがコラムを書く - ゲーモクさんに謝罪
シバチョさんがゲーモクさんへの謝罪文を書かれました。この件に関しては、ゲーモクさんのあまりのやるせなさが切なかったので書いたものであり、個別論に関してはこれ以上言及しません。このコメント欄での個別論の言及もおやめください。あったら削除します。一般論としてならかまいません。
※シバチョさんの記事のコメント欄に書き込んでいる人たちがいますけど、この件は当事者同士の話はすでに終了しているのですから、必要以上に追求する意味は感じません。
9bit confusion - ネットバトルでサクセス大作戦
謝罪文に比喩を使うとロクなことにならないというのを学習しました。怖い怖い。
他人の記事をトリガーに記事を書きたくなることは多々あります。でも、自分の書きたいことの対象が、相手の記事の主張とは違うものだと思った場合、「この記事で連想したんですが」とか「この記事とは直接関係ないんですが」と書いておく。あくまで他人の記事はきっかけであり、直接の反応ではないことを宣言。人の記事をベースに、自分の意見を主張したいという場合は、こうした気遣いをするべきだと考えます。些細なことなんですから。
void GraphicWizardsLair( void ); // blogはpermalinkのせいで前後のエントリーを読まれずに誤読されて当然になった
※関連 読みやすいエントリを作成するノウハウ
こういう時代だから、自己防衛すべきというのはあるんでしょうが、個性的な文章スタイルは誤読されやすいから、誤読に疲れ果てた人は、誤読されないスタイル以外では怖くて記事を公開できなくなりそう…。
ブログは、個人サイトのスタイルの標準を作りましたけど、このままだと文章スタイルの標準まで作りそうです。
ant-eat-ant world: December 2003
ミニコミ的なサイトを作りたい人は読者を減らす努力が必要だという話を思い出します。
※過去に自分の書いた関連記事
ARTIFACT ―人工事実― | 誤読上等!
今回の件を見て、誤読上等といえるのは、ある程度アクセスがあるネット上での強者といえるサイトだけというのがよくわかりました…。
ARTIFACT ―人工事実― | Bloggerの壁
ブログに多数の読者がついてくると、多数の人に向けて書いていることを自覚するようになり、ブログに書くことが保守的になってきて、最近ブログを書きづらくなってきたと伊藤穰一氏が書いていた記事をネタに書いたもの。
ゲーモクさんは、最近、
ABAの日誌
ここのコメント欄で
この人は無気力云々以前に(今は)そんなにゲームが好きでは無いのでは?という気がします。それでいて、未だに自分はゲーヲタだと勘違いしているような。とひどい誤解をされたりと、ひどいことが連発してますけど、精神を消耗しないで欲しいです。ゲームの記事を楽しみにしてます。
※そのコメントへの反応
9bit confusion - あれから何年たったことだろう
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この記事を読んで一つ疑問に思ったのですが、
「ゲーモクさん」という方は有名な人なのですか?
ゲーモクさんのところは、ゲーム好きな人の間では読まれていることがよくありますけど、かといってすごい有名というほどではないと思われます。
アクセス数は公開してないのでわからないですが、3桁ぐらいという印象です。
この事件の当該者です。
大体、私の言いたいことはまとめられていて、参考になります。
ここでコメントすると荒れるかもしれませんが、他のbloggerの皆さんはこの事件から得られる教訓を大切にして欲しいと思います。
まぁ、悪いのはこっちなんですよね。先に誤読をしたのはこっちなんだから。でもね・・・
と一般論で語ってみました。
あ、あと一つ
>あくまで他人の記事はきっかけであり、直接の反応ではないことを宣言。
と書かれていますが、この宣言すら読み飛ばされたらどうでしょうね・・・
こういう宣言は一番最初に書いておかないと、あとで書いても第一印象の方が勝ってしまうので、お気をつけください。
宣言が読み飛ばされて反応された場合は、宣言を読み飛ばした人が悪い、と閲覧者は思うのではないでしょうか。
自分で記事を書く時は、その記事のリンクのすぐ下ぐらいに、「関係ないですが…」と書いてます。
ごめんなさい。ルール違反なので削除してもかまいませんが、
これだけは言わせてください。
>先に誤読をしたのはこっちなんだから。
まだ、こんなこと言ってるの?
ゲーモクさんが誤読してる箇所があるとは思えないんですが。
あなたはどうしてここまでの騒ぎになったのか
全然わかってないと思います。
あなたが偽者であることを願ってます。
他人のコメント欄で荒れることを望みませんが、確かに自分はこの問題の本質はわかっていないと思います。その答えをとおりすがりさんがお持ちでしたら、ご教授ください。
ちなみに、「誤読をしたのはこっち」の「こっち」ってのは私の方という意味ですよ。ゲーモクさんは誤読していないというのはよくわかります。
多分上のとおりすがりさんはSさんの
>先に誤読をしたのはこっちなんだから。
の「こっち」ではなく「先に」を見て
「お互い誤読しているが先に誤読したのはこっち」
という意味にとらえたのだと思います。
とおりすがりさんとSさんの短いやりとりだけでも
意思の疎通って難しいな、と。まあ、私も誤読している
可能性は大いにあるわけですが。
あと、「でもね・・・」の部分にどのような意図があるのかを
できればご教授願いたいです。
引用した言葉の「先に」という言葉から、
(後から誤読したのはゲーモクさんだけれど)先に誤読をしたのはこっちなんだから。
という風に読み取ってしまい、カーッとなってあんな事書いてしまいました。
>ゲーモクさんは誤読していないというのはよくわかります。
確かに一言もそんな事は書いてなく、自分の方が誤読しちゃってますね。
申し訳ありません。
「なんか完全に誤解されちゃった気が・・・」の記事で書かれている事は
意見の相違ってだけで、誤読・誤解はまったく関係ないと思っていたので、
そこらへんの事がまだわかってないのか、と思ってしまいました。
あの記事の対象にあるのはいわゆるゲーオタ層であって、
ゲーモクさんに対して言っている風に見えなければまったく問題なかったと思います。
そもそもゲーモクさんへのリンクすら余計だったのではないかと。
でもその辺の事はもうわかってそうですね。
自分から言えることはなにもないです。
対処としても出来ることはやってると思います。
P.S. 通りすがった人さんの言うとおりの意味です。
これを書いている途中で書き込みがありました。
ゲーモクさんは自分のところで相手を非難しているだけ。シバチョさんは最初の失敗を謝ろうとしている。はてなはコメント機能があるからいいけれど、ゲーモクさんにはそれがないために、そこに他の意見を持ち込ませない独壇場を築いてる。
ブログシステムによる壁も今回の誤解を増長させているかもしれませんね・・・
シバチョさん、「一般論で」のくだりから、謝罪した事に関して納得がいかれてないようですが…。思うところがあるのでしたら、ココに書くのではなく、自分のブログを再開されてはいかがでしょうか。お互いの意見をぶつけ合う事こそ、有意義なものだと思います。
コメント欄のSさんがシバチョさんかどうか、確証がなかったのですが、本人だそうです。
技術系のシバチョがコラムを書く - 卑劣な行為
http://d.hatena.ne.jp/shibacho/20050627/p5
コメント欄より。
Excerpt: 「自分の記事が誤読される」というのは、相手の読解力か自分の表現力の悪さ(たいていどちらも)が原因なのですが、他人の記事が誤読されてその影響で自分の記事を読まれずに反応される、というのはもうどうしたらいいかと。それが原因でコメント欄で非難の応酬が起きたら...
Excerpt: 自分の記事を誤解して書かれた記事が有名サイトで紹介され、広まってしまった時の悲しみ(ARTIFACT) 正直に言います、自分はおっちょこちょいで、すっとこどっこいなので、良く誤読します。だからなるべく記事に対するコメントは控えております。 ピットクルー、月額5万円...
Excerpt: http://artifact-jp.com/mt/archives/200506/misunderstandingspreads.html#comments このエントリーのコメント欄内で「誤読」が起こっている状況が面白い! ネタとして非常に秀逸だと思います(誤読してる、俺?)。 多分、お盆ぐらいまでには「まとめサイト」が出来て...
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