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2004/05/20

box 小説を読む際のビジュアル化 はてなブックマークに追加 MM/memo投稿 del.icio.us entry

 先日、小説を読んでいる最中、どのぐらいビジュアル化して読んでいるか?という話が出ました。
 自分の場合、イラストがついていない普通の小説は、ビジュアルなしで読んでます。頭の中には、文章からすぐ思いつく要素で、抽象的なビジュアルが浮かんでいる感じ。話の展開上、人物の立ち位置関係などが重要な時は、理解を助けるためにビジュアルをしっかり思い浮かべることもあります。

 読んでいる最中に小説のイメージがだんだんはっきりしてくると、過去に見た映像作品や漫画などから似たものを連想してきて、それでビジュアルが形成されることも。それでも全シーンでビジュアルを思い浮かべはしないですね。この時、実写だと情報量が多いので、絵のほうが多い気がします。
 普段は解像度が低くて、重要な時だけ解像度が上がってます。あと、登場人物が増えてくると、レンダリングの精度が下がってきます(笑)。

 ライトノベルのように、イラストがついてビジュアルイメージのはっきりした小説を読む時は、シーンを再現したイラストを参考にしながら、ビジュアルイメージが作られます。でも、個別のシーンごとにビジュアルを思い浮かべながらは読まないです。読むスピードが落ちるので。

 読んだあとに具体的なビジュアルを連想することはあれど、実際に読んでいる最中というのは、ビジュアル化すると読むスピードが遅くなるから、はっきりとしたビジュアルは頭の中に描いてないと思うんですが、他の人はどうなんでしょうか?

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Comments
投稿者 : 烏兎丸 投稿日 : 2004/05/21 00:48

はじめまして。
私もちょうど、本を読んでいる時の他の人のビジュアル化の程度に興味があったので面白く読みました。

自分の場合を書いてみますと、解像度が上がったり下がったりするのは一緒です。
でも、ビジュアル化することで読む速度が落ちると感じたことは無いです。大体絶えず、イラストがあろうと無かろうと解像度が上がったり下がったりしながらもビジュアル化されていきます。
実写か絵かというと、リアルな絵という感じです。
ああ、でも今考えてみたら絵ではなくて映像が常に流れている感じなので、相当リアルなアニメになるでしょうか。

あと映像作品や漫画から引っ張ってくるよりも、自分が目にしたもの全ての中から引っ張ってきたり合成したりしていると思います。
小さい頃には例えば「おばあちゃんの家」というと単純に自分の祖父母の家が真っ先に出てきていたのに比べて今ではいくらでも作り出せることを考えると、見た物が増える分だけ引き出しも増えるのだろうなと思います。

イラストがついている小説は、登場人物の顔がイラストに描かれているものに固定される点ではイラストは重要ですが、それ以外ではその辺りのシーンの解像度が上がる程度です。イラストにもよりますが、大量に流れる映像のなかに一瞬のことしか表せないイラストは埋もれてしまいかねません。

登場人物が増えると(レンダリングというのがビジュアル化の際のどの辺りを指すのかちょっと分からなかったのですが)、登場人物のビジュアル化の精度が下がるというのは感じます。
それから読んだあとに具体的なビジュアルを連想する、というのはいまいちピンと来ませんでした。
矢張り自分にとっては読んでいる最中に自動的に頭に浮かんでくるのが「ビジュアル化」みたいです。

あと、以前本を読むのがそれ程好きではない妹に、本を読んでいる時ってこういうのを思い浮かべるよねーという話をしたら、よく分からないという顔をされました。
小説を読んでもビジュアル化をしない人もいるのかもしれません。

そうそう、小説を読んで、それがアニメ化されたり映画化された物を見て、もう一度小説を読んだら登場人物がアニメや映画の顔になってしまって困ることが結構あります。
アニメや映画はそれはそれで楽しめても、小説を読む時は(アニメや映画から入ったとか、最初からイラストがあったとか以外の場合は)それに影響されずに読みたいです。

箇条書きみたいな文章になってしまってすみません。
長々と失礼しました。

投稿者 : hills have eyes 投稿日 : 2004/05/21 07:18

初めまして。

私は小説を読む時、ほぼ全ページ、全シーンをビジュアル化してますね。
頭の中で映画やマンガが同時進行してる感じ。
「それって大変じゃない?」と思われるかもしれませんが、逆にビジュアル化できない小説
(思考実験みたいなタイプ)は一切されないので、その辺は上手くできてるみたいです(笑)

キャラクターは文章で描写されてる場合は描写に沿って確定してます。
描写されない場合は想像で補う。そのせいか、挿絵にはほとんど左右されないです。

ま、そんなのもいるってことで。

投稿者 : クロエ 投稿日 : 2004/05/21 19:25

こんにちは。クロエです。

 私は小説を読む時、アニメーションになって映像が頭に流れます。風景は説明が余りなかったら実際に自分の見たことのある風景、説明がきっちりしてあったらその通りに浮かびます。(挿絵付きだったらその挿絵どおり、無かったら自分のイラストのような絵)解像度はほぼ一定で・・また、ドラマのノベライズだったりゲーム同人系の小説だったりするとその人物やキャラの声も付くことがあります。ちなみに、思い浮かべながら読んでいるわけではありません。自然とイメージが浮かびます。で、気に入ったシーンを実際に絵にしてみたり・・・こんな感じでしょうか。

長々と失礼しました。では。

投稿者 : 七篠七節 投稿日 : 2004/05/23 01:12

初めまして。
自分は読む側であると同時に書く側でもあります。勿論、素人なのですが(^^;
自分は鮮明にビジュアル化、というよりはアニメーション化するタイプの人間ですね。挿絵がある場合はそれに沿って、ない場合は自分で頭の中に思い描きます。
その理由としては、やはり自分が「書く側」であることも関係してるんじゃないかな、と思います。
自分は小説を書くとき、大まかな流れを考えたあと、まず登場人物の明確なビジュアルイメージを確立してから書き始めます。書いてる最中も、ビジュアルと文章による設定とを照らし合わせながら、できるだけ鮮明に活劇シーンなどを書くようにしています。
そのため、どうしても明確なイメージが必要になってくるわけで。そのせいか、読書をする際にも頭の中では勝手にビジュアル化がされてしまうのですね。

解像度は変わりません。ただミステリや推理モノなどを読むときは、クライマックスシーンでは文章に集中してしまいますね。特に京極夏彦氏の書かれる小説などは、集中して読んでいかないとすぐにこんがらがってしまうので(苦笑

声なども自分で思い浮かべてしまうので(漫画を読む場合もですが)、アニメやドラマになったりした時、自分の思い浮かべていたものと違うとやはりギャップに悩まされたりしてしまいます。
それでも少し経てば慣れてしまうものですが……

どうにも纏まらない内容になってしまった(汗 物書きとしては恥ずかしい限り。
それでは、失礼しました。

投稿者 : lenore 投稿日 : 2004/05/23 19:27

私は殆どビジュアル化することはありません。文字を見て意味だけ捉えているという感じでしょうか…。推理小説や地理的説明、空間説明、などがあるときに限りビジュアル化します。
それに加えて、最近(?)気がついたのですが音声化することも少ないようです。ハリーポッターを読むとき、ハグリッドの台詞に訛りがあってとまどったのですが、頭の仲で音声化すると(スペルが違っても音で判断できるので)理解できることに気がつき、ハグリッドの台詞だけ意識して音声化していました。読む速度はそこだけ落ちます。
日本語はもちろん訛りがあっても大丈夫です(多分)。

こう書くと無味乾燥な読書をしているのではないか?と思われるかもしれませんが、ちゃんと楽しんでいますし琴線に触れると涙も出ます。

しかしまあ映画化されたりアニメ化されたりすると、容姿や声がイメージと違う!と思ったりもするので、どこかでビジュアル、音声を意識しているのでしょうね。

投稿者 : lenore 投稿日 : 2004/05/23 19:36


はじめてなのにあいさつ無しのぶしつけな投稿で失礼しました。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2004/05/24 21:41

 コメントやTrackBackをくださった皆さん、興味深い情報どうもありがとうございました。他にもサイトで反応された方が多く、こんなに気にされている人が多かったとは予想外でした(笑)。

>烏兎丸さん
 レンダリングというのは、CG用語から持ってきていて、正確にいえば、光源が減ったり、テクスチャがなくなったり…みたいなことになりますが、基本的には、ディティールが減ってぼんやりしたイメージになるということです。細かいところを表現しなくなると。

>lenoreさん
 コメント欄の注意書きにも書いてますが、初めて書き込まれる場合でも挨拶はいりませんよー。儀式的なものでしかないんで。

TrackBack −この記事に言及したサイト−
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