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2004/01/27

box 「内地」と「外地」 はてなブックマークに追加 MM/memo投稿 del.icio.us entry

はてなダイアリー - アクティブにいきたいねと思いつつ日記 : 「本州」
 北海道の人は「本州」という言葉を日常的に使うけど、九州や四国の人は使わないのはなぜだろうか、という話。
 沖縄の人は「本土」と呼んだりしますけど、もう一つ、北海道や沖縄でよく使われる「内地」という言葉がいつから使われるようになったのがちょっと気になりました。
 「内地」の対語は「外地」なんですが、こちらは現在使われていません。どこを指すのかなーと思ったら、こちらで正しい定義が。
外地整理室案内
 外務省条約局によれば『「外地」とはすなわち「内地」の法体系とは異なる外地法によって外地法令が適用された地域』だそうです。
外地調査資料叢書 第一部
 敗戦前の日本では、樺太、朝鮮、台湾、南洋が「外地」でした。満州は「準外地」のようです。
 なお、この地図では沖縄が「外地」扱いになってますが、これは米軍占領中の琉球政府時代のことを指しています。そのため、沖縄で「外地」という言葉が一般化したのは米軍占領中からだと思われます。
 当時の日本人の当時の感覚として、これらは列強の「植民地」とは違うという意味で「外地」と呼んでいたのではという気がするんですけど、これはあくまで推測。

 で、もともと「外地」だった沖縄が、本州などを「内地」と呼ぶのは由来としてわかるんですが、植民地ではない北海道でなぜ一般的な言葉になったのがちょっと不思議なのです。
北海道弁講座 : 内地
 それはこちらでも指摘されてました。
 日本に植民地ができた頃(外地法ができた頃)から、「外地」「内地」という言葉ができたと思うんですが、その頃の北海道は感覚としてはまだまだ「開拓地」だったんでしょうか。

Classification of Japanese Prefectures : 「都」と「道」と「府」と「県」の違いについて
 検索していて見つけたもの。歴史的背景が面白かったです。

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Comments
投稿者 : ひむかい 投稿日 : 2004/01/27 19:28

たぶん他の都府県と違って、アイヌ(ウタリ)を除くほぼ全ての人が明治以降に移住してきたからではないかなと思います。
その人たちにとって、日本の領土であったとしてもやっぱり北海道は『外地』だったんじゃないかなと。そして帰るべき故郷は『内地』なのでは。
沖縄で『本土』というのは、沖縄が故郷であり、北海道とはちょっとニュアンスが違うのかな?と、北海道二世として思いました。

投稿者 : 青木摩周 投稿日 : 2004/01/28 00:11

普及した経緯はよく分かりませんが、やっぱり「内地」という表現がいちばん使いやすいです。「本州」だと四国や九州を無視してるみたいだし、「本土」は「島」に住んでいる人が使う言葉のような気がします。確かに正式な用法からは外れているんですが、心理的な距離感とか僻地コンプレックスがうまくこめられているという意味でも、「内地」という呼び方がなんかいちばんしっくりくるんですよね。

投稿者 : 横レス 投稿日 : 2004/01/28 08:28

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/9287/rakugaki.html
>沖縄県豆知識
>沖縄の人はよく、本土のことを「内地」というが
>これは戦前
>植民地のことを「外地」といっており
>それに対になっている言葉である
>そのため
>「内地」という言葉を使うと
>「沖縄は植民地だとでも言うつもりか!」
>といって怒る人がいる(左翼)
 ホントかウソか知りませんが。
気をつけましょう

投稿者 : サオキン 投稿日 : 2004/01/28 23:03

沖縄に生まれ育ったサオキンと申します。
ちょっと気になる話題なので書き込ませていただきます。

沖縄の人は、若い世代でも「本土」と同じくらい「内地」という言葉を使います。ちなみに、沖縄での「内地」は沖縄以外の北海道を含む日本のすべての地域をさします。(でも、奄美諸島は昔は琉球の一部だったこともあってか、「内地」と呼ぶには微妙なところです)

上で青木さんが述べられているように、確かに僻地コンプレックスも内包されているような気がします。しかし時には、「内地」に対してのある種、差別的な感情も込められます。沖縄の方言で「内地」出身者のことを「ナイチャー」と呼びますが、「内地」が「沖縄以外」を意味することからも、そこには「よそ者」というニュアンスが多分に含まれることもしばしばです。
(だからと言って、常時「よそ者」のニュアンスな訳では無く、単に使い慣れている言葉を使っちゃってるのがほとんどです。誤解しないで下さ〜い。)

ですから、「ナイチャー」という言葉を無頓着に使うのは好まれないのが最近の傾向です。

私も高校生の頃、新任の体育教師がいかにも沖縄出身の雰囲気では無かったので、つい「先生、ナイチャー?」と尋ねてしまいました。その先生は、沖縄のシマ文化に理解のある方だったので、笑顔で「そうだよ」と答えてくれたのですが、横にいた沖縄出身の数学教師に「ナイチャー?って、おまえは戦前の人か」と注意されて「あ〜、失礼だったァ」と反省したのを今でも覚えています。

って、まとまりの無い文章をダラダラと失礼しました。
『沖縄でよく使われる「内地」という言葉がいつから使われるようになったか』
という疑問の私なりの答えは、
琉球が島津藩に支配されて、さらに幕府にまで支配されて、仕舞いには「沖縄」として一応は日本の一部になった頃からだと思います。

投稿者 : Mame 投稿日 : 2004/03/10 14:46

北海道に限らず、
離島の人も「内地」って言いますよー。(例:新潟県粟島、島根県隠岐)

あと戦争中満州や朝鮮にいた人が「内地」と言う時は北海道や沖縄も
含んでいたのでは?
というか開拓使廃止後の北海道は制度的に内地になっていたはずだし、
沖縄も大正時代には内地扱いになっていたような(このへんうろおぼえ)

ちなみに(南)樺太が内地編入されたのは昭和18年だそうです。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2004/03/24 13:40

>Mameさん
レスが遅れましたが…。
「離島」の人がいうのは納得です。
戦争中、外地の人が「内地」と言った時に、どこを指していたですが、沖縄の歴史もよく調べてみました。
http://museum.mm.pref.okinawa.jp/history/story/hisindex4.html
明治時代に日本政府支配下になって「沖縄県」となっています。
沖縄を外地扱いしていた上のリンク先をよく読んでわかったんですが、これは米軍占領中の琉球政府時代のことを指しているようです。

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