2003/12/18
論壇誌の記事ピックアップ
12/10に発売された各種論壇誌を読んでピックアップ。
『文藝春秋』でソニーの出井伸之氏が「ソニー神話は5度崩壊した」という記事を執筆してます。最近、あまりにソニー神話崩壊崩壊言われるから、とっくのとうにビデオのβ規格や最初のパソコン事業など何度も崩壊してるわ!と反論。で、その失敗から学んでVAIOとか出しているのがソニーの強みなんじゃーという話でした。経済誌や財界誌などではなく、文藝春秋というメディアを選んだのが面白いですね。投資家の株価対策というより、一般層(文藝春秋を読む40代ぐらい?)にソニーのイメージをアピールしたかったんでしょうか。
『諸君』の「田中真紀子の暴言が「北」を利する」という記事では、蓮池透氏と西岡力氏にインタビュー。最近、拉致被害者家族の会への反発が大きくなってきたため、それに対抗してという印象を受ける記事。
拉致被害者家族の会が総選挙に出馬した人たちへのアンケートでは北朝鮮への経済制裁に反対した党が議席を減らした、また民主党は賛成しているが、経済制裁を本当にやる気はあるのかという話や、田中真紀子氏の被害者の家族は北朝鮮国籍発言に対して反論してたりしています。蓮池薫氏は市役所ではバイトなので週に一定の時間しか働けないという話はへーと思いました。
で、おいおいと思った発言が。1994年にアメリカが北朝鮮への軍事侵攻を考えていたものの、1000億ドルの戦費と100万人の犠牲者が出るという予想、そして金日成の死があったために断念したんですが([aml 31513] ブッシュは北朝鮮との対決方針への下のほうを参照。オペレーション5027という作戦だった)、それをやらなかったのは残念だったと発言していること。この人たちは、本当に北朝鮮との戦争を起こしたい組なんでしょうか。
『創』では、武富士の関係者逮捕から、この事件に対するマスメディアでの扱いについて、当事者の山岡俊氏が「武富士盗聴事件とマスコミの沈黙」という記事を。いろいろなマスコミに話を持ち込んだものの相手にされなかったそうです。武富士に関しては、『噂の眞相』『創』『プレイボーイ』ぐらいしか取り上げず、マスメディアではまったく報道されなくて、久々に「ザ・圧力」という感じの事件だったので、これはマスメディア側がきちんと反応して欲しいところ。
ESPIO: 12・19反武富士デモ
12・19反武富士デモ
あと、大麻事件で逮捕された元少年マガジン副編集長の久保象氏へのインタビュー「大麻逮捕事件と僕のその後の生活」というのも。
最近、有名アイドルの盗撮の動画データがいろいろな雑誌に収録されてますが、これによって被害を受けた人たちとして、芸能プロ以外に、このビデオを高価格で販売していた暴力団があり、彼らが何らかの動きを行う可能性があるという指摘があって、なるほどと思いました。
そういえば『創』の「トリビアの泉」特集は面白かったんですが、ネットで話題を見かけなかったのが意外というか、この雑誌はあまり読まれてないんだなというのを実感。その後、『噂の眞相』でも記事があり、そっちは唐沢俊一氏が日記で言及していたぐらいだったし。
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僕も記事読みました。出井さんって開き直り方がカッコ良いですよね。同じように文藝春秋を選んだというのに骨太感を感じます。
Excerpt: 主に、送信の際のメディアの使い分けについて考えたい。受信に関しても、例えばどのような種類の情報はどういったメディアを利用するのが信頼度が高いのか、といった使い分け(取捨選択)の問題があるが、僕としてはそれよりも送信の際の「この情報をどう伝えたらいいの...
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