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2003/09/13

box 滝本竜彦氏はテキストサイト文化から生まれた作家 はてなブックマークに追加

 9/11に池袋ジュンク堂で行われた滝本氏のトークショーに行ってきました。
 内容に関しては、こちらが詳しいです。
滝本竜彦トークセッションのレポート
Neo-Generation 滝本竜彦さんトークセッション 「{超人}を語ろう」
 今後の活動の多さにびっくりしました。3冊目の小説は文藝春秋から出るとは。

トークイベント 乙一氏の日記なんですが、乙一氏や佐藤友哉氏もきていたそうです。

 『ファウスト』の座談会で滝本氏の口から「テキストサイト」なんて微妙な単語が出ていたので、その辺を確認したいと思い、質問時間に「テキストサイトはどの辺りを読んでいたのでしょうか?」と聞いたところ、クリアラバーソウルの名前が。メールでリンクをお願いしたが無視されたそうです(笑)。初期テキストサイト文化圏の人だったんですねえ。HEXAGONも読んでそう。というか、脳内彼女ってHEXAGONの「片桐彩子日記」で出ているのに今気付きました。
 「あの辺りのサイトはオフなどして盛り上がってましたが、どう思ってましたか?」と聞いたら、恨みの眼で見ていたようで、ネットでも仲間ができなかったそうです。「何が相互リンクですか!? 頭おかしいんじゃないの?」という素敵な罵倒が。この孤独っぷりが作品を生んだのだと納得。テキストサイト界隈についてはもっと聞きたかったところです。
 滝本氏は、ボーリング娘。というサイト(URLはhttp://www.netlaputa.ne.jp/~takky/ その後、ヘノモチンとなる
http://homepage2.nifty.com/henomotin/ どちらもWebarchiveに残ってます)を運営していたそうなんですが、何が恐ろしいって78年同盟に入っていたこと。ここでリンクされています。
 もう知らない人も多いと思いますが、1998年頃、若い人の絵描きサイトを中心に年齢で同盟を組むという遊びが流行りはじめ(78年同盟が一番最初だったと思う)、それが絵描きでない人にも波及したのです。まさにネット文化の申し子。
 滝本竜彦氏を知った2002年3月に知人へのメールで

自分の印象としては、由一さんとかトモミチさんとかあの辺の引きこもりをネタにして売りにしていたテキストサイト世代を「引きこもり世代のトップランナー」として、文壇側が売り出した、って感じがしました。
 と書いていたんですがビンゴでした。
 ファウストのインタビューで、当時大学生の間でテキストサイトが流行っていたことをアツく語る滝本氏を見て、前から考えていた「テキストサイトは大学生文化」をベースにしたテキストサイト歴史観がいろいろ固まってきました。更にばるぼらさんのネットの歴史を語るミニコミを読んで脳内整理中。

 余談ですが、彼女立候補をしたメイドの格好をいた女性というのは、メイド+ゴスロリ風味でした。昔なら、大槻ケンヂを追いかけてそうな感じ。ナゴムギャル。

 あと、滝本氏がことあるごとに「有害な画像や動画をダウンロードしていて…」と言っていたんですが、それらは果たして絵なのか実写なのか、日本人か外人なのか、そして年齢は? 気になります。もしかすると、海外だったら逮捕されちゃうような年齢なのかも…。『NHKへようこそ』のロリコンになる過程が妙にリアリティあったしなあ。

 滝本氏が「一時は女性の存在すら疑ってたし、男女交際は西洋の文化から来て、生粋の日本人は男女交際なんてしないと考えるようになった」と言っていて、これは話を面白くするためのネタ返答だと思うんですが、ある人にこれを話したら「女性の存在は疑えるのに、なんで国家とかは信じられるんだろう」と素の突っ込みをしてました。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2003/09/13 13:08  | TrackBack (1)  |  [書籍]
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Weblog: Neo-Generation Tracked: 2004/02/25 02:56
Excerpt: ジュンク堂書店池袋本店4階カフェにて 「〈超人〉を語ろう」(『超人計画』出版記念) ――ファンの質問に滝本竜彦さんが答えます。 出演 滝本竜彦さん 2003年9月12日(金) 午後6時30分より 入場料1000円(ドリンク付き)定員40名(電話または来店にて申し込み先着順) ...
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