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2003/08/19

box 歌舞伎町は台湾華僑によって生まれた はてなブックマークに追加 MM/memo投稿 del.icio.us entry

@nifty:デイリーポータルZ:歌舞伎町の生まれた頃の話を聞いた 
 台湾華僑の視点で歌舞伎町を見る記事。

「みなさんご存じだと思いますが、ここ歌舞伎町は、日本の暴力団の拠点になっています。それが華僑とどうやって上手くやっていたか、不思議に思うでしょう? 戦後すぐのときは、戦勝国の利権を使って……例えば華僑が台湾料理の店を出すというとき、10席しかないのに20席だと申請する。そうすると、10席分の食糧が余る。あまったのをヤクザに頼んで闇市に流したり、またはボディガードを頼んだり……当時は、そうやってきたんです。暴力団がいくつもあるのに、なぜ治安が保たれてるのかというのも、華僑に関係しています。間を取り持って、調整する人がいたわけですね」
私は質問した。
「あのう、調整したのって誰なんですか?」
「え! ええとですねえ〜、昔、巣鴨プリズンという刑務所が豊島区にありましたが、台湾人は連合国のBC級戦犯として収容されていたんですよ。そこで仁侠の方と知り合って、仲良くなって、っていうのが一番最初だったらしいんですよ。ハハハ……」
 当事者の口から、「戦勝国の利権を使って」という発言が聞けるとは思いませんでした。
 中国本土系華僑と台湾系華僑のトラブルもありそうなんですが、その辺は近年の話なんでしょうか。
 このツアーを企画している2003年多文化たんけん隊は面白そうです。

 戦争直後、闇市があった頃の混乱状態というのは興味あるんですけど、中国人や朝鮮人の活動については、右左の思想合戦になりがちで、ニュートラルに語っている人をあまり見かけないのが難点です。
 朝鮮系の人たちも、朝鮮半島の南北分断に絡んで、共産主義化した在日本朝鮮人連盟(のちの朝鮮総連)や下部組織の朝鮮民主青年同盟(民青)と、それに反対する在日朝鮮建国促進青年同盟(建青)が生まれ、その抗争は米軍も出動したりと、相当過激だったそうです。
南北統一・融合へのシナリオ「在日コリアンの統一」
法政大学大原社研 朝鮮人の運動〔日本労働年鑑 第24集 661〕
世界民主青年連盟第16次総会 新秩序構築へ変革の声 北朝鮮はなぜ「民主青年」という単語が好きなのか謎。

ついでに街の歴史関係ネタをメモ。
秋葉原の歴史 平成8年までですが。

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Comments
投稿者 : IK 投稿日 : 2003/08/19 21:25

>「ここは留日台湾同郷会のビルです。中国語で『パン』と
>いって、日本の県人会みたいなものですね。一緒に
>事業をやりましょうという会です。
 杜月笙の青幇(チンバン)のバンですよね。
 山田正紀とかの中国が舞台の小説を読んでいる身と
 してはと激しく違和感が。
 バン=主人公を助ける(または敵対する)秘密結社
 でしょ!!


投稿者 : オリイ 投稿日 : 2003/08/20 01:08

 “幇”について司馬遼太郎の『韃靼疾風録』(中公文庫版
下巻)にわかりやすい解説があったので引用してみます。
これが当の中国人たちから見て正しいのか否かは知り
ませんが。

   歴代、王朝というものはその末期において過酷で
  なかったためしはない。大官たちがわが身を守る
  ための組織を朋党といい、庶民が王朝の害から
  自分とその縁者をまもるためのその秘密組織を
  パンという。一個の人間は幾種類ものパンを持ち、
  それを裏切ることはまずない。儒の五つの徳目の
  一つである信によってこの見えざる綱はつよく
  むすばれているのである。

 この説が正しいとすると、「日本の県人会みたいなもの」
というのも的外れではないようですね。結びつきの強さは
県人会どころではないようですが。

投稿者 : 加野瀬 投稿日 : 2003/08/20 13:02

「幇」というと中国人のマフィアみたいなもんですよね。
で、そういうと語弊があるから、県人会といってるんでしょうけど。

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