2003/08/21
DTPトホホ話
NIZOOで、西島大介氏がUNDERSELL(サイトの文字が極小かつ固定なので見る時にいつも困るサイト)から独立したというので、ご本人のサイトを見ていたんですが、日記の
8月19日これを読んで、あーあるあると思ってしまいました。おそらくメールで送ったサンプル用のJPEG画像をそのまま使ったんではないかと推測。普通の人は、出力見本を見て、画像が汚いことに疑問を感じないんでしょうか。
「メフィスト」に載っていた広告を見て、もしかしらた文学フリマのパンダのデータって、先方に圧縮画像しかないのではないかと思い、文学フリマの代表の方とメールでやりとり。確認するとやっぱりそうで、改めてイラストレーターのデータをメール。
せっかくなので、自分が過去に経験したDTPトホホ話を再度掲載。
旧サイトのARTIFACT-Generalから、1995年頃の話です。今読んでも呆れるなあ…。ここ最近、さすがにここまでステキな体験はないです。
●素のテキストデータを出力センターに持ち込む事件
深夜に写植が間に合わないってんでMacintoshの印画紙出力を台紙(写植を張り付ける紙)に張り付けようと言う事になった。当然出力センターにQuarkXpressかPageMakerのデータを出力してもらうのかと思ったら、OKIのレーザープリンタ801PS(解像度300dpi)で出力したプリントアウトを出力センターで縮小紙焼き(モノクロ写真みたいなもの)にしてもらう予定だという! この時点で素晴らしく謎である。こんな事を出力センターの人に頼んだら「レーザープリンタ出力を紙焼きにしようなんていったいどんな用途なんだろうか…」と悩まれていたに違いない。
そして担当者が出力センターに行ったら、紙焼きの機械が壊れているってんで、結局データを出力してもらうことになり、自分がデータを持って行く事になった。デスクのO氏にFDを渡されて「FDにはDOSでもMacintoshでも読めるテキストデータが入っているから」と言われる。オイ、ちょっと待て。出力センターに行くのにただのテキストファイルを持って行くのか? その事を指摘したら、「テキストデータでも出力センターは出してくれるよ」と言われる。電算写植と出力センターを勘違いしているのだろうか? 問答した結果、結局Quarkのデータを持っていった。
しかし、全てが終わって午前3時頃に会社に帰ってきたら、O氏に「出力センターにDOSのテキストデータを持って行けば、ベタ打ちぐらいならなんとかしてくれるのに、なんでそんな事するの? 君のせいで時間がかかったじゃないか」 と逆に文句を言われる始末。じゃ出力センターであなたが実際にやってみてよ…。
●5インチFD11枚事件
デスクのO氏に表紙のCGデータを受け取って欲しいと頼まれたのだが、イラストレーターは98で描いているからFD1枚組でしょ、と言う。表紙用のCGだから10MBぐらいはあると思うんだがと疑念を抱きつつ、イラストレーターに会うと、なんと5インチFD11枚組を渡される! 98のタブローを使っているのだがMOがないという。せめて3.5インチと思ったら3.5インチFDDを持ってないとな。
5インチFD11枚に分割されたタブローのRGBベタデータをデザイナーが使っているMacintoshに渡す為にどうすればいいか考えてみる。会社にあるのはMOの繋がったMacintosh(3.5インチFDD装備)と、3.5インチFDDの繋がったPC-9801RX(5インチFDD装備)、Aptiva Vison(3.5インチFDD装備)。まずMOでMacintoshに持っていくことを考えたが、VisionにはSCSIカードなぞ刺さっていない。まず5インチFDを9801RXで1.25MBの3.5インチFDにコンバートする。Macintoshは720KBと1.44MBしか読めないのでその3.5"1.25MBをApitivaで1.44MBに変換。これをMacintoshに持っていって結合する…ってMacintoshでDOSのcopy2で分割したデータを戻せるのか? それにPhotoshopでタブローのRGBを読む為にはプラグインが必要のはずだが、そんなプラグインなぞ入ってないだろう。PCとMacintoshが繋がったLANさえあればPC上でbmpに変換してMacintoshに持っていけるのに…。ちょっと考えた結果、そんな環境が揃っている前の会社にお邪魔して解決。
ちなみにイラストレーターに「何でMOじゃないんですか?」と聞くと、「OさんにMOとFD、どっちがいいですか?と聞いたんだけどFDでいいと言われた」と言う。全ての元凶はそこにあった訳だ…、トホホ。
−この記事に関連しているかもしれない書籍−
UNDERSELLの固定フォントなテキストを読む時はCTRL+Aでコピってテキストエディタに放り込んでから読むと便利だけども、同時に作り手のデザイン的な意図は無視しまくっていてちょっと申し訳ない気分になるヨ。
エディタにコピー&ペーストするという行為が面倒なんですよー。
人に読ませようという意志が感じられないデザインは、作成者の意図を尊重しなくてもいいのよ、と僕のおばあちゃんが言ってました。
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