2003/07/16
『踊る大捜査線』を久しぶりに見て
再放送の『踊る大捜査線』を見ているんですが、当時としては尖った作品に見えたこのドラマも、堤幸彦ドラマの映像に見慣れてしまった今では、「映像は普通で、ちょっとネタの細かいドラマ」ぐらいにしか見えなくなってしまって、時の流れは激しいなーと実感。
路上で喧嘩していたお姉ちゃんたちの中に、まだ売れる前の小池栄子が出てたり、篠原ともえが一日署長で出てきたりと、発掘系の面白さもいろいろ。
今やクドカンドラマの常連の阿部サダヲが殺された女性の兄役で出てきてびっくり。『ぼくの魔法使い』と同じだ! 演技が普通なので二度ビックリ。
最終話の犯人の保坂尚輝は、銃を横撃ちするせいで、フィィクション度が高くなっている感じ。あの撃ち方は消費されちゃった気がします。
『愛するために愛されたい』の坂口憲二が、なんで織田裕二1割に見えたんだろうと思ったんですが、織田裕二ってフィクション度の高い実写作品に出ていることが多いからというのに気付きました。『踊る大捜査線』はフィクション度の高い刑事ドラマを日常に近づけた作品ですけど、航空自衛隊のF15のパイロットを描いた『ベストガイ』、ダム版ダイハードの『ホワイトアウト』、20世紀初頭の上海が舞台の『TRY』など、日常が舞台ではない作品の出演作が多いです。日常的な舞台の出演作品も多いですが、やはりこの人に合うのは、大風呂敷を広げたドラマなのでは。織田裕二出演作(『湘南爆走族』がデビューだったのか!)
こういう俳優って意外と少なくて、以前フィクション度の高い映画やドラマに出るといい俳優の話をした時に出た筆頭が阿部寛でした。幻の『エイトマン』(もはやネット上にもほとんど情報ないし)の主演に選ばれたぐらいですし!※これは大きな勘違いでした(参考:8マン すべての寂しい夜のために)。『YASHA-夜叉-』でのボディガード役なんか良かったです。伊藤英明も顔の濃さからか、『YASHA』『修羅雪姫』とそういう作品に出ていること多し。
そんな俳優があまりいないのが、邦画でフィクション度の高い作品が作られにくい一因なのではないかとちょっと思いました。
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