2003/06/28
Webの広告サイトはなんで見づらい?
Webの広告サイトというと「派手だけど見づらい」というイメージがあって、ユニバーサルデザインと無縁の世界だなーと思い、Webの広告サイトを作っている人に聞いてみたんですが、いろいろ面白い話が。
「派手だけど見づらい」というイメージは今の広告サイトがFlashを利用していることが多いからですが、どのブラウザでも同じに見えるという点でHTMLよりFlashのほうがユニバーサルであるという考えがあるとのこと。通信環境の違いは置いておくそうですが、ダイアルアップの人は7割ぐらいいたような…。
以前、スケッチでサイトを構築できる『デニム』ってどう?とその人に聞いたら、広告サイトはFlashばかりだからあんまり使えないと言われて、なるほどと思ったもんです。
スケッチするように手軽にサイトを構築できるツール『デニム』
また、古典的なHTML主体で組むと派手じゃないため、クライアント側の受けが悪いと。特にPCをよく知らない世代のお偉いさんには新技術を使った方が受けが良いとか。
クライアント側から見たFlashの問題点はアクセス解析がしにくいこと。クライアント側は、広告を観る側がどう受け止めてるかに興味があるのに、それは「ユーザーの生の声」ではなく、「アクセス解析」によって分かるものだと思っているそうです。
パンフレットでもそうですが、企業のWebは、見せたいものはわかりやすく、見せたくないものはわかりにくくしているという視点で作られているから、その視点で見ると、いろいろ新しいものが見えてきそう。
クライアントと広告制作側での具体的なやりとりで笑ったのが「ボタン押させたいんで、もっとボタンに見えるよう、ボタン感を上げてください」というもの。確かにボタン感だ。
以上の話は極端なものだと言われましたが、多かれ少なかれ、こういう面はあるんだろうなーと思わせます。
決裁権を持っている人たちに、ユニバーサルデザインの概念を持ってもらわないと、「派手だけど使いにくい」という今の風潮は変わらないんでしょうね。
とりあえず、気に入った商品の広告サイトが使いにくいと思ったら、積極的にメールで言うべきなのでしょう。
−この記事に関連しているかもしれない書籍−
●『ウザいFLASH広告はだめぽです』と説得するには、.
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20021125.html
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20030428.html
このページを読んでもらうとか。
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