2003/06/03
社内コミュニケーションツールとしてのWeblog
前に大学の中のWeblog話で、研究室間の風通しをよくしたいと言っているのを見て、ちょっと思ったこと。Weblogというのは今インターネット上で完全に公開するものとなってますが、公開を特定のコミュニティ内に限定するWeblogというのはどうなんでしょうか。
5人程度の小さい会社ならともかく、20人以上の会社だと、他の人が何を考えているか、興味を持っているのか、わからない人が出てきます。意外な人が意外なことに興味を持っていたりして、へーと思ったり。だから、親善のための飲み会とかが行われたりしますが、飲み会というのはコミュニケーションという面から見ると、効率の良いものではありません。
以前、雑誌を作っていた時、他部署の人が「まず編集後記を読む」(自分も同じ。業界に入る前からそうだったワナビーくんでした)という現象があったんですが、これは同じ社内にいても考えていることがあまりわからないからだったのでしょう。
で、そんな社内の風通しのよろしくなさを何とかできないかと思って、社内掲示板を立ち上げてみたことがあったんですが、各社員にPCが割り当てられている訳ではなかったり、そのネットサービス自体、使い勝手があんまりよくなかったり、掲示板だと流れを読んで発言しないといけない空気があったりして、あまり使ってもらえませんでした。なお、一番使っていたのは社内に告知することが多い総務でした(笑)。
今から考えると、独り言のように書き込めるWeblogなら、もう少し使われたんじゃないかと。各人が、現在興味あることや、仕事で会った人のこと、現在進めている企画やちょっと思いついた企画などについて書いていけば、この人はこのことにこんなに詳しいんだ、だったらこんな企画を考えてみようとか、この人はこんなコネクションを持っているんだ、だったら…なんて相互作用が出てくる可能性があります。また、ある企画を動かしていた時、社内に詳しい人がいたのにその人をいれないで動かしてしまったりなんてことも起きにくくなるはず。
こんなことを思うのは、扱うものが幅広い出版という仕事だったからなんでしょうが、自分の興味が仕事に繋がりやすい仕事では、社内に向けたアピールツールやコミュニケーションツールとしてのWeblogというのはありなんではないかと。
Weblogに私的なことばかり書いていたらどうする?とか、公私の区別がつきにくいことはどうする?とか、Weblogを書いている時間は仕事なのか?とかいろいろ問題点はあるでしょうが。
実際には、Weblogとグループウェアが統合して、社内の情報を整理するツールにするのが一番なんでしょうね。会社向けCMS。
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それができたらどれだけいいでしょうねえ。
わたしもファイルメーカやZopeやWikiでなんとかできないかと画策しましたが、今のところ実現できていません。
フラットで、相関関係の強い会社なら有効だと思うんですが。
○主な問題点
・効果が定量化できないため、仕事として認められない。
・「他者、他部署に知られたくない」というマイナスモチベーションにどう対処するのか?
実は社内専用ブログシステムを開発していまして「こんなもの必要なんだろうか?」という疑念に悩んでいました。この記事の「独り言のように書き込めるWeblog」という記述を見て、その意味に気がつきました。
社内にはいろいろな力関係がありますから、掲示板やMLのような公用スペースでは下っぱの人は発言しにくい、その点、Weblogなら「自分の場所」ですから実力や経験に関係なく書きやすいですね。あとは上の人が、重要な発言をひろいあげてリンクし、議論や社内のプロセスにのせていけばいいわけです。
もちろん、実力だけでコトが運ぶ会社ならいらないですが、実力と肩書きがマッチしてない現実的な場面では、社内ブログがそのギャップを埋める可能性があるような気がします。
「関心空間group」、職場で試しています。
私は使っていてすごく楽しいんだけど、どうもみんなはそんな気になれないみたい。
こいつは私のマイナス生産性に起因する話ですので、「関心空間」の社内利用はけっこうお勧めしちゃいます。
いろいろ面白い情報ありがとうございます。
tDiaryを社内で運用するためのツールとか、いろいろ動きはあるんですね。
関心空間PROバージョンはきちんとチェックしてなかったので資料を見てみます。
Excerpt:
Excerpt: ARTIFACT −人工事実− | 社内コミュニケーションツールとしてのWeblogそう、会社というか部内とかで情報を共有して、知識レベルを相対的に向上させるとかいうお題目で取り組んでたりするんですが、まだ運用段階には入っていないのでなんとも…って感じです。運用を開始す...
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