2003/01/09
新聞記者による個人ニュースサイト論
インターネットで読み解く!No.129「再論・津波アクセスの社会的意味」 団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」より
個人ニュースサイトからリンクが増えることによって検索サイトでの重要性があがるという指摘。検索サイトで上位にくるようにする検索エンジン最適化(SEO※解説)の技術がアメリカから流行って、日本でも流行り始めているそうですが、こういうリンクの増加に対して、HTMLソースの最適化だけで対抗できるのかちょっと興味あるところです。
「スラッシュドットは守備範囲が狭いのではないか」などの「オープンソース・ジャーナリズム」に対しての指摘も面白いです。こういう技術系は個人で検証しやすいから、スラッシュドットを代表に2ちゃんねるも含めて情報の精度が上がりやすいし、何より技術系はPCスキルが高いから参加者が多いんですよえね。でも、人文系の話はいまだにマスメディアの情報頼りなんで、そこに人文系での情報検証能力の高い人間がネットに参加するとブレイクスルーがあるでしょう。PCスキルの低い人がネットに場所を持つための手段の一つがblogツールなんじゃないかな。
それとリンク元と件数一覧は個人ニュースサイトを考察するのに興味深いデータです。俺ニュースが4000件ぐらいと影響力は断トツ。
人文系においては、情報検証能力より、情報を自分の好む物語にどう配置するかという才能のほうが重視されている気が。時事問題ならマスメディアの情報、それ以外ならネットユーザーがある程度共有している情報をもとに説得力のある物語を描き出した意見が一番歩き始めるという。
マスコミが最初に物語を描いていて、取材してもその情報は物語に都合のいいパーツにしてしまうというのはよく言われている話ですが、それが個人レベルでも起きていると。
やはり「常に情報を疑ってみる」というスタンスが重要です。
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