2003/01/11
アニメ新番組レビュー
ストラトス・フォー 公式サイト
キャラでユーザーの目を惹いて、硬派な話を見せるのならちょっと期待。
マウス 公式サイト
15分アニメなんですが、同時に放映するのはなんと『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』です。『マウス』の制作にブロッコリーが入っているからなんでしょうが、青年雑誌に掲載されていて大人向けの『マウス』と子供向けを狙った『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』はすごい組み合わせでは。こういう形での放映(しかも『ぱにょぱにょ』はUHFとはいえ初の地上波)は、キャラのイメージが崩れると思うんですけどね。ブロッコリーの戦略がいまいち読めません。『マウス』の内容は特筆することもないんですが、美術館が地下に沈んで「まるごと盗んだ」と言ってましたが、沈んだだけにしか見えないのが笑いました。地下に四次元ポケットがあったということで勝手に納得しておきます。
WOLF'S RAIN 公式サイト
安定した作画はさすがBONESといったところ。うわー面白い!とは思わなかったんですが、話的には顔見せ程度なんで特に評価はせず。コピーライト表記にシナリオの信本敬子氏が入っているのが珍しいところ。『最臭兵器』『メダロット』とギャグが多かった監督の岡村天斎氏ですけど、『エヴァンゲリオン』の13話「使徒、侵入」や18話「命の選択を」で見せてくれた面を期待します。
L/R 公式サイト
音楽でセリフ聞こえねーよ!という突っ込みは基本。話でうならせるより、掛け合いで見せたいみたいだから、前半より後半のほうが面白かったなあ。特に後半はテレビアニメで珍しくアクション作画が気持ちよくて、湯浅氏っぽいフォルム重視の作画がグーです。予告の「美少女好きには不親切きわまりない内容でお送りする」はやっぱり笑ってしまいました。
『カウボーイビバップ』と比べたくなるのはわからないではないけど、何でもかんでも『エヴァ』に似てると言うようなものな気が。比較作品でその人の引き出しがよくわかっちゃうんで。これはスパイものを目指しているんだろうから、比較するならその辺でしょうか。やり過ぎなので思わず笑っちゃう系としてジョン・ウーの『MI2』とか。すごい能力を持ったコンビが悪人をハメていく系は仕掛けをどんどん大げさにしたほうが面白そう。
魔法遣いに大切なこと 公式サイト
このアニメ、バックボーンがいまいち見えなくて座り心地が悪かったんですが、基本的には角川のメディアミックス作品ということでオッケー? 漫画版が藤島康介氏のアシスタントをやっていた人だったり、コミケで先行DVDを発売したりして、オタク向けなのかと思いきや、主人公の声優がアイドルの宮崎あおいだったり、シナリオの人はアニメ畑じゃないし、音楽の羽毛田丈史氏が『回路』や『池袋ウエストゲートパーク』を担当したり、鬼束ちひろのアルバムをプロデュースしていたりするんで、この辺でどっちつかず感が出てるっぽい模様。
渋谷や下北沢の背景がほぼ実物通りだったのは面白かったです。渋谷でJRから京王井の頭線に行く時、あそこは渡らないという声もありますが、迷子なら妙なところも行くでしょう。
このアニメで感じたのはバランスの悪さです。背景はリアル重視なのに、キャラデザインや魔法の描写がデフォルメに寄っているという。車が一斉に同じタイミングで上昇、走っていたのにそのモーメントは消えてしまっている辺りが、ギャグアニメにみえちゃいました。魔法で車が上昇する作画に重みがなかったですし。落とすところは車の重量を意識していて良かったんですけどね。『AKIRA』で現実にはない超能力をありそうに見せていましたが、こういうのを見せてくれれば作品としての説得力が増すなーと思ったのです。
あと、あんな魔法の使い方をしたら警察に取り締まられそうなんですけど、それはこの後で解決されるかもしれないので保留。おそらくロビンが出てきてハントするんですよ!
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