◆中野ZEROホールで行われた第9回CGA上映会に行く。CGA上映会には第7回から行ってるんだけど、行く度にどんどんレベルが上がっていく。初めて見る人はアマチュアでもこんなに出来るのか!とびっくりすることだろう。
今年は前回予告編のみだった「PROJECT-WIVERN」の完成版が見られるってんで期待してたんだけど、完成版はそんなに驚かされなかった。ストーリー面もお約束を上手く消化できてない感があるし、戦闘シーンの演出にメリハリがない。そんな宇宙バトルものを15分見せられるというのはつらいもので、美味しいシーンだけの短い予告編の方がちょうどいいのだろう。ビジュアル面は文句ナシだけどエヴァ風ビジュアルは興醒め。
準グランプリの「魔神戦記ゼノヴァー」は賞金稼ぎの美少女がターゲットのメカを倒して…という作品。設定も話もセリフも全部80年代OVAである(笑)。プロがこんなのを制作していたら問題だけど、好きで作っているアマチュアだからいいんだろうね。審査員の間で票が割れたというのもうなずける。
グランプリの「ONE DAY,SOME GIRL」は、これまでにないちゃんとした映像作品として成立していた。ビデオの解説書を読んでいたら、「E0のように…」なんて書いてあって期待度が低かったのだが、現物はパルプフィクションを思い出させる快作である。テイストとしては自主制作映画。
とまーいろいろ苦言を呈しているけど、はっきりいってアマチュアでここまで出来れば素直にスゴイと思っている。もっとつまらない作品を作っているプロだっているんだしね。
途中、第7回のCGAコンテストで、女性が乗っている車をCM風に描いた作品「DRIVIN' WOMAN -DIRECTOR'S CUT-」が入選した由水氏の講演が入る。現在、ナムコのCG部門で働いているそうな。今までの仕事は「ワールドスタジアムEX」と「レイジレーサー」のOP。あのかっこいい「レイジレーサー」のOPは「DRIVIN' WOMAN」の人だったのか。思わず納得&そのままやんけ〜(笑)。
驚いたのがレイジレーサーのOPの制作期間。長瀬礼子のモデリングに三ヶ月かかり、背景データはSOFT IMAGEでゲームのデータがあったが、LIGHT WAVEにそのままもっていける訳でないので、ポリゴンデータだけもってきてあとからテクスチャを貼ったそうな。最終的な動画はモーションを担当した人と由水氏の二人が三週間で作ったという。ただし徹夜続きだったそうだが。この人の作品を連続して観るとレベルの上がり方がスゴくて、成長線は70度ぐらいな気がする。
◆オタクが中野に行ったらまんだらけに行かないとウソでしょう。ってんでまんだらけに行く。「ヒューマンリーグ」(原作/野沢尚・作画/斎藤むねお)や「たぬきマン」(山上正月)など見かけないモノを発見したので購入。幡池裕行氏がたくさんモンスターを描いている「ウィザードリィキャラクターログ」(双葉社)があったので撫荒の人に買わせる。これはすごくいい本なのでモンスター好きは古本屋で見かけたら速攻で買おう。あと買おう買おうと思っていたメモリーズのサントラCDの初版があったので購入。やはりカバーがかっこいい。次に新宿まんがの森に行ったらユリイカがまた漫画特集をしていたので、思わず購入。冒頭がよしもとよしとも氏とガロの古屋兎丸氏の対談。インタビューは南Q太氏や荒木飛呂彦氏に町野変丸氏、そしてなぜか「工業哀歌バレーボール部」の村田ひろゆき氏という、脈絡のない人選。しかし面白そうではある。
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