アニメ作画傑作烈伝 2003/04
『NARUTO −ナルト−』 第30話「蘇れ写輪眼! 必殺・火遁龍火の術!」

コンテ・演出・作監:若林厚史/原画:松本憲生、井上敦子、若林厚史


 若林厚史氏は、『幽☆遊☆白書』などスタジオぴえろ系の少年ジャンプアニメ作品でアニメーターとして活躍し、最近では『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』の演出などを担当しているが、『NARUTO』での初参加がこの回である。原画としてクレジットされているのはわずか3人!
 『NARUTO』ではOPを担当している都留氏の回が秀逸だが、それに負けず劣らず素晴らしい回となった。
 格闘シーンというと枚数を節約しながら迫力を出すため、アップのカットをたたみかけるように連発するアニメが多いが、この回はロングの画面を多用しながら、動きでみせてくれている。

NARUTO 30話NARUTO 30話
鬱蒼とした森の中で差し込む日差しをうまく使っている。手前の手を思いっきり大きく描いて遠近感を強調。
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ジャンプをしてクナイを投げるサスケ。思いっきりデフォルメさせたカットがあり、静止画で見ると異様だが、実際に動くと気にならない。
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空中を飛んで大蛇丸を翻弄するサスケ。テレビアニメでこんなロングの構図も珍しい。

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蛇形態になって高速移動する大蛇丸。大蛇丸が移動したあと、少し経ってから煙がたつことによって、大蛇丸のスピードを演出している。
サスケの後ろに着地する大蛇丸のレイアウトが決まっている。
NARUTO 30話 空間がよくわかるレイアウト。
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大蛇丸の攻撃から逃げるために、空中で枝に紐をひっかけ、巨大樹を回り込むサスケ。木にひっかけた紐が摩擦を起こす描写が入っているのが細かい。巨大樹を回り込むというアイデアのおかげで、個性溢れるシーンとなっている。

NARUTO 30話 大蛇丸に滅多打ちされるサスケ。骨の軋みを感じる作画になっている。
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アンコ対大蛇丸。棒手裏剣を投げるシーンはサスケと同じように思いっきりデフォルメしたカットがある。蛇の忍術で大蛇丸を捕らえるアンコ。
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昔、アンコに刻んだ印を発動させた大蛇丸。不敵な笑みでサスケのことを語る。木漏れ日や手前に手を突き出す構図が気持ち良し。


※このDVDに30話が収録されている
B0000BI11HTV アニメーション NARUTO 巻ノ十一
岸本斉史 伊達勇登 竹内順子 杉山紀彰

アニプレックス 2003-11-06

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--> ※『NARUTO −ナルト−』のアニメは、岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ピエロが著作権を持っています。
※このページの画像に関しては引用の範囲内と考えて使っていますが、画像に関して権利を持っている方が何らかの問題があるをお考えの場合はご連絡ください。
※このページの作成にはCapPlayer(画面キャプ)、MotionSWF(Flashデータ作成)、Bara-Baby AVI(動画切り出し)、Frename(ファイル名連続変更)を利用させていただきました。

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