「続く(READ MORE)」機能を使うかどうかは文章の長さで決められない
ブログツールを変えてから、かなりシンプルなデザインになったので、トップページに長文が並ばないほうがいいかなと思い、試しにトップから見られる記事全部に「続く」を入れてみたのだが、「続く」はどの程度の長さの文章なら入れるべきなのだろうか。前にどこかで議論があった記憶はあるんだけど、良い検索キーワードなどが思いつからなくて見つからなかったので、とりあえず書いてみる。
suVeneのあれ: [usability]うざい!めんどい!果てしなくうっとおしい!
有名ブログをサンプルにしてみると、極東ブログの記事は、自分の基準なら「続く」を入れるのだが使われてはいない。ただし、トップページの記事数は2つと少ない。逆にR30::マーケティング社会時評は全体的に「続く」が使われ、記事数は10と多い。
単純に文章の長さだけで考えると、R30のほうが良いように見えるが、「続く」機能は文章の長さだけで決まるものでもない。
こうしてわかるように、トップページのスタイルとしては、
- 「続く」機能を使わないかわりにトップページの記事数を少なくする
- 「続く」機能を使ってトップページの記事数を多くする
の二種類が考えられる。
このスタイルの違いは更新頻度のの問題もありそうだ。極東ブログは毎日長文記事が更新されるため、更新するたびにすぐ閲覧する層に対しての利便性がはかられているのだろう。R30は更新頻度が低いため、記事数を多く見せる必要がある。
毎日くるような人なら、個別記事で読むだろうからトップページは関係ないという考えもあるかもしれないが、意外とアンテナ的にトップから見る人も多い。そもそも「Weblog」は語源を考えれば、トップだけ見れば完結しているというわかりやすさと閲覧の手間のいらない利点が受けたのだ。昔は、わざわざトップから日記や更新履歴をクリックして見なければわからなかったのだから。
そう考えるとトップページをどういう閲覧者に向けて作るか、という問題になる。どういう閲覧者がいるかわけてみよう。ここでは、数日に一回ぐらい更新されるブログを想定している。
- 定期的に読んでくれる人
- 更新されるたびに読む人
- アンテナを使うトップ派とRSSリーダーを使う個別記事派
- 1週間や一ヶ月に一回ぐらいといった間隔が長い人
- 検索エンジンや有名サイトからリンクされて個別記事を読みにくる一見さん
この中で、どの閲覧者に向けてトップページを作るか、ということになるのだが、一見さんはそもそもトップを見ないことが多いため、除外する。一見さんは何度かそのサイトを見ることになって、初めてそのサイト全体に関心を持つだろう。このぐらいのレベルは、定期的に読むけど、読む間隔が長い人に近いと考えられる。
自分の場合、読む間隔が長いサイトでは、トップページで最近どんな記事が更新されたのか一覧できるほうが便利だ。また、クリックの手間なしで読めたほうがいいので、「続く」機能が使われていないほうがいい。だから、理想的なトップページは最近5つぐらいの記事が延々と続いているようなページなのだが、これだとトップページのサイズがかなり大きくなってしまう。やはり、一番見られることの多いトップページのサイズは大きくしたくない。
そこで、ブログのテンプレートで解決するという手を考えた。「続く」機能を使ってトップページの記事数を多くするが、過去ログを読みたい層に向けて、月別アーカイブやカテゴリーアーカイブだと「続く」が無視するというテンプレートだ。これなら、管理者の「トップになるべく多くの記事を載せたい」という要望と、閲覧者の「なるべくクリックを少なくして過去ログを読みたい」という要望を満たせる。
Movable Typeなど、静的生成の場合、月別アーカイブやカテゴリーアーカイブは過去ログが多くなると、サイズが大きくなって再構築などいろいろ困る点が出てくるので、記事の見出しだけにするブログもあるが、このスタイルだと閲覧者には不便になってしまう。そういう意味では、アーカイブをHTMLで持たない動的生成のブログツールはブログを長く続けたい層にとっては便利だ、かわりにデータベースでトラブルが起きた時に完全にログが消えてしまうという危険性はあるのだが。
Link http://artifact-jp.com/2006/11/23/readmore/



















一部の検索エンジンでは、続くをクリックすることでAjaxを利用して画面遷移させずに展開する手法がとられていますね。blogに応用できないでしょうか。
JavaScript使って続きの文章を隠すというtipsがありましたけど、Ajaxで…というのは面白そうですね。
ARTIFACT ―人工事実― : Movable Type作業メモ