「萌え」が日本を変える
NIKKEI NET BizPlus 萌えるアキバが日本を変える 第1回「変貌する秋葉原」 森永卓郎氏によるコラム。
新しい産業が産声を上げる時は、必ずヘンなモノ扱いを受ける。私は「萌え」こそが日本の新しい産業創造の基盤になっていくのだと確信している。
「それは現代文化じゃなくて性欲だ!しまっとけ!とうちのうさこが申しております」(Beltorchiccaより)を思い出してしまいました。
マイコン少年は技術者だったから、生産者になる土台となったけど、「萌え」を求める人たちの増加によって、そういう生産側に回る人が特別増えた印象はないし、生産側にまわるとしても、漫画やアニメ、ゲームといった既に存在する産業に入っていくだけであって、「萌え」だけをことさら強調する意味を感じないのです。
あと、いくら「性欲とは関係ない」といっても、繋げて見られるのは確実な訳で、特に幼児ポルノに対して厳しい海外でこういうことを声高に主張していると、海外でバッシングされるんじゃ…という心配が。
Sankei Web : オタクな空間 日本の独自文化、世界へ発信 伊の国際的建築展テーマに
「『侘(わ)び』『寂(さ)び』と並ぶ、特徴的な日本の美意識が“萌え”」と森川氏は断言する。
「ベネチア・ビエンナーレ建築展」の記事ですが、同じく上のBeltorchiccaでのフレーズを思い出しました。
こういうほら吹きなら「萌えは世界平和を生む」とか言った方が、まだ説得力あるかも。「ラブ&ピース」ならぬ「萌え&ピース」ですよ! ああ、でもアメリカ文化はアメリカを嫌いな人たちでも愛されているから、文化と平和というのは繋がらないか…。
asahi.com : Be on Saturday : 「おたく立国」ってマジ?
この手の言説に対する意見としては、山形浩生氏の文章がわかりやすいのでリンク。この文章は、行政側への意見ですが。



















「『侘(わ)び』『寂(さ)び』と並ぶ、特徴的な日本の美意識が“萌え”」という言葉は『東大オタク学講座』で大森望も書いていた気がします。
大森氏が執筆しているのは『`98 国際おたく大学』の方ですね。
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/iou98/mokuzi.html
現物がないので確認できないんですが、大森氏が書いているのはカラオケ論なので、萌え話は出てこなさそうな。
>いくら「性欲とは関係ない」といっても、繋げて見られるのは確実な訳で
この点について、サイトに書いたこととは別に、ちょっと疑問なんですけど。
実際どうなんでしょう?
台湾や韓国で「萌え」の趣味を理解する人たちは、
「萌えっていうのは、可愛くて抱きしめたくなっちゃうような女の子を見たときに言うんだよ。でも日本人は進んでいるから、そんな可愛い子相手にエッチしちゃうような場面も描いちゃうのだ! (≧∇≦)ノキャー 日本人ってばエッチー!」
という感覚なんじゃないですか?
その場合は、萌えが性欲と直接繋げられる可能性は皆無ではないにしろ、多数派において弁護される未来も考えられる。
日本人にも上記のような感覚でいる人は多いと思います(”日本人”の部分を”オタク”または”コミケ系の人”に換えてください)。
それとも韓国や台湾でも、日本とそれほど状況は変わらないのでしょうか。
先の書き込みは記憶だけで書いていたので、現物を確認してみましたら大森氏の文章にそのようなくだりは有りませんでした。大変失礼しました。
ただ、「侘び」「寂び」と「萌え」を並列で語った活字を初めて見たのは岡田斗司夫氏編著の本だった記憶があって、色々確認してみているのですがまだ見つからずです。どなたかご存じないでしょうか?
リンク、ありがとうございます。ただし、その後のリライトで該当部分は、http://d.hatena.ne.jp/sujaku/20040520#p5 へ移行しました。また、その文章をふくむ、全文はhttp://d.hatena.ne.jp/sujaku/20040520 『国辱芸術論–森川嘉一郎を批判する 』にあります。お読みいただければ、幸甚です。スジャク 拝
>peperomiaさん
ここでいっていた「海外」というのは、ベネチア・ビエンナーレ建築展の流れで欧米圏を考えてました。
アジア圏はどうなんでしょうねえ。日本に近い感覚を持っている感じはしますが。